玄界環境組合議会定例会 平成25年度予算を可決
2013/02/19議会事務局
玄界環境組合議会定例会 平成25年度予算を可決
古賀清掃工場じん芥処理費は対前年度比1億1148万7千円増
宗像清掃工場じん芥処理費は対前年度比632万6千円減
2013年2月18日、古賀市議会第1委員会室において、玄界環境組合議会定例会が開催されました。玄界環境組合は古賀市、宗像市、福津市、新宮町の3市1町で構成される一部事務組合で、宗像清掃工場と古賀清掃工場を管理運転しています。組合長は古賀市の竹下市長で、組合議会議長は古賀市議会議長です。議員は各市町の議長と所管委員会委員長で構成されています。
今回の定例会では、平成25年度会計予算について審議し、賛成全員で可決しました。また、1人の議員が将来構想や燃料費などについて質問しました。
<予算概要>
(1)平成25年度の歳入歳出それぞれ45億2472万4千円となっています。
(2)一部事務組合の本部経費(議会費、職員5人の人件費、閉鎖・再処分事業費など)は6741万円、古賀清掃工場じん芥処理費は13億4242万1千円(対前年度比1億1148万7千円増)、宗像清掃工場じん芥処理費は9億8275万7千円(対前年度比632万6千円減)、公債費は21億1013万6千円(同額)(古賀工場12億852万5千円、宗像工場9億161万1千円)となっています。古賀工場は耐火材のやり替えなどがあるが、宗像工場はシーリングに沿って抑えたとの答弁でした。
(3)構成自治体の分担金は、古賀市9億654万4千円、福津市9億9276万8千円、4億8353万円、宗像市17億5611万3千円となっています。
(4)古賀清掃工場の経費の内訳は、総務費2億6077万4千円(対前年度比257万2千円減)、焼却場管理運営費9億6377万9千円(対前年度比9729万7千円増)、リサイクルプラザ管理運営費1億1750万円(対前年度比1677万8千円増)、最終処分場管理運営費36万8千円(対前年度比1万6千円減)となっています。特に、燃料費が1億2489万円、施設・設備保守・整備等委託が4億9439万7千円、飛灰等処理委託6497万7千円となっています。
(5)宗像清掃工場の経費の内訳は、総務費2億195万5千円(対前年度比94万3千円増)、焼却場管理運営費6億6046万4千円(対前年度比215万5千円減)、リサイクルプラザ管理運営費1億1975万3千円(対前年度比505万6千円減)、最終処分場管理運営費58万5千円(対前年度比5万8千円減)となっています。
<一般質問>
宗像市議会の花田鷹人議員が、組合運営の将来構想について、燃料費について、環境委員会からの答申についての3点について一般質問をしました。
竹下組合長は、将来構想について、「組合内部に検討委員会設置を指示した。維持管理費等の試算をしている。今年の秋ころをめどに報告する。ただしごみ量の推計は組合単独では積算できないので、構成市町と協議しながらやっていきたい」という趣旨の答弁をしました。
燃料費については、古賀清掃工場では灯油以外には選択はない、宗像清掃工場ではコークス以外に木片チップを入れることを検討しているとの答弁でした。
2013年2月19日
古賀市議会議長 奴間健司(玄界環境組合議会議長)