古賀市役所

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市長室ブログ


「日経グローカル」地方創生特集に古賀市/高校生リバースメンター募集中/農業振興/九州プロレス(6月28日)

日本経済新聞社が発行する「日経グローカル」最新号の検証・地方創生10年の特集で 、古賀市が好事例として紹介されました。先日インタビューを受けていました。


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今回注目していただいたのは、企業誘致による雇用創出と人口維持・増加をめざし、6地区で同時進行中の都市開発。そして、シェアリングエコノミーによる関係人口創出と移住促進。薬王寺温泉オフィス「快生館」や古賀駅西口商店街のシェアキッチンを備えた交流拠点「るるるる」、全ての小中学校の水泳授業民間委託がクローズアップされています。日経グローカルのHPはこちら


最近、メディアの取材や講演のご依頼がこれまでに増して多くなり、ありがたく思います。シティプロモーションの好機と捉え、ますます発信頑張ります♪

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市長に政策を提言してくれる高校生を募集中!

若い世代の声をまちづくりにつなげたい。主権者意識を育んでもらいたい。そんな思いで、今年度、高校生リバースメンター(相談役)を募集しています。時事YouTuberやジャーナリストとして「朝まで生テレビ!」でも活躍中のたかまつななさんとタッグを組みました。


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早速、毎日新聞と西日本新聞、時事通信が報じてくれています。


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応募は、たかまつさんが代表を務める「笑下村塾」のHPから!(こちら


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JA粕屋の通常総代会が27日に開かれ、粕屋地区1市7町の首長を代表してご挨拶させていただきました。


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農業、1次産業は国家の基です。古賀市を含む粕屋地区も、米や麦、野菜、果樹、畜産、花など都市近郊型農業が盛んです。今はスイートコーンの季節に入っています♪引き続き、国、県、農家の皆さんと連携し、農業を振興していきます。なお、県議時代は志願して農林水産委員会に所属していました。

地元の吉田健一朗県議が挨拶の様子を撮影してくださっていました。ありがとうございます。

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市長室前の攻防!!


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NPO法人「九州プロレス」の筑前りょう太理事長と、阿蘇山選手、桜島なおき選手が古賀市役所にいらっしゃいました。今年度の古賀大会とさらなる協力関係の強化、スポーツの振興に向けて意見を交換しました。


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楽しく、和やかに話し合い、その後、激しい攻防になりました。果たして、日ごろの筋トレの成果は発揮できたのか…?!

スポーツといえば、22日は軽スポーツ協会さんのダーツ大会で試射式を。市長はいろいろな仕事があります。


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ジェンダー平等社会へ―家事・育児の実践、働き方改革を推進(6月25日)

古賀市はジェンダー平等な社会をめざしています。

23日、男女共同参画フォーラムを開催しました。今年度の男女共同参画に関する標語(一行詩)で最優秀賞となった皆さん、「輝きKOGAびと」の古賀市環境市民会議「ぐりんぐりん古賀」さんを表彰しました。


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講師として福岡県男女共同参画センター「あすばる」のセンター長も務めた九州大学理事の神﨑智子さんをお招きしました。神﨑さんと私のトークセッションでは、日々の家事・育児の「実践」があってこそ、ジェンダー平等につながることを確認。脱・固定的性別役割分担。そのためには、とにかく男性の意識改革が求められます。昨年度、古賀市役所は男性職員の育休取得率が100%になりました。家事も育児も共にすること。料理はもちろん、皿洗い、洗濯、ごみ出し、子どものお迎えなどなど、すべて「手伝い」ではありません。


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そして、働きやすい職場環境をいかにつくるかが大切です。働き方と生き方は直結しており、優秀な人材を確保し、その力を発揮してもらうためには、働き方改革を前のめりで進めないといけません。やらない役所や企業は取り残され、選ばれなくなる。そんな時代です。先日、古賀市の近年の取り組みを読売新聞が特集してくれたばかりですが、まだまだ頑張ります。記事はこちらから読めます。


