議会トピックス 議運・議会報の合同視察 鹿島市と嬉野市の議会を訪問
古賀市議会・議会運営委員会(委員長:結城弘明)と議会報編集特別委員会(委員長:前野早月)は2013年7月2日~3日、佐賀県鹿島市議会(松尾勝利議長)と嬉野市議会(太田重喜議長)を訪問し視察研修を行いました。合同視察は初めての経験で、各委員、正副議長ならびに事務局職員2人を含む13人が参加しました。
両議会とも議運や議会報編集委員会等の正副委員長さん丁寧に説明していただきました。嬉野市では谷口秀男市長から歓迎のご挨拶をいただきました。両市議会の対応に心より感謝いたします。
地域研究専門誌「日経グローカル」が2012年5月に発表した地方議会改革度調査(全国810市・特別区対象)で、嬉野市議会は3位、鹿島市議会は20位という評価を得ています。議会だよりの発行、議案賛否の公表、議会報告会等の開催などで両議会とも高い評価を得ています。
議会報告会の開催では、鹿島市議会は2012年6月から7月にかけて6か所で開催し160人が参加。嬉野市議会は「議員と語ろう会」という名称で、2012年11月に4日間にわたり8会場で開催。出された要望に対し議会だよりで回答しています。
議会だよりについては、両市議会とも大変読みやすい紙面となっています。特に嬉野市議会は、古賀市議会の議会だより創刊ならびに紙面改善について大変参考にさせていただいた議会です。
今回の視察では、嬉野市議会の「押しボタン式投票」も大変参考になりました。各議席のマイクと一体となった投票機で、賛成の議員は賛成のボタン、反対の議員は反対のボタンを押します。その結果は、議場に設置された大型モニターで確認できるようになっています。会議規則では「記名投票」の第2項に位置付けられています。
両議会とも会派制がないこと、本会議中心の運営で委員会付託がないことなど古賀市議会との違いもありましたが、今後の取り組みに大変参考となる視察研修でした。
2013年7月5日
古賀市議会議長 奴間 健司