来年の干支は丑!
博多人形師の鶴田加奈子さんから来年の干支・丑の人形を古賀市に寄贈していただきました。ありがとうございます!
鶴田さんはお隣・福津市の工房で人形を制作。2019年のラグビーワールドカップからご縁があり、古賀市出身の福岡堅樹選手をはじめ日本代表選手たちのラガードールやコロナ禍を乗り越えるアマビエの人形も寄贈していただいています。
いずれも市役所など公共施設に飾っていますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
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大学生との対話をまちづくりにつなげる。
25日、福岡工業大学の学生さんたちから古賀市のまちづくりに向けた提案をいただきました。私はぶっつけ本番で講評しながらの対話を試み、さらに引き出し、深掘り。同席した公共政策のコンサルティングの方からは「ゼミできますよ」とご評価いただき、学生さんたちの満足感もあったようでよかったです。政治・行政とりわけ地方自治に関心を持つきっかけとなり、主権者意識を涵養してもらえていたらうれしいですね。
2022年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次総合計画の策定作業の一環。昨年は小中学生から提案作文を募集し、子どもたちとの対話集会「コガトーク」を開催。今回は10代後半から20代前半の考えや感性をつかむため、連携協定を締結している福岡工業大学さんと九州産業大学さんにご協力いただいています。
人口減少社会の中で地方はどうあるべきか。どのように中心市街地を活性化するのか、子育て支援や教育環境の充実の必要性、AIデマンドの導入も意識した地域公共交通ネットワークの形成、持続可能な世界をつくるため私たち一人一人が日々の生活で環境を意識して実践する大切さーーなどなど。今後の政策形成につなげられる提案もありました。ありがとうございました!
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クリスマスの25日もJR古賀駅西口でクリスマスマーケットが開催されました。
色とりどりに輝くイルミネーションに多くの皆さんが足を止め、写真を撮影するなどしていました。お店を出されている皆さんとも今年のコロナ禍の状況も含めいろいろとお話できてよかったです。かわいらしいお正月飾りを入手し、似顔絵も書いていただきましたよ。
この日は夕方、多文化交流の音楽会も開催されました。台湾からの留学生や古賀市の玄界高校国際文化コースの生徒さんの歌と演奏が披露され、盛り上がりました。台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正処長(総領事)にもお越しいただき、感謝します。
音楽会の後、台湾の皆さんを西口商店街のコワーキングスペース&カフェ「CREATE SPACE MIRACO」にお連れし、あまおうのホットジュース「たぴこ」を飲んでいただきましたが、大好評でした。駅前のイルミネーションも喜んでいただきました。
ご尽力いただいた皆さんに心から感謝します!お疲れ様でした!
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27日は、全国の有志の首長も参加する「みんなの応援村」のオンライン会議が開催されました。福岡県からは福岡市の高島宗一郎市長と古賀市長の私が参加。新型コロナウイルスや災害などで社会状況が厳しい中、一人でも多くの皆さんを笑顔にしようと様々なプロジェクトを展開中。音楽プロデューサーの松任谷正隆さんからワクワクするご報告もありました。みんなの応援村のこの間の動きや実行委員など詳細は
こちらをご参照ください。
さらに、古賀市が誇る食品工業団地で開催された歳末の工場直売&プチ食の祭典へ。食の魅力が詰まった「スッゲエ!!箱」をドライブスルー方式で入手しました。それぞれの工場での直売は家族が行ってくれたので、年末年始はこれで安心!
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令和2年、2020年も残りわずかとなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、私たちの暮らしが大きな影響を受けた一年でした。私たちは依然としてその渦中にあり、古賀市としても対策を講じ続けています。2021年も、市民の皆さんと共に力をあわせ、「オール古賀」でこの難局を乗り越えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
この一年間も大変お世話になりました。ありがとうございました。それでは、良い年をお迎えください!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月28日 09時41分
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メリークリスマス!
古賀市では、24、25両日、JR古賀駅西口とその周辺でクリスマスマーケットが開催中です。ナダヨシさん製作のハート形のオブジェなどイルミネーションが輝き、皆さん笑顔、笑顔、笑顔。
似顔絵も描いてもらえますよ。
西口商店街のCSMIRACOではあまおうのホットジュースも登場。さらに、25日は16時30分から商工会館前の広場で台湾からの留学生によるコンサートもあります。皆さんもぜひ一緒に楽しみましょう♪
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技術革新によって生まれる新たな価値を、私たちの暮らしの課題解決につなげていく。古賀市はこの視点を重視し、デジタル化に対応したまちづくりを進めていきます。
次世代通信規格「5G」の技術の可能性を探るため、21日夕方、福岡市・薬院のNTTドコモ九州支社「5GラボFUKUOKA」を訪問しました。最先端技術を体感するとともに、どのような形で持続可能なまちづくりにつなげていけるか、意見交換をさせていただきました。古賀駅周辺の中心市街地活性化、地域公共交通ネットワークの形成、企業誘致や観光などの産業振興をはじめ様々な視点を得られました。
なお、私は令和3(2021)年度の当初予算編成に向けた市長メッセージ(10月1日公表)でも以下のようにお示ししています。「新たな時代の変化に柔軟かつ的確に対応するため、5Gなどの先端技術の活用推進をはじめ、Society5.0の実現やSDGsの目標達成に向けた視点をすべての施策において意識することも重要である」
そのためには、「デジタル格差」を生まないことが大切です。そこで、私は12月定例会・一般質問の答弁で、防災や福祉の観点から、高齢者の皆さんにスマートフォンなどの機器を使っていただくため、その導入や使い方を教える場づくりなど支援策を検討する考えを明らかにしています。古賀市としてしっかりと取り組んでいきます。
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古賀市の食品加工団地で製造される美味しい品々を詰め合わせた「スッゲエ!!箱」が登場!
12月27日(日)午前9時から限定販売されることになり、このほど、「プチ食の祭典」の実行委員の皆さんが市長室にお越しになりました。
古賀市は工業製品出荷額の食料品分野で福岡県内2位。多くの企業さんに立地していただいているおかげであり、農業の魅力とあわせて「食のまち」「モノづくりのまち」を打ち出しています。
毎年5月に「食の祭典」を開催していますが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。でもやはり食の魅力を内外に伝えたい。ということで、「スッゲエ!!箱」が開発されました。200箱限定で、1箱5000円。販売場所はルミカさんの駐車場(古賀市糸ケ浦65)。感染防止策としてドライブスルー方式で販売されるとのこと。詳しくは
市HPをご参照ください!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月25日 15時22分
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新たな技術でチャレンジ!高糖度のみかんを生産へ!
古賀市筵内の安武清治さんが、荒廃した元みかん農園を切り拓き、新たな技術で高糖度の早生みかん「みはや」など複数の品種の生産に乗り出したと聞き、このほど、現地を訪問しました。お声掛けくださったのは、先日の市議会本会議で「持続可能な農業」をテーマにご質問いただいた中野敦史市議。ありがとうございます。
安武さんは「根域制限・マルドリ(マルチドリップ)方式」でみかんの生産にチャレンジ。畝は、整地した地面に防根シートを敷いて形成し、培土を覆うシートマルチの下に配管などのかん水設備を設置しています。今年3月~4月に植栽し、なんと約1年半後の来年秋からは収穫を始められるとのこと。新たな技術で省力化を図り、高糖度の美味しいみかんを生み出す。福岡県内ではまだ珍しく、注目が集まっています。
古賀市は昔から温州みかんなどの柑橘類の栽培が盛んです。古賀市としても果樹や野菜などの園芸農業の拡大支援に取り組んでおり、今回のケースも福岡県の「活力ある高収益型園芸産地育成事業」を活用し、県と市で補助をさせていただいています。
この新たな農園の名前は「夢とロマンのシトラスファーム安武」。農業の未来を拓いていく新たな挑戦を応援します!