この日は私が家族の晩ご飯担当でした。料理は何とでもなります。乱暴に言うと、炒めるか、煮るか、焼くか。あとは味付け。やらない人はやれないと思い込んでいるだけで、難しくありません。(あくまで生きていくうえでの家庭料理の話)

わが家の家庭菜園でキュウリ、ピーマン、ナス、ミニトマトが採れたので、これらを使うことにしました。


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豚肉とキュウリとピーマン、ニンニクを炒め、甘辛味噌で仕上げ。キュウリを炒めるという「技」を以前は持ち合わせていませんでしたが、知り合いに教えてもらって新たに習得しました。実践していると自然と料理の会話が弾み、誰かに「技」を教えてもらえるようになります。


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さらに、汁物もほしいと考え、ナスとミニトマトはウインナーと一緒にコンソメとカレー粉でスープにしました。思い付き。子どもたちに好評でしたが、「カレー粉を入れ過ぎて辛い」との感想をもらいました(笑)


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料理は楽しい。そして、私がSNSなどでこうした料理の発信もしていると、「おいしそう」に加えて、「すごい」「えらい」というお言葉もいただきます。とてもありがたいし、うれしいのですが、本当は私がこれらの言葉を言われなくなる社会をめざさないといけませんよね。男性が家事・育児をすることが当たり前になれば、私が特別視されることもなくなります。その意味で、まだまだ頑張らないといけません。

ジェンダー平等な社会、誰もが生きやすい社会へ。どんなに多忙でも、自分で野菜は育てられるし、料理をはじめ家事・育児はできる。そのためには様々なやるべきことをどう効率的にやれるか、タイムマネジメントも重要。みんなで楽しく、取り組んでいきましょう!


補正予算が成立―DX推進、地域公共交通強化、物価高対策、観光振興(6月20)

DXの推進や地域公共交通の強化、物価高騰対策、観光振興策などを盛り込んだ補正予算が本日の市議会本会議で成立しました。議員の皆さんに感謝申し上げます。


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6月定例会が終わり、首長としては危機管理の季節へ。早く梅雨が明けるのを祈ります。皆さんも防災意識を高めて日々をお過ごしください。

今回の補正予算の概要をあらためて説明します。

中心市街地のJR古賀駅周辺開発に最新のデジタル技術を導入。3D都市モデルを活用することで、将来のまち並みを具体的に分かりやすく「見える化」。歩行者動線や日陰の影響、建物による圧迫感、太陽光発電の可能性といった複合的な検証が可能となります。次年度以降、本格的に検討に入る基本設計の検討にも活かせます。これらは国の都市空間情報デジタル基盤支援事業によって実現し、市の一般財源の負担軽減にもつながります。

地域公共交通の強化では、公共施設等連絡バス「コガバス」を小竹エリアからコスモス館や、市町の境を越えて新宮中央駅まで延伸。AIオンデマンドバス「のるーと」のミーティングポイントを新設し、休日やイベント時に実証運行する予定です。スマートバス停を古賀駅や千鳥駅、福岡東医療センターに新設します。公共交通全体の利用状況をデータ分析し、需要予測を今後の検討に生かす取組や市民ワークショップも実施したいと考えています。国の共創・MaaS実証プロジェクトなどに採択されています。

さらに、物価高騰対策として保育所等の給食費の補助や、商工会が実施するキャッシュレス商品券「こがpay」の販売支援、観光ブランディング推進のための観光情報誌、PR 動画の作成、特産品PRのための市外イベント出店なども盛り込んでいます。


高校生が市長に政策提案へ―「笑下村塾」と連携、新たな主権者教育スタート(6月19日)

高校生が市長の相談役に就任へ!

主権者教育を推進するため、時事YouTuberやジャーナリストとして「朝まで生テレビ!」でも活躍中のたかまつななさんとタッグを組みました。子どもの声を聴き、まちづくりにつなげる。今年度、高校生が私の政策立案の相談役(リバースメンター)を務めてくれます。どんな提案が出てくるのか、今からワクワク。なんと、全国の市区町村で初めてのチャレンジ!


