議会トピックス 補正予算審査特別委員会 私立保育園補助に質疑集中 13日に討論・採決
12月11日の午前9時30分より、古賀市議会補正予算審査特別委員会(委員長:阿部友子、副委員長:舩越義彰)が開催されました。平成25年度一般会計補正予算(約4億5500万円の増額補正)と国民健康保険特別会計補正予算(252万円増額補正)を審議しました。
冒頭、竹下司津男市長が挨拶をしました。市長はその中で、私立保育園新設に関する補正予算計上について配慮が欠けていたことをお詫びするとともに、今後説明責任を果たしたいと述べました。
そのあと、延べ10人の議員が質疑をしました。私立保育園新設補助に関する質疑が集中しました。この補助は、「保育所緊急整備事業補助」で1億6039万円(県支出金1億4256万8千円、一般財源1782万2千円)。古賀市舞の里2丁目に定員110人の私立保育園新設が予定されており、そこに対する補助金です。
質疑では、定員のあり方、待機児童プランとの関係、子ども子育て会議での意見聴取のあり方、唐突な提案になった経過などについて執行部の答弁を求めました。
坂本正美副市長は、提案に至る手続きについてお詫びをするとともに、子ども子育て会議を年内に開催し、私立保育園新設問題について改めて説明し意見をいただくことにしたと答弁しました。
質疑の後休憩に入り、一般会計補正予算に対する対応について議員間討議を行いました。これは、会派代表者会議の合意に基づく初めての試みでした。活発で有意義な討議が行われました。
再開後、阿部委員長は慎重審議のため12月13日の午後1時半から特別委員会を開催し、そこで一般会計補正予算の討論・採決を行うことを提案し了承されました。なお、国保会計補正予算は賛成全員で可決しました。
2013年12月12日
古賀市議会議長 奴間健司