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確か昨年の今ごろ、地域のイベントでいただいた手作りのまつぼっクリスマスツリー。気づけば1年間、市長室に飾り続けていました。光陰矢の如し。
令和3年度の当初予算編成に向けた市長としての査定をスタート。市政運営全般にわたる様々な事業について、年をまたぎながら連日議論、検討します。財源には限りがあり、新型コロナウイルスの影響も想定する中で、この間の市民の皆さんからのご要望、議会からのご指摘を踏まえ、調和点を見出していきます。中長期的なまちづくりを意識しながら、目の前のあらゆる生活課題、地域課題を対象に優先順位をつけていきます。毎年のことですが、かなり難易度が高い営みです。
なお、予算編成の大前提は、私の市長就任直後に公約に基づき作成した「持続可能な都市に向けた経営方針」であり、経営トップとして次年度の基本方針をまとめた市長メッセージ(10月1日公表)になります。こちらもご参照ください。(
こちらから)
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古賀市は昨年度から上下水道課庁舎で職員が固定の自席を持たないフリーアドレスデスクを導入し、業務効率化、働き方改革につなげているところです。近年、全国の地方議会の皆さんに関心を持っていただいており、22日も視察をしていただきました。また、同課で3月からテレワークを先行導入し、建設産業部に拡大。今後、全庁に広げていきます。
同じ日の夜、古賀市の国立病院機構・福岡東医療センターの地域医療支援病院協議会にも市長として出席しました。地域が置かれた現状を共有するとともに、院長や粕屋医師会長をはじめ皆さんと意見交換ができました。福岡県内で唯一、エボラ出血熱などの1類感染症に対応できる感染症指定医療機関として、日々、新型コロナウイルス感染症の患者さんの治療にご尽力いただいています。医師や看護師の皆さんに心から感謝します。院内には古賀市が広めている「シトラスリボン」も。みんなで力を合わせて感染拡大防止に努めるとともに、感染者や医療従事者への差別や偏見を許さず、お互いを大切にする社会をめざしましょう。
このほか、ふくおか市民政治ネットワーク古賀の皆さんと子どもや教育、環境、地域自治をはじめ様々なテーマで意見交換。介護のこれからに関わる会議や防災訓練などが続きました。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月24日 10時51分
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古賀市長に就任して3年目に入りました。私の活動をお支えいただいている全ての皆さまに心から感謝を申し上げます。
2018年12月23日の就任以来、公約を強く意識し、古賀市の強みを引き出し、まち全体の魅力を高めるための政策を展開してきました。特に、時代の流れを的確につかむスピード感を大切にし、社会の価値観の変容や技術革新を捉え、産業力を強化し、子育てや教育、高齢者福祉などを充実させることで移住・定住を促進することが重要です。これらを実現し、次の世代に「持続可能なまち」をつないでいく。そのためには長年の懸案を打開することが必要であり、政治的に重要な決断も重ねてきました。
市政運営の「1丁目1番地」はJR古賀駅周辺の活性化。長年の懸案だった中心市街地のにぎわい創出については、2019年11月に古賀駅東口エリアの開発に向けてニビシ醤油さんと協力協定を締結することができました。現在、東口から市の拠点施設「リーパスプラザこが」をつなぐ回遊性ある歩行空間や駅へのアクセス性を向上させる道路、特に子育て世代を意識した住環境などの整備方針を策定し、2021~22年度の都市計画決定をめざして作業を進めています。
古賀駅西口エリアの活性化に向けた具体策にも着手。今年度から3年間かけてエリアマネジメントを実施します。まちづくりの実績がある若手の専門家チームに協力してもらえることになり、市民の皆さんと共に「本質的な再生」に向けた課題の整理、ビジョンの作成と実践を行っていきます。
青柳、小野両地域の魅力も高め、古賀駅周辺とつなげることで、まち全体の振興につなげます。そのため、観光・物産・情報発信の機能強化のためのプロジェクトを立ち上げ、古賀グリーンパーク周辺の活性化に向けた地産地消の拠点「コスモス館」の機能強化や、市内外からの集客を念頭に置いた企業誘致を推進。薬王寺では、テレワークの急速な普及など社会の働き方の価値観の変容を捉え、天然温泉を生かし、新たな付加価値を生む企業の誘致に乗り出します。薦野清滝地区の基盤整備による新たな農業振興策にも着手しました。企業のさらなる誘致のため、今在家地区の市街化区域編入と地区計画策定の手続きに入りました。新原高木地区などについても地元と調整しながら具体化を図る方針です。
「チルドレンファースト」を掲げ、子育て支援と教育環境の充実も図っています。今年度から、全ての初産婦を専門職が訪問する取り組みをスタート。小・中学校現場では、全ての普通教室と音楽室などへの空調設置を完了し、この夏から稼働を始めました。また、ICT教育の推進のため、全ての小中学生にタブレット端末を配備し、教室には大型モニターを設置します。小児がん治療等で免疫が失われた場合の再接種への助成も始めました。
超高齢社会への対応を強化しています。地域包括支援センターについて基幹的な直営の1か所のほかに中学校区ごとに3か所設置する新たな体制のスタートアップに取り組んでいます。医療的ケア児を含む障がい者福祉の充実をさらに図っていきます。
人権と平和を強く意識しています。今年度からはLGBTなど性的マイノリティの皆さんの権利保障をめざし、パートナーシップ制度をスタート。九州の政令市や県庁所在地以外では初めての運用になりました。福岡市、北九州市と連携し、相互利用が可能ともなっています。平和首長会議に加え、日本非核宣言自治体協議会にも加盟しました。
今年に入ってからは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、その危機管理対応を最優先課題に位置付けました。特に子どもと経済的困窮、事業者支援を軸として、国や県、他の市町村に先んじて独自の対策を講じています。
この他にも、デジタル社会への対応、地域公共交通ネットワークの形成、大規模災害を想定した地域防災・減災体制の強化、地球温暖化対策や循環型社会の形成、西鉄宮地岳線跡地の利活用や道路、上下水道などのインフラ整備、国際交流・多文化共生社会の構築、東京オリンピックのルーマニアホストタウンとしての活動などを積極的に進めています。
そして、2022年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次総合計画の策定を着実に進めてきました。特に先駆的なのは、将来の行財政運営の健全化・効率化をめざし、総合計画策定にあわせてBPR(Business Process Re-engineering:業務プロセスの分析・再設計)の導入による行政経営システムの再構築を進めていること。市民サービスのさらなる向上と職員一人ひとりの働きやすい環境づくりを両立させるために取り組んでいます。
こうした形で市政が運営できているのも、市民の皆さまのご理解とご協力、そして職員の尽力があってこそです。ありがとうございます。
今任期の残る2年も「オール古賀」の理念のもと、市民生活を向上させるための市政運営に全力を尽くしてまいります。日々の活動は私のFacebookやTwitter、Instagram、個人ブログ&市長室ブログなどで引き続き連日発信していきます。これからもよろしくお願いいたします!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月23日 14時09分
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気候変動により風水害が多発する現代、私たち一人一人が主体的に率先して避難行動ができることが求められます。とはいえ、どうしたらいいの?