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17日はスタートアップとして、古賀市の県立玄界高校で「笑える政治教育ショー」を開催し、盛り上がりました。早速、RKB時事通信が報じてくれています。


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高校生の皆さんの応募、お待ちしています。たかまつさんが代表を務める「笑下村塾」のページ(こちら)からエントリーを!


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梅雨に入り、私たち一人一人が特に防災意識を高めなければなりません。


18日の一般質問では、防災の実効性を確保する観点から市民の皆さんと「気象」の専門知識を共有する重要性も提起されました。大切なことです。なんと、そのタイミングで古賀市立図書館がX(旧Twitter)に「天気の本」を集めた展示コーナーを設置したとお知らせを発信。なんともグッドタイミング!


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社会全体で子どもと子育てを支える大切さもテーマになりました。子育ては第一義的には親の責務と考えますが、社会状況の変化に伴い、困ったときに頼れるところが少なくなっているといった現実があります。市としては、乳幼児と保護者の居場所「でんでんむし」などの場づくりや、専門職による個別アプローチなどを実施。これに加え、祖父母や地域の支援があることも望ましく、そうした情報発信も検討する考えを明らかにしました。

また、学校教育の充実や防災の観点から、全ての小中学校体育館等への空調整備を進めたいとの考えもあらためて申し上げました。このほか、地域経済の好循環を生み出す観点からの企業立地と雇用促進の重要性、交通利便性の高さを生かした産業力の強化、子どもの学びと育ちに経済的な格差が影響しないことの重要、西鉄宮地岳線跡地の整備なども取り上げられました。


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市議会定例会は20日が最終日。本会議で私から提案している補正予算案など議案が採決されます。

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ふくおか経済6月号、絶賛販売中!


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多くの皆さんに部数増にご協力をいただいており、感謝感謝です。シェアリングシティ推進協議会のnoteでも紹介されました。(こちら


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西日本新聞の18日付朝刊で水泳授業の民間委託が広がっている現状がまとめられ、古賀市の取り組みも紹介されています。ウェブでも読めます。(こちら


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梅雨入り/九州大学起業部の合宿で対話/一般質問―環境×農業(6月18日)

九州北部が梅雨入りしました。特に防災意識を高める時期です。大雨に警戒し、日々を過ごしましょう。


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古賀市の防災のページはこちらになります。


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九州大学起業部の皆さんの合宿へ!

今は大学に起業部というのがあるんですね~。古賀市の薬王寺温泉のインキュベーション施設「快生館」で合宿していると聞き、スタートアップを支援しているまちの市長としては駆けつけないと!ということで、夜の部で対話の時間を。


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伝えたかったことはいろいろ。政治や行政、民間企業・団体、どんな仕事も社会をよりよくするためにあります。そして、仕事は多くの主体と「共に」進めることが大切であり、そのためには全体の「調和」を意識することが求められます。人には多様な考え、立場があるので、「論理」に加え、「情念」を意識して行動することが重要。「自分が正しいと考えること」は大切ですが、調和を図るには、「他者の心と自分の心をつなげること」も大切。だから、対話と交流を重ねる。

質疑応答が活発でした。人生でキャリアを重ねていくうえでどうプランニングしてきているのか?大学卒業後、新聞記者8年、県議8年、市長になって6年。正直に言って、明確な計画を立てて歩んできていません。ただ、全力で走りながら、都度都度それまでの経験、知見、育んできた感性を踏まえ、「社会の中で、今、これから、自分がどうあるべきか」を思考し、行動を続けています。


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そんな話をしました。とはいえ、私自身まだ44歳、人生は常に発展途上。自分の子どもたちに近い年齢の大学生たちとの対話の時間は私にとっても大いに刺激になりました。こうした営みが古賀市で行われていることは本当にうれしい。皆さん、共に頑張っていきましょう!


