議会トピックス 北筑昇華苑組合で広島市の火葬場を視察
北筑昇華苑組合(古賀市、福津市、福岡市、糟屋郡7町で火葬場を共同運営)は、10月21日の午後2時から、広島市西風館を視察しました。北筑昇華苑は共用開始から33年経過し、施設の建て替えなどを検討する必要があります。そこで、2011年度に新設された火葬場施設である広島市立西風館を視察することにしました。広島市健康福祉局保健部環境衛生課の安西洋一管理担当課長が説明してくれました。
広島市には5つの火葬場(全体で30炉)があり、年間10,450体を火葬。2040年に16,000体というピークを迎えることから西風館(10炉)が整備されました。建設費は52億円で、素晴らしい施設でした。特徴として、①指定管理者制度を導入しているが、収入は市の収入としていること、②葬儀場を備えていること、③小動物の火葬を行っていること、④火葬料が市民で8,200円、市外で59,000円と低料金であること、⑤地元対策は道路や福祉センターの整備等で毎年の協力感謝費はないこと等でした。
今回の視察の成果を今後の建て替え計画の検討に活かしたいと感じました。
2014年10月23日
古賀市議会議長(北筑昇華苑組合議会議長) 奴間健司