そこで、ゲーム型の防災研修プログラム「風水害24」が開発されました。台風の接近から通過までの24時間をシミュレーションし、行動の選択が自らの命に関わることをリアルに体感できます。
今月、九州の自治体で初めて古賀市でこのプログラムを運用しました。防災士の市民の方々、社会福祉協議会、消防団、粕屋北部消防本部や古賀市の職員、さらには市内の企業に勤める在住外国人の皆さんも参加しました。
災害発生時に命を守るためには、私たち一人一人が事前に防災意識を涵養し、いざという時に周りの人への声掛けを含め早め早めの適切な行動を取れることが重要です。と言っても、危機感をもって事前に備える(対応できるリテラシーをもっておく)ことは難易度が高い。こうした課題を解決しようと、このプログラムがつくられました。
プログラムは10段階で構成され、時間が進むにつれて警戒レベルが上がります。自分がいる場所を踏まえ、気象情報などをもとにどのように移動するか、同じ地域に住む周りの人に声をかけるか、どのように物資や情報を集めるか。行動の選択によっては命の危険性が高まることがリアルタイムで把握、実感できました。在住外国人の皆さんの参加で、日本語が通じにくい避難行動要支援者とのコミュニケーションのあり方も再考できました。
プログラムを開発したのは「社会の課題に、市民の創造力を。」をテーマに据える東京の特定非営利活動法人「issue+design(イシュープラスデザイン)」。神戸市での実証実験を経て、神戸市以外では西日本で初となる試みとなりました。楽しく、学べ、いざという時の実践につながる。古賀市の今後の防災のあり方を考えるとても刺激的な時間になりました。感謝します!
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古賀市と柳川市の交流が深まっています。20日、新たに竣工した柳川市民文化会館「水都やながわ」の開館記念式典にお招きいただきました。掘割沿いにあり、柳川の歴史と風土を生かした新たな文化の創造が期待されます。大ホールの音響も素晴らしい。おめでとうございます!
交流のきっかけは「立花宗茂と誾千代」のNHK大河ドラマ招致に向けた昨年5月の連携宣言。「立花宗茂の重要家臣である薦野増時と米多比鎮久が古賀を本拠としていたからには古賀市としても共に取り組んでいきたい!」と考え、連携を決めました。引き続き大河ドラマ実現に向けて頑張りましょう!
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RKBの夕方の情報番組「タダイマ!」が21日夕方、古賀市へ。JR古賀駅前の生中継現場で、飛び入り出演し、古賀市の魅力をお伝えしました。古賀市を取り上げていただき、ありがとうございます!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月22日 11時09分
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朝鮮半島・新羅との交流を示す玉虫装飾の杏葉をはじめとする大量の馬具が見つかっている国史跡・船原古墳。歴史資料館に韓国語と英語のパネルを設置し、近く中国語も登場する予定です。
国内初確認の玉虫装飾の杏葉などの価値ある馬具を特別公開し、20日まで開催した船原古墳展は、18日に来場者が2786(ふなばる)人に達し、最終的に来場者が3000人を突破しました。皆さん、本当にありがとうございました。学芸員の「ふなこさん」による展示解説も好評でした。
そして、地元企業のハウス食品福岡工場さまにもご協力をいただきました。節目の来場者の方への記念品として、馬にちなんで「うまかっちゃん」を贈呈させていただきました。ありがとうございました。
なお、特別公開は終了しましたが、歴史資料館でレプリカなどは常設展示する予定で、多言語対応も続けます。また、大好評の16種類の特製缶バッジも販売します。引き続き、船原古墳にご注目ください!
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古賀市がフレンドリータウンとして全力応援してきたアビスパ福岡はJ1昇格を決め、20日の最終戦も勝利しました。1年間お疲れ様でした。ありがとうございました。
そして、最終戦には、福岡高校の同窓で古賀市役所にも来てくれたMF鈴木惇選手=新宮町出身=がベンチ入りし、後半に出場。先月の古賀市応援デーの時もスタジアムで声をかけてくれていました。今期で契約満了、更新はしないとのこと。次のステージで頑張ってください⚽
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古賀市の葬祭場「北筑昇華苑」の施設を改修し、車両が入る正面に大きな屋根を設置しました。また、今後、待合棟内の整備も進めます。
古賀市、福津市、福岡市の3市と糟屋郡7町でつくる組合で運営し、私は組合長を務めています。多くの皆さんにご利用いただいており、これからもよりよい葬祭場をめざします。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月21日 10時01分
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古賀竟成館高校の生徒さんたちの個性豊かな魅力ある作品に出合える卒業制作展が16日、市立図書館2階で始まりました。
古賀市・福津市・新宮町の2市1町の組合立による古賀竟成館高校には普通科ベーシックデザインコースがあり、3年生の作品を展示する卒業制作展は今回で10回目。テーマは「襲来」で、高校生は大きな可能性を秘めており、生徒の皆さん自身を「未知の生物」として、美術を広めるために「襲来」することをイメージしたといいます。
確かに、会場に入ると多くの素晴らしい作品たちが攻めてくる感覚に襲われました。生徒さんそれぞれの表現から、その感性の解放と創造性の高さを実感。当番の生徒さんたちから分かりやすい展示解説をしていただき、ありがとうございます。
卒業制作展は20日まで。同じフロアにある歴史資料館では、国内初確認の玉虫装飾馬具を公開している船原古墳展も開催中。皆さん、ぜひどちらもご鑑賞ください!
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古来からの「交通の要衝」の特性を引き出し産業力を強化!
九州自動車道の古賀SA西側に位置する「玄望園」の土地区画整理事業が竣功し、16日午後に記念碑の除幕式が開催されました。約28ヘクタールの広大な面積で、玄界灘を一望できます。
古賀ICから約10分、国道3号や県道35号にも約10分と交通アクセスに優れた地区。「地の利」を生かした物流の新たな拠点として、産業力の強化につながります。2016年に小川洋知事が古賀市に来訪した際、地元の県議として福岡県の産業振興にとっても重要なプロジェクトであることを説明していました。
長年の関係者の皆さんのご尽力に心から感謝します。
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環境教育・学習の充実を図るため、古賀市環境審議会から、「古賀市版環境カウンセラー制度」を策定することについて、15日に答申をいただきました。
薛孝夫会長から答申書を受け取り、意見交換。環境活動団体だけでなく、市民、地域、事業者、学校など多様な主体が連携し、「共働」で取り組んでいけるよう、人材バンクの仕組みで、特に若い世代が参加できるよう工夫を凝らすことなどをご提言いただきました。実効性ある制度を構築し、次年度からしっかりと取り組んでいきます。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月18日 15時33分
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「ふなこさん」の解説で丸わかり!
古賀市立歴史資料館で20日まで開催中の国史跡・船原古墳展。土日限定の学芸員による展示解説「教えて!ふなこさん」が殊のほか好評です!
開館時間は午前10時~午後6時で「教えて!ふなこさん」は土日の①午前11時②午後2時③午後4時に開催します。
ご来場いただいている皆さんは、国内初確認の玉虫装飾馬具をはじめ「国宝級」の展示品と船原古墳の意義を分かりやすく説明するふなこさんにぞっこんなご様子。残るは19日と20日。16種類の缶バッジも絶賛販売中!