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ちなみに、この日15日付の西日本新聞朝刊で、論説委員の久永健志さんがコラムで快生館を大きく取り上げてくださいました。ありがとうございます。ウェブでも読めます。(こちら


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ゼロカーボンシティとして、放置竹林対策と竹からの「バイオ炭」づくり、さらにはこれを農地の土壌改良に活用することで農業生産性の向上を実現したい。本日の市議会一般質問で、「環境×農業」で地球温暖化対策にもつながる具体的な政策提案があり、共感しました。公民連携で進めていきたい。

放置竹林対策は古賀市内の有志の皆さんが既に取り組みを始めており、今年度、市もその実践に学びながら共に進めていきます。答弁では、さらに多くの主体が関わっていけるよう、公民連携の発想で検討していきたいことも申し上げました。

食品残さのリサイクル促進では、特に魚滓のリサイクルで事業系ごみを減らし、資源化することは循環型社会の形成に寄与することから、古賀市として再生利用運搬許可の許認可の制度をつくる考えを明らかにしました。さらに、ワンヘルスを推進するうえで重要な人と動物の共生社会づくりでは、地域猫活動のさらなる支援を検討することを申し上げました。

食と農と食育を一体として「食農教育」を推進する重要性も提起されました。日々の食生活は、食と農に関わる人々の様々な活動と自然の恩恵によって支えられていると理解すること、それに感謝すること、農産物を食べることが健康で心豊かに暮らすうえで重要であると知り、実践することはとても大切です。私は小学生のころに地域の農家さんのおかげで田植えから稲刈りまで体験できました。日常的にコスモス広場で地元農産物を買うことは生産者とのつながりを実感できる機会でもあります。引き続き、生産者と消費者との交流や地産地消、子どもの農業体験などを推進していきます。

少子化対策も取り上げられました。日本では1990年の「1.57ショック」をきっかけに厳しい少子化の現状が強く認識されるようになりましたが、この間、本質的な対策が講じられないまま今日の危機的状況を招いており、政治・行政の責任は極めて重いと考えています。こうした中、国も強い危機感を持ちながら少子化対策を進めており、古賀市としても引き続き、チルドレンファーストの理念のもと、私が責任者として様々な取り組みを積極的に推進していく決意を申し上げました。

このほかにも地域公共交通や西鉄宮地岳線跡地の整備、不登校対策などもテーマになりました。一般質問は18日も続きます。


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一般質問スタート―全小中学校の体育館等への空調設置や自動運転の導入を検討へ(6月17日)

古賀市議会本会議で、議員の皆さんから私への一般質問が14日から始まりました。


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全ての小中学校の体育館等に空調を設置したいとの考えを明らかにしました。避難所機能としての防災力強化と教育環境の充実の観点から。古賀東中学校で先行していますが、財政に与える影響も大きく、教育委員会に整備計画を検討するように伝えています。維持管理費も要するため、整備後の活用のあり方も課題です。

自動運転の導入を検討する考えを明らかにしました。最新のデジタル技術は積極的に実装したいですね。近年、公道における実証実験が開始され、大阪・関西万博や高速道路等での運行も予定されています。現段階では、安全な走行環境の整備や法的責任などの課題もあり、政府や交通・物流事業者、自動車メーカーから情報収集を行いながら検討を進めていきます。

今年度開始を予定している市役所窓口の受付時間の短縮の意義も問われました。職員が限られた時間を創造性のある仕事に振り向けることができ、政策立案や業務の効率化が進むことで、市民サービスが向上します。また、各種問い合わせや申請書などの審査時間の回答までの時間短縮が見込めます。職員にとっては働きやすい労働環境がワークライフバランスを実現し、業務上のミスの防止や生産性が向上するなど、働き方改革、採用希望者増、離職防止にも寄与すると考えています。

まつり古賀や食の祭典といった「祭り」を地域経済の活性化につなげる重要性も提起されました。祭りは、にぎわい創出だけでなく、多くの皆さんの協働による連帯意識の醸成などにつながります。祭りの実施を通して、喜びの分かち合いや絆が生まれ、地域の誇りや愛着などの醸成、さらには効果的なシティプロモーションにもつながっています。引き続き、企画・運営主体の皆さんを財政面等で支援していきます。

