筵内の皆さんに招かれて放生会へ行ってきました。放生会といえば、捕獲した魚や獣を野に放ち、殺生を戒める仏教の戒律に基づくもので、現在では収穫祭、感謝祭の意味も含め、春または秋に全国の寺院や神社で開催されているお祭りです。筵内の放生会は、夜店からステージの出し物まですべて地元の人たちが行う、地域に根ざしたお祭りでした。特に、ステージで行われる演芸会は、地元ならではのネタや、世相を反映した演劇などが行われ、毎年の名物になっています。
当日は、子供からお年寄りまで多くの住民の方が会場に足を運んでいました。今年の演芸会は、AKB48総選挙をもじった、筵内走ろう会による演劇「MHK48総選挙~センターを獲るのは誰だ!?~」やNHKテレビ小説「梅ちゃん先生」をコメディタッチにアレンジした、分館主事OB会による演劇「まーちゃん先生」などたくさんの催しが行われました。客席からは手拍子や拍手、笑い声が起こり、とてもにぎやかな雰囲気でした=写真。
また、9月28日、29日には古賀神社でも放生会が開催され、たくさんの市民でにぎわいました。
このように、地域の住民が一体となって一つの祭りを作り上げるというのは、たいへんすばらしいことだと思います。来年の放生会も楽しみにしています。
◇
10月4日~5日には五所八幡宮で青柳放生会が催されますので、ぜひ足をお運びください。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月30日 15時56分
固定リンク
古賀市にお住まいのお年寄りの方で、100歳を超える方は、30人いらっしゃいますが、今回は、3人の方に記念の賞状とお祝い金を届けに伺いました。今回の訪問先は、市内男性最高齢の壇上末松さん(105歳)、綾部ツヤノさん(102歳)、内田トキノさん(105歳)の3人です。皆さんとてもお元気で、賞状をお渡しすると、たいへん喜んでくださいました。
内田さんに、健康の秘訣は何ですかと尋ねると、「食事をきちんと食べることと、趣味の手芸をすること」とこたえてくださり、内田さんが今までに作られたパッチワークの作品を見せていただきました。作品は大小さまざまで、たいへん上手に作られていて感心しました。見せていただいた物の他にかなりの数があるそうです。
訪問させていただいた皆さんは、本当にお元気で、何より楽しそうにしていらっしゃいました。また来年もお会いできることを楽しみにしています。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月28日 13時18分
固定リンク
独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、エクアドル共和国へ行くことになった古賀市日吉の豊田合志さんが、出発を前にJICA九州国際センター職員の方と市長室を訪れました。
豊田さんは、大学院を卒業されたあと、フィリピンで日本語を教える仕事をされた経験があるそうで、初めてのエクアドル行きも楽しみにしていました。学生の頃にフルートを演奏するなどの音楽活動にかかわり、その際にエクアドル人作曲家と出会ったことがきっかけで、今回の現地入りを希望したそうです。障がいのある子どもたちに、学校でピアノやキーボードを使っての技術指導や指導者育成に意欲を見せていました。
今回の派遣にあたって豊田さんは、「障がいのある子どもたちに音楽を教えることは初めてですが、これまで培ってきた知識や技術を使っての交流をはかってきます。生徒たちのビッグバンドとも一緒に活動したい」と語ってくれました。
豊田さん、現地ではいろんな困難もあるでしょうが、健康に気をつけられ、持ち前のファイトで頑張ってきてください。ご活躍を期待しています。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月28日 11時00分
固定リンク
平成24年度の古賀市秋季戦没者追悼式が、あおやぎ古賀会館で営まれ、戦没者遺族並びに市民有志の方々にご参列いただきました。
多くの尊い命が犠牲になった先の大戦が終わり、早くも67年の歳月が過ぎ去りました。激しい戦いの中で祖国の平和と発展、そして何よりも家族を思いながら、無念にも故郷に帰ることなく、異国の地で最後を遂げられたご英霊の方々のことを考えますと、様々な思いが胸に迫ってまいります。ここに、改めて戦没者の方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
遺族を代表して、古賀市戦没者遺族会の小山初男会長は「今の私たちが、多くの尊い犠牲の上にあることを忘れていません。これからも、戦争の悲惨さと愚かさを風化させてはいけません」とあいさつされました。
戦没者の方々のかけがえのない命をもって示された戦争の悲惨さと平和の尊さを、心に深く刻み、未来を担う次の世代にしっかりと継承していかなければいけないと、改めて思いました。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月28日 10時03分
固定リンク
路線バス利用促進の県内キャンペーンとして、9月8日~30日まで、県内各地でイベントが開催されています。古賀市では18日夕、私も、市職員と西鉄バス宗像新宮支社の方たちと一緒にJR古賀駅構内において、通勤・通学者の皆さんらへ「バスに乗ろう」啓発チラシと古賀市内の路線バス時刻表などを配布し、市民の皆さんへご協力をお願いしました。