さらに、既に来場者は2000人を突破していますが、「2786(ふなばる)人目」の方にはいいことが起きるとのこと!皆さん、ぜひご来場ください!
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全国初の下水道施設をデザインしたマンホールカードの配布をスタートしました!
17日朝、記念すべきお一人目は大野城市の方でした。さらに、期せずしてJ:COMさんの取材も受けることに。自分でマイクを持っているのでリポーターのように見えますが、インタビューに応えている場面です。
マンホールに描かれているのは古賀市の下水処理場「古賀水再生センター」です。全717種類のカードのうち、下水道施設のピクトグラムに分類されているのは、古賀市のカードだけ。平日は市役所の上下水道課庁舎で、土日祝日は古賀水再生センターで配布します。午前8時30分~午後5時。年末年始は除きます。
マンホールカードの詳細は古賀市HPの
こちらをご参照ください。
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子どもたちの育ちと学びをきめ細かく支える観点から、古賀市は小学1年から中学3年まで原則「35人以下学級」を実現しています。国は小学1年のみを35人としているため、ほぼ市の単独費用で独自に実施しているところです。
この小中学校全学年での原則35人以下学級は、私の市長就任前からの古賀市の教育の大方針で、まさに私のチルドレンファーストの理念に通じるものであり、継続しています。
そして、17日、小学校に限り、来年度から5年かけて段階的に35人に引き下げるという政府の方針が明らかになりました。まずはこの方針を歓迎し、中学校についても引き続き前向きに検討していただくことを求めていきます。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月17日 15時13分
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新型コロナウイルス対策として、ひとり親世帯への臨時特別給付金の再支給を盛り込んだ補正予算について、本日最終日の市議会定例会の本会議で追加提案し、可決していただきました。対象のご家庭には年内に支給します。古賀市としては6月の市独自のものとあわせ、3度目となります。
また、初日に提案していた電子図書館サービスの導入費用などを盛り込んだ一般会計補正予算や、全ての小中学校の教室への大型モニターの配備(財産の取得)など14議案を全て可決・同意していただきました。議会の皆さんに感謝します。
今回成立した補正予算による電子図書館の実現によって、インターネットを通じて電子書籍を貸し出し、パソコンなどでの利用が可能となります。このほかにも▽聴覚障がい者の方々が手話通訳者を同行しなくてもサービスが受けられる遠隔手話通訳のためのタブレット端末の配備▽高齢者のインフルエンザ予防接種の見込み増に伴う補助の増額▽生活保護世帯や就学援助受給世帯の増加を想定した対応――などを盛り込んでおり、市民生活の向上のため、しっかり取り組んでいきます。
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マンホールカードをあす配布スタート!デザインは全国初の下水道施設!
古賀市の下水処理場「古賀水再生センター」を描いたマンホールカードが完成しました。17日午前8時30分から市役所の上下水道課庁舎で配布を始めます。土日祝日は古賀水再生センターで配布します。
古賀水再生センターは大根川の河口にあり、玄海国定公園内に位置します。白砂青松の美しい景観と調和するよう、外壁全面がレンガ張りの全国でも類を見ない下水処理場です。隣には昨年の日本オープンゴルフ選手権の舞台となった古賀ゴルフ・クラブのコースが広がっています。
このマンホールカードを通して、水の大切さ、下水道の意義を知っていただけたらと思います。ちなみに、上の写真はフリーアドレスデスクを実現した上下水道課の入口で撮影。奥の壁に写っているのは古賀市出身で「水の特命大使」を務めていただいているボートレーサーの小野生奈さんです。
マンホールカードの配布についての詳細は
こちらをご参照ください。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月16日 13時35分
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国内初の玉虫装飾馬具が確認された船原古墳の石室内部をVR(ヴァーチャルリアリティ)で体験へ!
船原古墳の調査研究と活用で、古賀市は県立九州歴史資料館と連携しています。このたび、普段立ち入ることのできない船原古墳の横穴式石室の内部を皆さんに体感していただけるよう、VR体験コンテンツの制作に着手しました。
VR制作に必要な調査測量が実施され、私も文化課の職員と共に現地へ。初めて石室内部に入らせていただきました。私のこの体験を皆さんにもVRで感じていただけることになります。完成したら、まずは古賀市内の小中学生に体験してもらいたいですね。
ちなみに、玉虫装飾の杏葉を含む大量の馬具が発見されたのはこの石室ではなく、古墳直近の土坑。古墳内ではなく土坑から発見されるケースも極めて珍しく、これも解明すべき謎となっています。
なお、この取り組みは福岡県の文化財デジタル体験コンテンツ導入事業。県議会9月定例会で予算が可決されています。
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リモート交流でルーマニアを知ろう!
9日午前、花見小学校の3年生がオンラインで、古賀市とのご縁が深いルーマニア出身の冨永フロレンティナさんとリモート交流しました。ルーマニア語の挨拶や自己紹介、気候や食生活など文化の違いを学びました。子どもたちは驚きや感動をストレートに表現してくれるのでいいですね。質問時間も次々に手が上がり、とても活発でした!
今月のリモート交流は、古賀市の花見小、舞の里小、青柳小、千鳥小、古賀西小、花鶴小、福津市の上西郷小で実施。新型コロナウイルスの影響で東京オリンピック・パラリンピックは来年に延期されましたが、古賀市と福津市はルーマニアのホストタウンとして、国際交流・多文化共生を推進中。引き続き、様々な取り組みを進めていきます!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月15日 12時19分
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡県内に「福岡コロナ警報」が出されました。これを受け、古賀市も本日の対策本部会議で、さらなる感染拡大で医療機関における病床のひっ迫が生じることなどを防ぐため、市民の皆さまに対し、これまで以上に感染防止対策の徹底をお願いすることとしました。
こちらをご参照ください。
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古賀市議会定例会は14日、私への一般質問を継続。2人の議員さんからご質問をいただきました。世代間の「デジタル格差」解消に向けた新たな支援策の検討を表明しました。
◇デジタル格差解消のため、高齢者のIT利用を後押しする支援策を検討
社会のIT化が急速に進む中で、デジタル格差を生まないための取り組みが重要です。防災や福祉の観点から、高齢者の皆さんにスマートフォンなどの機器を使っていただくため、その導入や使い方を教える場づくりなど支援策を検討する考えをお示しました。この分野は、IT機器を使えない(使わない)人への情報の保障も行政として重要と認識していますが、それ以上に、行政が「嫌われ役」を買って出てでも使えない(使わない)人にその必要性を伝え、使ってもらえるように働きかけていくことも求められています。近年、大規模災害が頻発する中、市民の皆さんの命を守れなくなる懸念もあります。当事者の皆さんの主体性・自発性だけでは困難な現実もあるため、情報弱者を生まないためにもデジタル化対応のための支援策を検討します。
また、コロナ禍の中で、高齢者の皆さんは外出の機会が減り、体力低下やコミュニケーション不足による認知機能の低下などが懸念されるため、古賀市では市内各地をオンラインでつなぎ、リモートで介護予防イベント「いきいきボールンピック大会」や介護予防に関する講演会を開催してきたことを報告。11月11日の介護の日にあわせ、市内の保育園児や学生などから高齢者への手書きメッセージを入れた「フレイル対策カード」も配布し、有事の中でも地域の中で心と心をつなぐ世代間交流を実施しています。
古賀市のこれまでの新型コロナウイルス対策についても評価を問われ、未知の感染症に対峙するために常に市民生活の現場で起きていること、起きうることに「想像力」を働かせ、チルドレンファースト(子育て・教育)、経済的困窮、事業者支援を軸として、国や県に先んじて判断し、取り組んできたことを説明しました。さらに、社会の価値観も変容を捉え、ウィズコロナ(コロナとの共生)、アフターコロナ(コロナ後)も見据え、まちづくりを推進する考えを申し上げました。
◇まちづくりでSDGsの視点を意識し、統合的・包括的に取り組む
市政運営でSDGsの視点を取り入れる重要性についても提起がありました。私は「対話」と「交流」を実践しながらまちづくりを推進しています。民主主義を実現するため、私たち一人一人を大切にする。多様性を尊重し、私たちの幸福を追求する。社会全体の調和点を見出す。こうした理念で市政を運営しています。このことはSDGsの基本原理である普遍性、包摂性にも通底するものであると考えています。SDGsについては市長選挙に向けた私の政策集でも触れています。
SDGsは、貧困、健康と福祉、教育、エネルギー、技術革新、気候変動などのテーマで17の目標が設定され、これらは互いに密接に関連しあっていて、統合的・包括的に取り組むことで、地球全体、地域全体が持続可能な未来へ前進することができるものであり、市が行うすべての取り組みはSDGsの17の目標に係る具体的な行動になり得るものと理解しています。そもそも地方自治体はこれまでもSDGsの基本的な発想であるバックキャスティング思考でまちづくりを進めてきている面があります。例えば、都市計画や公共施設の総合管理などがありますが、従来の取り組み以上に、こうした視点を持ち得ていなかった分野にも広げていくことで、さらに効果が上がっていくと考えています。来年度も様々な事業でSDGsの視点を意識して取り組んでいきます。
なお、市民や事業者の皆さまがSDGsを意識していただくことは有意義と考えており、私の施政方針や予算編成に向けたメッセージもSDGsの視点を私たちが取り入れることの大切さを意識して書いています。こうした取り組みは今後も続けていきます。
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飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!そして見逃さない!