地震や豪雨などの大規模災害に備え、自助の重要性もテーマになりました。防災は自助、共助、公助が三位一体で機能することが求められます。中でも、自助が最も重要です。災害が予見される時、発生したその瞬間、市民の皆さんの目の前に消防・警察・行政職員といった「公」は現れません。自ら主体的に、周囲の状況を捉え、避難などの積極的な行動につなげるしかありません。公助はそのために、ハザードマップやタイムラインを付した総合防災マップを全戸に配布し、市HPでもデータを公開していますし、LINEやKBCのdボタン機能などによる情報発信をしています。この日は建築物の耐震化、大規模盛土造成地などの観点からもやり取りできました。

ロシアのウクライナ侵略やガザでの紛争など世界各地で対立や分断が深刻化し、大国の指導者が核兵器使用を示唆するなど国際情勢は危機的な状況を迎えています。古賀市は私の市長就任後、平和行政を強化しており、非核恒久平和都市宣言、平和首長会議に加え、日本非核宣言自治体協議会にも加盟。高校生と被爆者の方との共同制作による原爆の絵の展示、市立歴史資料館で戦争をテーマとした特別展示、名誉市民である中村哲氏の功績を引き継ぐ取組なども進めており、この日はQRコードを活用した啓発の提案もいただきました。私たちが戦争を体験した方々から話を聞く機会が急速に失われていることから、戦争体験の「追体験」の機会をより一層積極的につくっていきます。

一般質問は18日まで。引き続き頭フル回転で臨みます。


菅義偉前総理大臣ご講演―活力ある地方を創る首長の会/医療的ケア児者応援/全国市長会議(6月14日)

全国の有志の知事や市町村長でつくる「活力ある地方を創る首長の会」(会長=田中幹夫・富山県南砺市長)の総会を12日に参議院議員会館で開催しました。来賓として菅義偉前総理大臣と小泉進次郎衆議院議員をお招きし、会場は約250人が集まり、メディアも多く駆け付け、すごい熱気。そして、明るい雰囲気、皆さん真剣かつ笑顔。


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菅前総理から「ライドシェア新法が必要」との踏み込んだご発言もあり、早速、読売新聞などで報じられています。小泉議員は「二地域居住」「デュアルスクール」にも言及され、心強く。私も多様な生き方、多拠点ライフを推進したいと常々考えています。東京一極集中の打破、地方分散型社会の形成。


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国と地方をつなげる「政策集団」として、オンラインを基本に双方向のコミュニケーションで情報を迅速に共有、そして、実行。わずか3年余りで会員が約320人の規模となり、直近ではライドシェアの実現や能登半島地震の被災地支援、ワクチン接種の推進をはじめとする新型コロナウイルス対策などに取り組んできています。


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私は昨年から事務局長を務めています。総会では、会の創設メンバーでこのたび静岡県知事に就任された鈴木康友・最高顧問のメッセージを謹んで代読させていただきました。


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引き続き、鈴木英敬・最高顧問(衆議院議員、元三重県知事)や樋渡啓祐・事務総長(元佐賀県武雄市長)をはじめ多くの先輩方のご指導のもと、活力ある地方を創るべく、力を尽くしてまいります。


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全国市長会議や関連行事などに参加するため、10日から13日まで上京しました。怒涛の東京4日間。

医療的ケア児者を応援する市区町村長ネットワーク(会長=都竹淳也・岐阜県飛騨市長)の総会へ。一人一人の子どもとご家族の心に寄り添い、その子に合ったケアをしていくことが大切。その実践のためには首長がいかに強い意識を持つか。


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こども家庭庁障害児支援課の栗原正明課長、当事者と家族・支援者のネットワークである全国医療的ケアラインの宮副和歩代表のご講演から学び、私からも自治体の広域連携とそれを後押しする都道府県の役割について考えを申し上げました。国会に超党派議連も発足し、国や当事者団体の皆さんと連携して活動していきます。