現在、西鉄バスが古賀市内で運行している路線バスは、JR古賀駅を中心に3系統6路線を5台のバスで、1日118便(平日)走っています。23年度は延べ約26万8000人の方が利用者されました。
しかし、マイカーの普及などで、慢性的な赤字状態が続いており、運行経費から運賃収入を差し引いた赤字分は約3000万円にも上っています。市民の大切な移動手段になっている路線バスの廃止を防ぐために、古賀市は毎年この赤字分を補助している状況です。また、国道3号線、国道495号線では400便を超えるバスも、古賀市を経由して市外へと走っていますが、福岡県内の路線バスは、過去5年間(平成19年度~23年度)で合計175区間、約450キロが利用者の大幅減少に伴う赤字理由で廃止されています。
古賀市では、住みやすい生活環境の整ったまちづくりを進めており、今後、高齢化による「交通弱者」の増加が見込まれる中で、現バス路線を基本的に維持しつつ、通勤・通学や買い物、通院などへの利便性向上のため、効果的な市民の移動手段の確保に知恵を絞っています。できれば誰もが、いつまでも路線バスを利用することができるように、月に1度はマイカーの利用を控えて、環境にもやさしい路線バスの利用にご理解とご協力をお願いします。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月21日 16時00分
固定リンク
古賀市と市キャラバン・メイト連絡会「橙(だいだい)」主催の認知症ジュニアサポーター養成講座「オレンジ教室」が開催されています。12月14日まで、市内全小学校の5年生(小野小学校のみ6年生)を対象に、子どもたちに認知症の人やその家族を温かく見守る応援者となってもらうため、認知症に対する正しい知識を教える今年度の新規事業です。市内全小学校で認知症ジュニアサポーター養成講座を実施するのは、県内では初めての取り組みです。この日は千鳥小学校へ講座の様子を見に行きました。講師となるための養成研修を修了したボランティアの講師役「キャラバン・メイト」のみなさん、とてもわかりやすくご指導いただき、ありがとうございます。
千鳥小体育館には5年生82人が人権学習として講座を受けていました。「認知症とは、認知の力の低下によって、普通の生活を送ることが難しくなってしまう脳の病気です」「認知症になると、物忘れをしたり、時間がわからなくなったり、帰る場所がわからなくなってしまいます」。講師の話に、子どもたちは真剣にメモを取っていました。また、ペットボトルを使って認知症の脳の仕組みの説明や、認知症の人がいる家庭の一場面の寸劇も見せてくれました。その後、子どもたちは4~5人のグループに分かれて、認知症について話し合い発表していました。
脇田洋子校長は「認知症は子どもたちには難しいテーマだと思いましたが、講座はとてもわかりやすく、感覚的に教えられ、子どもたちの自主的な学習になりました。相手を思いやる気持ちも理解できたと思います」と話してくれました。
子どもたちは「認知症になった人は、嫌な気持ちや悲しい気持ちだと思う」「認知症の人がいたら優しく接してあげたい」「一人にしないで声をかけてあげます」などと発表していました。この講座を通じて、子どもたちが、認知症という病気や認知症の人への支援のあり方を正しく理解し、高齢者を敬う気持ちを育て、困った人がいたら勇気を出して助けることができる社会になってくれることを、心から願っています。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月21日 15時58分
固定リンク
古賀市内の全中学校2年生545人による職業体験学習「ドリームステージ」が今年も9月10日~9月14日の5日間、市内の商店、飲食店、工場、農場、病院、学校、介護施設、公共施設など約128事業所で実施されました。市民の皆さんも、期間中に中学生の頑張る姿をあちこちで見かけられたのではないでしょうか。協力していただいた市内の事業所、関係者の皆さんには、たいへん感謝しております。
ドリームステージ事業は、勤労観、職業観を育成し、自らが進路を選択、決定していくことに必要な能力や態度を身につけ、自分の将来を考えることを目的として、平成21年度から全中学校で実施している事業です。職業体験を通して、多くの人と触れ合い、コミュニケーション能力などの社交性や思いやりの心などの道徳性を身につけることができたと、関係者からもたいへん好評のようです。
私も初日に、市学校教育課に来ていた2人の中学生の働く姿を見に行きました。少し緊張した様子でしたが、配属された職場の職員から、市役所の仕組みや業務内容の説明を受けながら、パソコンで簡単な申請書を作成していました。サポートを受けながらの「仕事」ではありますが、楽しそうに頑張っていました。生徒からは、「市役所の職場の雰囲気はとても明るく、職員の方にとても優しく教えてもらっています」と話してくれました。
この貴重な職業体験で学んだことを今後の学校生活に生かし、確かな学力とこころ豊かな社会性を身につけてもらい、将来の自分探しに役立てていただきたいと思っています。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月21日 15時55分
固定リンク