年末の交通安全県民運動が始まりました。13日朝、交通安全協会の皆さんと街頭啓発を実施。毎年の恒例行事です。飲酒運転の撲滅、高齢者や子どもの交通事故防止などを重点的に呼び掛けています。「私はしない」は当然のこと。「他人にさせない」が重要です。皆さんのご協力をよろしくお願いいたします!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月14日 17時45分
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古賀市内の全域を回る次期総合計画策定に向けたタウンミーティング(対話集会)を青柳区公民館で9日に開催しました。この日で約1年間をかけての全ての地域での集会を完了しました。
青柳区の自治会加入率は100%。地域の絆の極めて強い地域で、多くの皆さんにご参加いただきました。私からは古賀駅周辺の活性化や土地利用転換と企業誘致、定住促進に向けた規制緩和、チルドレンファーストのまちづくりなどを説明。公共交通ネットワークの形成や、青柳区からは離れているものの西鉄宮地岳線跡地の開発、岳越山の地域資源としての活用、中村哲さんのご功績と志を次代につないでいくことなどでもご提起ご質問をいただき、充実した時間でした。
対話と交流を起点とするまちづくりは私の公約でもあります。この1年、本当に多くの皆さんにご参加いただき、心から感謝します。これからも「オール古賀」で市政を運営をしてまいりますのでよろしくお願いいたします!
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古賀市の家トレ「こまめ体操」は介護予防と健康づくりに効果的!
新型コロナウイルス対策として、市内各地をオンラインでつないで開催した高齢者の介護予防イベント「いきいきボールンピック大会」の際、それぞれの会場でこまめ体操を撮影し、映像をつないでくれています。市長室前で体操する私の姿も。
こまめ体操のボールンピック大会バージョンはその1~その3まであります。
こちらのチャンネルをご参照ください。
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私たちの地球を守るために、私たち一人一人ができることは!?ということで、「うちエコ診断」を体験しました!
☆自宅のエネルギー使用状況がグラフで見えるのがいい!
☆他の世帯をめやすとして、順位が出るのもおもしろい!
☆無理のない提案もたくさんあり、すぐにチャレンジできそう!
☆家族みんなで話し、考え、取り組んでいくきっかけになる!
「うちエコ診断」にご興味がある方はぜひお問い合わせください(古賀市役所環境課 092-942-1127)。「うちエコ診断」の詳細は
こちら。
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ユネスコの無形文化遺産である「能楽」を堪能。7日夜、古賀市として包括連携協定を締結している福岡女子大学さんの催し「ろうそく能」にお招きいただきました。能と狂言は、演劇やオペラ、ミュージカルと同じく総合芸術です。
不変の伝統芸能を観ながら、私たちが生きている「現在」を振り返り、人間の普遍的な心理を探る。人として大切な時間であり、こうした機会を10代20代の学生の皆さんに提供している営みは素晴らしいと思います。キャンパスのイルミネーションもきれいでした!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月14日 09時06分
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◇都市近郊の古賀市の強みを引き出し、持続可能性を高める農業振興
第1次産業の振興は全ての私たちに関わります。この重要なテーマでご提起をいただきました。農業支援と言うと、農業者への支援というイメージを浮かべがちですが、農業者の営農を支援することは、私たち消費者一人一人の毎日の「食」を確保すること、つまり安全で安心な暮らしを実現することにつながっています。
古賀市は、美味しい米や麦はもちろん、イチゴの王様あまおう、温州ミカンやネーブル、デコポンなどの柑橘類、ブロッコリーなどの野菜、鶏卵、花卉をはじめ様々な魅力ある農産品を生産しています。近年は、メロンよりも甘いと言われる高糖度の「スイーツコーン」のブランド化を図り、市内外にファンが拡大しています。
そうした中、全国的な傾向と同様、農業者の高齢化と就農人口の減少などに直面しており、政治・行政の責務は重いと考えています。農業の持続可能性を高めるため、古賀市は都市近郊の強みも生かし、新規就農者の支援の拡大、高効率化を図るための圃場整備(基盤整備)や生産技術向上への支援の推進、6次産業化・農商工連携による販路拡大にさらに取り組んでいかなければならず、答弁ではその決意を申し上げました。また、高齢化する現実を直視したため池や井堰など農業用施設の維持・管理に取り組まなければなりません。市内各地を回る対話集会でも「10年後、自分たちではもうできない」という切実な声をいただいており、対策を検討しています。
今年度、県の北筑前普及指導センターや粕屋農業協同組合と連携した「農業者支援会議」を立ち上げ、きめ細かい新規就農支援や技術指導につなげています。昨年度からは薦野清滝地区の基盤整備事業にも着手。地産地消の拠点「コスモス館」をより魅力ある品ぞろえにすることや、建物や敷地の機能向上、消費者のニーズをとらえることはもちろん農業者の生産意欲を高める仕組みなどの検討も進めています。皆さんと共に新たなアイデアをどんどん出し合いながら、農業振興に取り組んでいきます。
◇古賀駅西口エリアの「本質的な再生」に向けたエリアマネジメント
かつては商機能の集積地だった古賀駅西口エリアの中心市街地としての「本質的な再生」に向け、古賀市は今年度、宮崎県日南市の再生で実績のある外部のプロフェッショナル(株式会社ホーホゥ、木藤亮太・代表取締役)にエリアマネジメントを委託し、活性化に乗り出しました。
このプロジェクトの最大のポイントは、私たち市民一人一人が古賀駅西口の再生による中心市街地活性化の「主体」であること。そして、このことをしっかりと市民の皆さんに伝えていくこと。多くの市民の皆さんにプロジェクトに関わってもらうことが重要です。まちづくりは、マネジメントを託した外部のプロフェッショナルだけが頑張れば成果につながるのでなく、私たち一人一人が参加し、実践すること。この事業の委託期間は3年です。期間を終えると、その3年間の取り組みを基礎として、私たち市民が継続してよりよいまちづくりをしていかなければなりません。私たち行政は、まずはそのための機運を醸成していくことが大きな使命と考えています。
今後、西口エリアの活性化ビジョン作成に向けて市民の皆さんが参加し、協議できる場を企画していきます。その中でこのエリアの課題を捉え、「新たな空間」の役割を考えていくこととしています。そして、これから開発を予定している東口エリアとも連動し、古賀駅周辺の活性化、ひいては古賀市全体の振興につなげていきます。10年、20年先の未来のため、みんなで力をあわせて頑張りましょう。
◇船原古墳の調査研究成果を契機に韓国との交流を
国史跡・船原古墳から大量に発見された金銅製馬具は、古代日本の歴史、特に国際交流を紐解くうえで、重要な遺物とされます。このたび国内で初確認された玉虫装飾の杏葉は、同じく玉虫装飾の馬具が王族などの古墳から出土している朝鮮半島の当時の新羅と、法隆寺(奈良県斑鳩町)の国宝・玉虫厨子をつなぐ、極めて貴重な価値があるとされています。新羅の王都・慶州の馬具が5世紀中頃~6世紀中頃、法隆寺の玉虫厨子などは7世紀中頃で、古賀市の船原古墳の築造は6世紀末~7世紀初頭とみられ、時代的にも地理的にも「中間」に位置。「将来、他の出土品とともに、一連の国宝を構成するに相応しい国際的・文化史的価値を有している」(桃﨑祐輔・福岡大教授、西日本新聞2020年12月9日付朝刊の論考)と評されています。
