議会トピックス 福岡県中部十市議会議長会議員研修会 公共交通再生策を学ぶ
10月29日の午後2時から古賀市・リーパスプラザ大ホールで福岡県中部十市議会議長会主催の議員研修会が開催されました。太宰府市、朝倉市、糸島市、福津市、大野城市、春日市、筑紫野市、小郡市、宗像市そして古賀市の10市議会の議員、事務局職員約210人が参加しました。
研修では、地域公共交通総合研究所の小嶋光信理事長が「地域公共交通をめぐる情勢と国及び地方公共団体の課題」という演題で講演をしてくださいました。講演の中で、公共交通を民間に任せきったために地方の公共交通が衰退したこと、地域活性化のツールの一つが公共交通であること、補助金制度を有益に変更し「準公設民営」方式が最適であること、公共交通は高齢化に伴う歩行障害や認知症発生リスクの軽減に役立つことなどをわかりやすく説明していただきました。質疑応答では、地方自治体が活用できる補助金などが取り上げられました。小嶋理事長は、市長会や市議会議長会等で国に対し地方公共交通を支える財源を求める意見書を提出することも必要と指摘されました。
今回の研修会については準備や運営について議員16人全員と議会事務局職員が一丸となって担いました。司会は姉川さつき議員、開会・閉会あいさつは結城弘明議会運営委員長、開催市議会あいさつを私が担当しました。また、ニビシ、山崎パンから参加者全員にお土産が提供されるなどありがたいご協力もありました。
2014年10月30日
古賀市議会議長 奴間健司