古賀市災害時要援護者台帳の利用及び管理にかかわる個人情報の保護に関する協定書の調印式がサンコスモ古賀で行われ、各自主防災組織の代表者と協定を結びました。古賀市では、災害時に自力で避難することが困難な高齢者や障がい者の皆さんに、安全に、そして確実に避難していただくために災害時要援護者台帳を作成し、今回、古賀市内の23の自主防災組織のうち、22の自主防災組織にご協力いただき、災害時要援護台帳の原本を保管していただくことになりました。ご尽力いただいた区長さんには感謝申し上げます。
最近、全国的に地震や集中豪雨など、さまざまな大規模な災害が多発して、たくさんの方が犠牲になっています。災害時には、自分のことは自分で守る「自助」が必要不可欠ですが、高齢者や障がい者の方など、生活上なんらかの支援を必要とする人は、周りの人たちによる特別な配慮が必要となります。
古賀市では、平成22年3月に、古賀市災害時要援護者避難支援プランを策定し、民生委員・児童委員の方のご協力で対象者の同意をいただき、災害時要援護者の台帳への登録を進めていくと同時に、全行政区の自主防災組織の構築に取り組んでいるところです。
今後は台帳を元に、約2900人の要援護者ご本人の意思を確認しながら、日ごろの生活状況、心身の状況など、災害時の避難支援や避難所での生活に必要な情報を網羅した個別計画を作成し、緊急時に役立てることになります。
要援護者台帳への登録は、災害時に地域の助け合いによって、被害を減らすのが目的です。日ごろの見守り活動や助け合いなどのコミュニケーションによって地域力を高めていただき、今回の台帳が、災害時の援護活動に有効に活用されることを願っています。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月14日 10時50分
固定リンク
今年は五輪イヤーで日本中が熱くなりました。ロンドンで開催のパラリンピックでは、さまざまなハンディーを乗り越えた選手たちの活躍する姿が、テレビや新聞で報じられました。古賀市でもスポーツ熱は高まっており、この日の夜、古賀市民体育館では、第55回県民体育大会の古賀市選手団の結団式が行われました。日ごろから、古賀市のスポーツ振興にご貢献いただき、心より感謝申し上げます。
県民体育大会秋季大会は9月22日、23日に北九州地区で開催されます。古賀市は昨年度、総合17位でした。今年はバレーボール、陸上競技、バスケットボール、卓球、ソフトテニス、バドミントン、剣道、弓道、ソフトボールの9団体が出場されます。
結団式には、監督・選手らがユニフォーム姿などで参加され、私から、林田良一団長(古賀市体育協会会長)へ団旗を手渡し、活躍をお願いしました。林田団長から「古賀市民の代表として、昨年以上の好成績をおさめるよう、選手一丸となって頑張ってきます。応援をお願いします」と力強い決意表明がありました。
今夏はロンドンオリンピックで世界中が盛り上がり、私もテレビで日本選手を必死で応援しました。実力以上の活躍で世界の強豪を破ってメダルを獲得した選手もいれば、普段の力を発揮できずに惜しくも敗れ、悔し涙を流す選手もいました。五輪という大舞台で果敢に挑戦する姿は、子どもたちに多くの感動と夢を与えてくれました。特にチームワークによる活躍が印象的でした。
県民体育大会に挑む皆さんも、日ごろからスポーツに懸命に取り組まれ、予選大会を勝ち抜いて来られたと伺っています。県民体育大会では、日ごろの練習の成果と団結力を存分に発揮され、五輪にも負けない熱い闘いを期待しています。古賀市の代表として頑張ってください。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月11日 15時45分
固定リンク
「あつまれ だじゃれの達人たちよ」の触れ込みで開かれた「D-1だじゃれグランプリin福岡」が、リーパスプラザ大会議室で行われました。県内4地区で行われた地区予選を勝ち抜いてきた小学3年生から63歳までの26人が、全国大会をめざして自慢のだじゃれを競いました。会場には、家族や友達ら100人近くが応援に駆けつけ、横断幕を掲げて応援するなど、熱気を感じました。D-1だじゃれグランプリ会長の中川ひろたかさんは、大会の審査員として参加されました。
開会にあたり、山本実行委員さんから、ちくわを指にはめて「皆さんこんちくわ」など、おしゃれなあいさつで始まりました。私も「皆さん、私が古賀しちょうって、しっちょうですか?」「本日は最後まで頑張ってくだじゃれ」と、だじゃれを交えたあいさつを試みました。会場からどっと笑いが起こり、ひと安心でした。また、皆さんのなかなかの腕前に感心しました。
この大会は、言葉遊びのひとつとして、笑いやユーモアが、人々の心を温かくすることから、開催されたようです。出場者も子どもから大人まで幅広い年代の方が、頭をひねってだじゃれを考えている姿が印象的でした。物や道具がなくても、どこでも楽しむことができます。また、親子や友達同士でいっしょに盛り上がることができる、とてもすばらしい機会だと思います。
今回優勝・準優勝されたお二人には、全国大会でもすばらしいだじゃれを披露していただき、笑いでみんなに元気を与えてくれることを期待しています。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月06日 10時04分
固定リンク