こうしたことから、国際交流と多文化共生を推進する古賀市としては、今を好機と捉え、韓国との交流をスタートさせるべきだと考えています。議員さんからも同様の提起があり、市として既に駐福岡大韓民国総領事館とやり取りを始めていること、近く、私自身が船原古墳と馬具の価値を説明するため総領事の訪問したい考えであることを報告しました。
◇化学物質過敏症など「香害」のリスクについて周知へ
香りの強い柔軟剤などに起因するとされる「香害」の課題が提起されました。大変有意義なご提案でした。香りの感じ方には個人差がありますが、不快感だけでなく身体症状が出るケースもあります。一方、原因となる化学物質が特定されておらず、生活環境に与える影響も明確になっていません。国による実態把握を注視する必要がありますが、現に困っている方がいらっしゃるため、古賀市として、まずは市民の皆さんに対して化学物質過敏症や香りによっては配慮が必要な場合があることなどについて、分かりやすく周知する方針をお示ししました。なお、小中学校においては、食物や薬品など様々なアレルギー同様、個別の配慮を行っています。
◇地域公共交通網の改善に向け、計画に基づく地域協議会を立ち上げへ
地域公共交通ネットワークの改善もテーマになりました。古賀市は今年度、初めて地域公共交通網形成計画を策定しており、今後、具体策を講じていくことになります。公共交通は、利用者側である市民の皆さんに自らがその当事者であるという意識を持っていただくことが重要です。計画では西鉄バス古賀市内線とコガバスの一体的な見直しに関して、系統別の見直しの方向性を示していますが、見直しにあたっては、地域住民が検討に関わり、具体的な運行内容について発案できるようにすることで、より実態に即した、効率性・利便性向上の効果が高い見直しが可能になることから、既存の住民組織等を活用して主体的に検討を進めていくための「地域協議会」の立ち上げを促進していきます。
なお、AI(人工知能)活用型のオンデマンドバスの導入について提案がありました。古賀市としてもその有効性を注目しているところであり、先行例の実証結果を調査研究していきたいとの考えを答弁させていただきました。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月11日 17時13分
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古賀市議会の定例会は私への一般質問が本日から始まりました。
◇子どもの「声」を聴く権利保障とチルドレンファーストの推進
私は市長就任以来、子どもの権利保障、子育てや教育を重視し、チルドレンファーストを掲げて市政を運営しています。議員さんから「市の施策すべてに子ども中心の視点を」と提起があり、私からは、この間の取り組みとして、2022年度からの第5次総合計画策定に向けた小中高校生への提案作文の募集(1200人超の応募、もちろん全て読みました)や、子どもたちから日ごろ思っていることを自由に聴き取る対話集会「コガトーク」の開催、給食の時間に全ての小中学校を訪問する「ランチミーティング」などの新たな手法の導入を報告したうえで、こうした姿勢を継続し、まちづくりを進めていく考えを申し上げました。
子どもの貧困対策として、「こども宅食」の重要性が提案されました。経済的に厳しい子育て家庭に食品を届ける取り組みで、私も注目しており、これを実施する子育て支援団体などを市としてサポートするという基本的な考えを持っていることを明らかにしました。
◇地域防災の強化―「風水害24」による担い手の育成
災害時に子育てなどの多様なニーズに対応することも大切であり、避難所運営では、年齢、性別、性的指向・性自認、障がいの有無といった個別の事情を配慮する基本的な方針も説明しました。また、指定避難所である小学校体育館へのWi-Fi整備が今年度中に完了することも報告しました。
地域における防災の担い手の確保とそのスキルの向上の重要性についても提起がありました。答弁では、古賀市は九州の自治体としては初めて、新たに開発されたゲーム型防災研修プログラム「風水害24」の体験会を12月13日に開催することを説明。家庭、地域、学校などで防災対応の意識を啓発するうえでの効果を検証するために行うもので、防災士や消防団員、社会福祉協議会、消防や市の職員などが参加します。もちろん私も参加します。
◇地球温暖化対策のために私たち一人一人が実践を
地球温暖化に起因する気候変動も取り上げられました。菅義偉首相は所信表明で、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素社会の実現を宣言したうえで、「もはや、温暖化への対応は経済成長の制約ではない。積極的に温暖化対策を行うことが、産業構造や経済社会の変革をもたらし、大きな成長につながるという発想の転換が必要」と述べています。私も参加させていただいた大家敏志参議院議員の政経セミナー(9月27日)で小泉進次郎環境相も同様のことを話していましたが、今後はこの考えで環境政策に取り組む必要があります。まずは、私たち一人一人が日々の生活で二酸化炭素削減を意識し、実践する必要があり、私が先日受けた「うちエコ診断」やグリーンカーテンなどもおすすめです。古賀市として啓発にさらに力を入れていきます。
◇西鉄宮地岳線跡地の整備は対話で調和点を見出す
西鉄宮地岳線の廃線後、十数年にわたり利活用が為されてこなかった古賀市内の路線跡地についてもテーマになりました。私は市長就任後、この状況を放置することなく整備を進める方針を示し、取り組んでいます。大前提として、跡地のある自治会単位で対話集会を開催し、市民の皆さんからご意見を伺ったうえで、順次、私が整備のあり方を判断することとしており、これまでに中川区と花見南区で、車道と歩道・遊歩道等の整備に向けた詳細設計の段階に進んでいます。古賀北区や花見東2区などでも集会を開き、ご意見を伺い、調和点を見出す作業を進めており、今後もこの姿勢で取り組み考えをお示ししました。
◇「温泉×新ビジネス」の創出は古賀駅西口の活性化と連携
新型コロナウイルスの影響で休業した薬王寺温泉の旅館をリノベーションし、インキュベーション(事業の創出や創業を支援するサービス)を促進する「温泉×新ビジネス創出」の新たな取り組みについては、設計・施工一括発注方式でプロポーザルの募集を実施し、契約候補者を選定したことを報告。古賀市として、地域活性化の起爆剤としてのこの取り組みだけでなく、小野・薬王寺地域の魅力をさらに高めるために薬王寺水辺公園も含めた周辺環境の整備を検討していることを明らかにしました。なお、中心市街地活性化のためにスタートした古賀駅西口の本質的な再生に向けたプロジェクトとも連携させたいと考えています。
また、昨年から本格的に取り組んでいる地産地消の拠点「コスモス広場」の機能強化と、コスモス館の立地する古賀グリーンパーク周辺に産業力を発信する機能を有した民間活力を導入する開発の推進についても申し上げました。
◇持続可能な公共施設のあり方を検討中
