6月定例会最終日 議会基本条例や建築条例等重要案件を可決
2013/06/20議会事務局
2013年6月19日、古賀市議会平成25年第2回定例会の最終日の本会議が開催されました。この本会議では以下のような重要案件を審議・可決しました。
<議員提案の条例を可決>
(1)「第63号議案 古賀市議会基本条例の制定について」(提出議員:清原哲史)を18人中13人の賛成で可決しました。これは、2年間にわたって特別委員会で検討してきた成果を踏まえたもので、2014年4月1日に施行します。
(2)「第60号議案 古賀市深夜花火規制条例の制定について」(提出議員:西尾耕治)を賛成全員で可決しました。これは、議会での提言や地域住民の要望を受け、市長が定める対象区域での深夜の花火を規制しようというもので、公布の日から施行します。
<議員提案の意見書を可決>
(1)「第61号議案 「原子力事故子ども・被災者支援法」に基づく施策の早期具現化等を求める意見書の提出について」(提出議員:倉掛小竹)を賛成全員で可決しました。
(2)「第64号議案 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出について」(提出議員:芝尾郁恵)を賛成全員で可決しました。
(3)「第65号議案 「少人数学級推進」、「義務教育費国庫負担制度堅持」を求める意見書の提出について」(提出:文教厚生委員会)を賛成全員で可決しました。
(4)「第66号議案 地方公務員給与に係る地方交付税削減についての意見書の提出について」を18人中16人の賛成で可決しました。(提出議員:田中英輔)
第66号議案は市職員の給与削減を決めた第62号議案の可決を受け、動議により提出されました。地方交付税を削減して地方公務員の給与を求めるやり方を二度と行わないよう国に求める意見書です。
<建築条例を議長採決で可決>
「第50号議案 古賀市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例の制定について」は付託していた市民建産委員会(委員長:飯尾助広)から賛成多数で可決したとの報告を受けました。委員会報告の後、特別委員会に再付託する動議(提出議員:許山秀仁)が提出されました。この動議は記名投票の結果、可否同数となり、議長採決で否決しました。この議長採決に対し議長不信任動議(提出議員:松島岩太)が提出されましたが、日程に追加することが否決されました。そのあと討論、採決が行われました。第50号議案は記名投票の結果、可否同数となり議長採決で可決しました。
<国の要請による公務員給与削減を賛成多数で可決>
「第62号議案 古賀市特別職の職員及び教育長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」は付託していた総務委員会(委員長:内場恭子)から賛成多数で可決したとの報告を受けました。討論、採決の結果18人中12人の賛成で可決しました。この結果を受け、国に対する意見書を提出することにしました。
<1億4000万円の一般会計補正予算を賛成多数で可決>
「第57号議案 平成25年度古賀市一般会計補正予算(第1号)について」は付託していた補正予算審査特別委員会(委員長:吉住長敏)から賛成多数で可決したとの報告を受けました。討論、採決の結果18人中17人の賛成で可決しました。
6月定例会最終日本会議の概要は以上です。本会議の様子はインターネットで録画を見ることができますのでご活用ください。また、各委員会の報告書全文を古賀市議会ホームページで見ることができます。
2013年6月20日
古賀市議会議長 奴間健司