全国市長会議に向けた分科会が11日に開かれ、私が福岡県議時代に県総務部長だった山野謙・総務省自治行政局長から地方行政をめぐる諸課題について説明を受け、国への重点提言事項を審議。その後の市長フォーラムでは、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀にも出演したリハビリ医の酒向正春さんから「攻めのリハビリ」とまちづくりをテーマに刺激的なお話を聴くことができました。

そして、12日の全国市長会議。わが福岡県の赤間幸弘・嘉麻市長が九州の代表として全国市長会の副会長に就任。福岡県市長会として全力でエールを送り、会場を盛り上げました。


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ちなみに、下の写真の真ん中は永年表彰の後藤元秀・福岡県豊前市長。慶應義塾大学、新聞記者、県議の先輩です。おめでとうございます。なお、険しい顔は中間市の福田健次市長。


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国への要望を取りまとめることはもとより、多くの市長の皆さんと交流、意見交換できる貴重な機会でもあります。県議時代から友人の小川晶・前橋市長にも初当選のお祝いを伝えられてよかったです。


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他にも、教育再生首長会議、子ども起点で考える子育て研究会としてこども家庭庁との意見交換、全国青年市長会では河野太郎デジタル大臣のご講演、全国手話言語市区長会、全国街路事業促進協議会で国への要望を決議。無電柱化を推進する市区町村長の会では、議員時代から無電柱化に尽力されている小池百合子都知事の挨拶も。充実していました!


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怒涛の東京4日間。首都に来るのは意義がある。東京はワクワクする。やはり、私は東京が好き。そのうえで、東京一極集中を打破し、地方分散型社会をつくっていかなければならないと意を強くする。いつも、そう。

東京でなければならないこともあるし、東京でなくていいこともある。東京でなければならないと思い込んだり、決めつけていたりしていることはないか、それぞれ再考したい。そして、政治は東京でなくてもいいことの可能性を広げるための後押しを強力にしていきたいし、すべき。社会の持続性を高めるために。


YouTubeチャンネル後編公開―社会をより良くするための発信/補正予算を編成、提案/同性カップルの住民票(6月7日)

令和PRさんのYouTubeチャンネル「MIGIUDE」のインタビュー動画の「後編」が公開されました。(こちら


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テーマは、「社会をより良くするための発信」。令和PRの小澤美佳代表と楽しくトークできました。


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首長である私も自治体経営者です。マネジメントで重要なのは情報の発信と考え、実践してきています。自治体や企業がそれぞれの日々の活動を、魅力を、そして理念をどんどん発信し、共有していけば、みんなで社会をよりよくできるはず。そう実感しています。

ぜひご覧いただき、シェアをお願いします!

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DXの推進や地域公共交通の強化、観光振興などをめざした補正予算案を編成し、5日開会の古賀市議会定例会で提案しました。


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中心市街地のJR古賀駅周辺開発に向けて最新のデジタル技術を導入。3D都市モデルを活用した検討をスタートさせます。この「見える化」でエリアが開発されたらどうなるのかが具体的に分かり、ワクワク感が高まること必至。

地域公共交通の強化では、コガバスを小竹エリアからコスモス館につないだうえで、古賀市と新宮町の境を越えて、新宮中央駅まで延ばします。AIオンデマンドバス(のるーと)のミーティングポイントを増設。スマートバス停を古賀駅や千鳥駅、福岡東医療センターに新設します。さらに、市内の公共交通全体の利用状況をデータ分析し、需要予測を今後の検討に生かす取り組みや、市民の皆さんの意識向上を図るためのワークショップも実施します。

商工会が実施するキャッシュレス商品券「こがpay」の販売を支援するための補助金や、観光ブランディング推進のための観光情報誌、PR 動画の作成、特産品PRのための市外イベント出店、物価高騰対策として保育所等の給食費補助金なども盛り込みました。

7日の本会議では議案への大綱質疑が行われ、2人の議員さんと地域公共交通と古賀駅周辺開発をテーマにやり取りしました。定例会会期中、それぞれ他の議案と共に、まちづくりにおける意義を説明してまいります。