中長期的な視点での公共施設のあり方もテーマになりました。古賀市は現在、公共施設等総合管理計画の「個別施設計画」の策定を進めています。社会が変わる中で、様々な公共施設の役割とその必要性を踏まえ、市全体として将来的に「総量」の適正性を確保するためにはどうすればいいのか。普段、当たり前に使っている公共施設ですが、例外なくコストがかかっています。多くで老朽化が進んでいます。対応しないと利便性が低まり、危険性は増します。単純に一定の周期で大規模改修・建て替えを行うと、今後は現在よりも更新費用が多額になります。そうした中、人口減少社会に向かっており、年代構成も変化し、ライフスタイルも変わっていきます。建物を維持するのか、それとも廃止するのか。廃止するならば、その建物で提供している行政サービスはこれからも同じ形で必要なのか、必要ならばその機能をどの建物に統合するのか。分散させるのか。まちづくりの様々な取り組みの進捗との整合性をどのように図っていくのか。優先順位、選択と集中を進めていく決意を申し上げました。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月10日 17時10分
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来年の干支は丑!
地元の社会福祉法人福岡コロニーさんの障がい福祉サービス事業所「なのみ工芸」さんを訪問。私も毎年楽しみにしているさをり織りの干支の置物づくりの真っ最中です。かわいらしい個性豊かな丑たちがずらり。年の瀬に市長室と個人事務所に飾ります。
皆さんもご家庭や職場にぜひ。ご購入などのお問い合わせは、なのみ工芸(092-944-4419、古賀市新久保1343-3)まで。
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国史跡・船原古墳の特別展の来場者が2000人を突破!記念すべき2000人目は古賀東小学校の先生、菅正範さん!おめでとうございます!
記念品として、大好評でブームが起きつつある特製缶バッジ、市立図書館特製バッグ、古賀町史(昭和60年発行)、市制施行10周年記念誌「古賀市うるわし」(平成19年発行)を贈呈させていただきました。
古賀市立歴史資料館で、国内で初めて確認された玉虫装飾の馬具(杏葉)をはじめ貴重な出土品を公開しています。記念の缶バッジ(16種類)も絶賛販売中です。12月20日まで開催。午前10時~午後6時、月曜休館。ぜひお越しください!
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この夏、古賀市は市内全ての中学3年生に学習支援ソフト「スタディサプリ」を導入したタブレット端末を配布しました。6日の「いのち輝くまち☆こが」で出会った生徒さんたちが、約3か月後の高校受験に向けて自宅での学習に端末を有効活用していると話してくれました。
新型コロナウイルス対策の一環。未知のウイルスと対峙していた緊急事態宣言下、今年度どれだけ休校せざるを得ないか誰も分からない中で、受験生だけでも先行して学校とつないでのオンライン学習や家庭での確実な自学自習の環境を整備する目的で決断しました。コロナ禍で様々な困難がありますが、頑張れ!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月09日 10時55分
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私たち市民が人権について考え、学びあう一日。6日、「いのち輝くまち☆こが2020」を開催しました。新型コロナウイルス対策として、今回初めてオンラインでも中継しました。
自由と平等。私たちの社会は基本的人権が保障されなければなりません。日本国憲法第13条は個人の尊重と幸福追求権を定めており、私は最も重要な条文と認識しています。そして、古賀市は私たち一人一人が大切にされ、多様性を認め合い、誰もが自己実現を図れる地域社会をめざしています。
劇団俳優座の有馬理恵さん、加藤頼さんたちによる「釈迦内柩唄」をリーパスプラザこが大ホールで上演。水上勉(1919-2004)の劇作。私たち一人一人に尊厳があり、その命は平等である。私たちがお互いを大切にすること。やさしさが希望ある社会をつくる。この素晴らしい作品を古賀市で観ることができ、心揺さぶられました。
落語家の笑福亭銀瓶さんの講演は、私たちが生きていくうえで、「原点」を大切にすべきことをあらためて認識できました。在日韓国人3世で日本に帰化した自らの歩み、朝鮮語を独学して公演を打つようになった心境の変遷。私のルーツとは何か。高座では「動物園」を披露してくださいました。笑いは健康につながりますね。
小中高生による人権作文の発表は毎年感心させられますが、今回は、性的マイノリティの皆さんの権利保障や、性によって「らしさ」を画一的に求めるべきでないことなどもテーマに。私も挨拶の中で、今年度から性的マイノリティの皆さんのパートナーシップ制度を始めたこと、在住外国人の皆さんとの多文化共生に向けた専門係を設置し、取り組んでいることを報告しました。
多様性を尊重する共生社会に向けて、みんなで手を取り合い、一歩一歩進んでいきましょう。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月08日 00時00分
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「小生が現在、灌漑施設で使用している堰き板なども、当時の清滝の堤で見たものなどが原型になっています」
古賀で育った中村哲さんが、生前交流のあった「薦野の歴史をつなぐ会」会長の水上武美さんに宛てた手紙の一文です。薦野の清滝の記憶。アフガニスタンでの活動の底流に、古賀で過ごした青少年期があったことを伝えてくれます。
ペシャワール会事務局長で古賀西小学校と福岡高校の同級生でもある古川正敏さんも、アフガニスタンの灌漑施設を実現するに当たり、確かに、清滝の記憶が重要であったことを証言してくれました。
「あの日」からちょうど1年の12月4日夜、中村哲さんの志を受け継ぎ、次代につなぐトーク企画を開催しました。市内外から多くの皆さんにご参加いただき、感謝を申し上げます。
「自然への興味が昆虫採集や山歩きとなり、その延長に今の生き方が築かれた」。中村哲さんは母校・古賀西小学校の50周年記念誌にこう寄せています。小学1年生からの同級生でお互いの自宅も近かった矢野健二さんは、その記憶を紐解き、一緒に清滝や西山(鮎坂山)、鹿部山といった古賀の自然の中で共に遊び、育った思い出を語ってくれました。子どもだった中村哲さんが友だちに「蝶の通り道」を解説するなど、ありのままの自然を受け入れ、探究していたことは印象的でした。
だからこそ、アフガニスタンなどでの活動が長くなっても、中村哲さんは帰国すると古賀を訪れ、その自然の中に身を置いていました。1998年10月に西山に登った際は、その山中で五右衛門風呂に入った逸話が残っていました。そこで今年に入り、水上武美さんたち「薦野の歴史をつなぐ会」の皆さんが山中を探し、その五右衛門風呂を発見。この日のトーク企画でも紹介し、現在開催中のパネル展でも展示しています。中村哲さんが故郷の古賀を大切に思っていたこと、その活動の原点だったことを確かに示すものとして、次代につないでいくべき重要な「証人」と言えます。
トーク企画を前に、古賀西小学校の子どもたちが集めた募金をペシャワール会にお渡しすることもできました。子どもたちが学びの中で、中村哲さんの志を心に刻んでいることが伝わりました。
中村哲さんの思いを知ること。志を受け継ぎ、古賀のまちづくりに生かしていくこと。そして、次代につないでいくこと。決意を新たにした一日になりました。
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JR古賀駅西口にイルミネーションが点灯!
