「いらっしゃい」「安いよ、安いよ」。売り手の農家の方の威勢の良い掛け声が響きました。
若手からベテラン農家が結集して地産地消の推進と消費者交流を図るイベントとして、初めて「古賀市農業まつり 農家直売!軽トラ市」が、古賀市役所正面玄関前の駐車場敷地内で開催されました。「開店」時はみぞれ交じりの雨でしたが、徐々に天候も回復し、たくさんの市民の方でにぎわいました。テレビ局も取材に来られ、インタビューを受ける市民の姿が見られました。
軽トラックなど20台の荷台には、農業者の顔や思いが伝わる野菜や新鮮な農産物が、いっぱい詰め込まれ、「絶対に損をしない超お得なイベント」の触れ込み通り、午前中に売り切れる商品も続出しました。会場では郷土料理「らぶ」が先着200人に無料で振舞われ、K-1グランプリ商品の1日限定販売や特選古賀米のすくい取り販売、古賀みかんの詰め放題なども人気を集めていました。新鮮で市価より格安だったため、私もたくさんの農産物を買わせていただき、シイタケの菌を打ち込んだ原木も購入しました。
古賀市内の農家の方たちは、総選挙の争点にもなっているTPP問題や耕作放棄地の増大、農業者の高齢化の進行など、それぞれの課題を抱えつつ、今回の農業まつりでは自ら積極的に取り組みを行うことによって、問題を解決する道を探ろうとの意気込みが感じられました。古賀市では今後も、農業者たちの販路拡大や地産地消の推進、女性農業者や高齢農業者の生きがいづくりなど、積極的に支援してまいります。農業者の熱い挑戦が今後も継続して実施されますことを期待しております。
投稿者:【mayor2010】
2012年12月11日 16時03分