平成25年第1回定例会が閉会しました。
2013/03/28議会事務局
2013年3月26日、古賀市議会平成25年第1回定例会が閉会しました。2月28日から3月26日まで、補正予算、条例改正、予算、議員提案議案、請願・意見書等を審議しました。平成25年度一般会計予算を修正可決したほかは全て原案可決しました。今回の定例会の主な特徴を報告します。
(1)地方自治法改正等を受け、議会運営委員会が委員会条例、政務活動費条例、会議規則など4議案を2月28日に提出し可決しました。政務活動費条例では使途範囲を拡大しない内容です。また、会議規則を標準市議会会議規則に合わせたものとしました。この4議案は3月1日施行です。
(2)竹下市長の施政方針に対する質疑は、各会派の代表等7人が行いました。平成25年度の市政運営の重点などについて厳しい指摘が目立ちました。
(3)今回、初めて補正予算審査特別委員会を設置(倉掛委員長、高原副委員長)。4億4400万円の一般会計補正予算等を付託し、一日間集中審議しました。
(4)一般質問は3月19日、21日に9人の議員が行いました。
(5)予算審査特別委員会(松島委員長、三好副委員長)は実質5日間にわたって一般会計予算案、各特別会計予算案を審議しました。海外視察費に関する市長質疑も行われました。3月22日の特別委員会で、海外視察費を減額する一般会計予算案に対する修正案が提出されました。(提出者:姉川議員)この修正案は賛成少数で否決されましたが、原案も賛成少数で否決されました。3月26日の最終日の本会議では、再度修正案が提出されました。(発議者:姉川議員、賛成者:芝尾議員)質疑、討論を行い、採決の結果、一名退席のため17人中9人が賛成し修正案が可決されました。修正部分(289万7千円)を除く原案(173億8728万6千円)は18人中16人が賛成し可決されました。
(6)今回、初めて記名投票、可否同数による議長採決がありました。「年金2.5%の削減中止を求める請願」について、付託された市民建産委員会は賛成多数で採択しました。しかし3月26日の本会議での採決では起立者の多少が判然としないため、記名投票を実施。その結果、賛成9人、反対9人で可否同数であったため議長採決で採択としました。また、これに伴う意見書の提出についても同様の状況となり、議長採決で可決としました。
(7)議会基本条例等調査特別委員会(清原委員長、許山副委員長)が3月26日の本会議で中間報告を行いました。6月議会上程に向けてさらなる調査研究が必要であることから継続審査の申し出があり、本会議においてそのように決定しました。なお、会期中の3月15日から議会基本条例素案に対するパブリックコメントを開始しました。
なお、今回から新しい会議規則に基づき、発言の通告制を導入しました。各議案に対する大綱質疑や討論については事前に通告するものとし、当日は通告をした議員から発言を許可しました。通告をした議員の発言が終了したあと、挙手があれば発言を許可しました。
以上が今定例会の主な特徴です。詳しい議決結果は議会ホームページに掲載しています。本会議の録画をインターネットで見ることができます。また、5月上旬に「議会だより」を発行しますのでぜひご覧ください。
皆さんのご質問、ご意見等をメールやFAXでお寄せいただければ幸いです。よろしくお願いします。
2013年3月28日
古賀市議会議長 奴間健司