議員の「ブログ問題」について
2013/04/10議会事務局
議会トピックス 議員の「ブログ問題」について
2013年4月1日、古賀市議会の高原伸二議員が自らのブログで、「宝くじが当たり、1千万円とバス2台を古賀市に寄付した」という趣旨の虚偽の記事を掲載しました。本人はエイプリルフールの「冗談」として掲載したとのことでした。
この件は社会的反響が大きく、議会としての対応に関する問い合わせもあったことから、議長として経過を報告いたします。
このブログ問題について私は、4月2日に本人を呼び出そうとしましたが都合がつかず、電話で注意しました。そして4月3日の午前、議長室に呼び出し、議会事務局長同席のもと、議長として口頭で厳重注意しました。その内容は、第一に、虚偽のブログで古賀市が寄付を受け取ったかのような誤解を招き、古賀市に迷惑をかけたこと、第二に、公職選挙法違反の寄付行為をしたかのような誤解を招き、本人にとどまらず古賀市議会の見識が問われたこと、第三に、インターネット選挙が始まろうという時期にホームページ、ブログ等の信頼性を損なう行為であること、以上3点でした。
本人から反省の意思が示されました。その後本人は、問題となったブログを削除し、お詫びの文書を掲載しました。
この問題は、新聞各紙が大きく報道し、インターネットを通じて全国に伝わりました。古賀市や議会事務局には多くの電話、メール等が寄せられています。
今後、議会としては、本人の意思表示や各議員の意見を踏まえながら話し合い、適切に対処していくつもりです。
多くの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしたことに心よりお詫びするとともに、議会全体として良識ある活動にこれまで以上に務めていくことをお誓いします。
2013年4月10日
古賀市議会議長 奴間健司