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同性カップルの住民票について、私は異性の事実婚同様に希望があれば「夫(未届)」「妻(未届)」と記載すべきと考えています。古賀市として前向きに検討していることを明らかにしました。

政府・国会に求めたい。人権を保障しましょう。私が取材に答えているように、「同性婚については国が早急に制度を整備するべき」です。なお、時事通信、読売新聞、毎日新聞、NHK、西日本新聞が報じてくれています。ご参考に、NHKはこちら



またもYouTubeチャンネル出演「首長と〇〇やってみた」/アトツギを応援!(6月3日)

全国の首長に取材し、まちの魅力を発信する新たなYouTubeチャンネル「首長と〇〇やってみた」がスタート!そして、なんと1700を超える自治体の中から第1弾に選んでいただきました!(こちら


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選挙ドットコムを運営するイチニさんが仕掛ける新たな取り組み。ぜひご覧ください。


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それにしても最近はYouTube出演が多い^^;
   
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アトツギを応援!

今、この国の重要課題である事業承継。長年の経験や知見に裏打ちされた営みを、新たな価値を加えながら次代につないでいくことは、起業などのスタートアップを支援することとあわせて大切です。承継は様々なパターンがありますが、家族が継いでいく強みもありますね。


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九州・山口の各地で事業承継に挑むアトツギの合宿が、古賀市の薬王寺温泉オフィス「快生館」で開催されました。まさにアトツギの実践者である古賀市の老舗「増田桐箱店」の藤井博文社長(古賀市商工会長)の発意から実現したもの。

私からは歓迎のあいさつで、公民連携、多様な人材の経験や知見、感性の交差で価値を生み出す「共創」のまちづくりを進めている古賀市として、そのシンボルでもある快生館で合宿をしてくださったことに感謝を申し上げました。そして、夜の部では皆さんと活発に意見を交わすことができました。


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何事も、みんなで顔を合わせ、置かれた現実、悩みやアイデアを共有し、自らの次の行動につなげていくことが大切ですね。素晴らしい営みに感謝!


「ふくおか経済」の「表紙の人」に/市役所の働き方改革を推進中/6月はプライド月間(5月31日)

福岡の人でしたら一度は書店で見たことがあるだろう総合経済情報誌「ふくおか経済」。このたび、6月号の「表紙の人」になりました。まさか表紙とは。ありがとうございます。


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さらに、なんと13ページにわたってインタビューが掲載されています。

まちづくりの動きにご注目いただきました。中心市街地の古賀駅周辺活性化、同時多発的な工業・物流団地形成と居住機能強化、新たな時代の価値観を捉えた取り組み。公示地価で上昇率が九州トップ10に福岡市以外で唯一2カ所も入り、人口も社会増の影響で全体が微増しています。自治体経営、これからも気を引き締めて頑張ります。

ぜひご購入ください。「古賀市長の表紙の号は部数伸びたぞーっ」となると、とてもありがたいです。

   ◇

読売新聞が5月30日付朝刊で、古賀市の市役所改革をどーんとまとめてくれました。ありがとうございます。


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読売新聞オンラインでも全文公開されていますのでぜひご参照ください。(こちら

新型コロナウイルス禍前に導入したフリーアドレスデスク、時差出勤、テレワークから、ペーパーレス化、立ち会議(スタンディングミーティング)、窓口受付時間短縮の検討や水泳授業の民間委託といった働き方改革、そしてDX推進。男性職員の育休取得率は100%を達成しています。

一人一人が快く働き、政策立案のための創造性を高めることで、市民サービスの向上をめざしています。まだまだやれるはず。引き続き、職員の皆さんと共に頑張ります。

   ◇

6月1日から「プライド月間」です。前日、人権センターの職員の皆さんが市役所にレインボーフラッグを設置してくれていました。


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LGBTQをはじめ性的マイノリティの皆さんの権利保障のため、古賀市は私の市長就任後にパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を導入し、取り組みを進めてきています。これからも、多様性を尊重し、誰もが幸せを追い求め、生きていける社会へ。




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