博多駅だけじゃありません。5日夕方、点灯式がありました。ご尽力いただいているこがみらいさんに感謝します。
国内屈指の技術を誇る古賀市の板金加工会社ナダヨシさんによるハート型のオブジェも設置され、除幕!古賀神社にもハート型の手水があるのではしごするのもおすすめですね。市立歴史資料館では、国威内で初めて確認された玉虫装飾の馬具を展示していますが、この馬具「杏葉(ぎょうよう)」は、ハート形。まさに古賀市はクリスマスにうってつけのまち。
古賀駅西口では12月24日~25日にクリスマスマーケットが開催されます。台湾からの留学生によるライブもあり、国際交流・多文化共生も推進。社会状況は厳しいですが、みんなで幸せに2021年に向かいましょう!
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「立花宗茂と誾千代」をNHK大河ドラマに!
西日本新聞の5日付朝刊に大きく掲載されていました。宗茂の重要家臣で現在の古賀市薦野に本拠を置いた薦野増時と、「薦野の歴史をつなぐ会」(水上武美会長)が主催した歴史家・土師武さんを招いての増時を探究する講演会の開催や薦野城址の登山道への標識の設置などの取り組みが紹介されています。立花山があるお隣・新宮町の「道雪会」さんが開いた作家・赤神諒さんの講演にも触れられています。
立花宗茂は1581年、立花山城の城主だった誾千代(一級史料で確認できる唯一の女城主)と結婚しますが、この結婚に先立ち、誾千代の父・戸次道雪に、宗茂を養子とするように推挙したのが、増時とされます。増時は、沈着冷静な判断力と実行力を持つ「立花家の頭脳」とされ、道雪と宗茂に仕えました。豊臣秀吉により、宗茂が柳川藩主になると、柳川に従いました。さらに薦野に隣接する米多比(ねたび)を本拠としていた米多比鎮久も有力家臣でした。
こうしたご縁で、古賀市は私の市長就任後、柳川市と連携協定を締結し、招致委員会のメンバーとしても活動しています。実現に向けて力を合わせて頑張りましょう!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月07日 10時13分
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中村哲さんの急逝から1年。古賀市で育った中村哲さんの志とご功績を受け継ぎ、次代につないでいくため、パネル展をリーパスプラザこが交流館で開催しています。
4日18時からは同所で、ペシャワール会事務局長で同級生の古川正敏さんたちをお招きし、トーク企画を開催。私はコーディネーターを務めます。お時間許す方はぜひご参加ください。中村哲さんが1998年に西山に登山後に入ったという五右衛門風呂の現物も展示しており、トーク企画ではそのエピソードにも触れられる予定です。
企画展については読売新聞3日付朝刊など各紙が報道してくれています。ありがとうございます。
古賀市は中村哲さんが青少年期を過ごし、その後の生き方の原点となった故郷として、銃撃事件後、弔意を表すとともに、「広報こが2020年2月号」で特集記事を掲載。追悼パネル展や追悼トークを開催し、私自身がペシャワール会の事務所に訪問させていただくなどしてきました。10月には、名誉市民の称号を長女の秋子さんに贈呈し、市民の皆さんと一緒に中村哲さんへの敬意と感謝の思いを共有しました。
私はこの時の式辞で、中村哲さんが「広報こがまち1997年9月号」のインタビューで、「困っている人がいて、それを見ないふりして自分が楽をするというのは、どんなものかなと思っただけなんですよ」と、活動の原点について語っていたことを紹介。「こうした理念を多くの皆さんと共有し、私たちの地域をよりよくしていくため、市民の皆さんと共に顕彰のあり方を考えていきたい」と申し上げています。
中村哲さんの志とご功績をまちづくりにつなげていく。その決意を新たにします。
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2日、九州の自立を考える会(藏内勇夫会長)の総会と広域行政セミナーに参加しました。私は県議時代からの会員です。
この日は洋上風力発電について世界の現状と日本で導入促進を図る意義を学ばせていただきました。また、多くの県議の皆さんともお会いでき、有意義でした。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月04日 10時40分
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古賀市の国史跡・船原古墳にハートが出現♡草刈りアートの映えるスポットとして評判を呼びつつあります。
「国宝級」と評される玉虫装飾の馬具が国内で初めて確認されたことをお祝いするプロジェクト。玉虫が施された杏葉はハート形なのでそれにちなんでいます。12月6日(日)までの期間限定。ぜひ現地を訪れ、撮影、拡散をお願いします!
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古賀市議会定例会は3日午前、本会議を開催し、私が提出した議案への大綱質疑が行われました。
新型コロナウイルス感染症と市財政に関する質問があり、この間、刻々変化する状況に合わせて様々な判断をする中で、即時性を重視しながらも財政状況を当然念頭に置きながら対策を講じてきていることなどを申し上げました。
正直言って、未知の感染症と対峙するために臨時休校の判断や緊急事態宣言の発令などが為されざるを得なかった特に2月下旬からの当初、国の地方創生臨時交付金がどの程度配分されるのか、国や県がどのような取り組みをするのか、全く分からない中でも、市民の暮らしに最も近い自治体として、子どもや経済的困窮、事業者の皆さんの支援のため、スピード感を第一に考え、市の単独費用による支出も覚悟しながら諸々の対策を講じました。
いくら配分されるから何をするではなく、市民生活で今まさに起きている又は起きているだろう或いはこれから起きるだろうことに即自的に対応するために今何を為すべきか。様々な対策を実行する中、走っているうちに判明してくる国の交付額や国県の取り組みも捉えながら、結果として、現在のところ市としてはある程度の単費支出を想定しつつも適正規模になると見込んでいます。まだこれからの感染状況の変化もあり、全く終わっていませんが。
このほか、新型コロナの影響による離職や解雇、収入の減少などで懸念される生活困窮者対策、子どもの医療費などで質疑がありました。
また、この日の本会議で、提出議案のうち監査委員に、古賀市在住の税理士、川添義則さんを選任することについてご同意をいただきました。感謝いたします。
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古賀市の郷土料理「鶏すき」がふるさと納税の返礼品に!
古賀市の食鳥肉卸売会社あらいさんの「はかた一番どり」と、創業105年を迎える老舗・青柳醤油さん特製の鶏すきのタレがコラボレーションした鶏すきセットが登場。ふるさと納税の返礼品としての取り扱いが始まり、記者会見で発表しました。
江戸時代、福岡藩では鶏卵の生産が奨励され、古賀市も養鶏業が盛んな地域。そのため、鶏は「にわやさい」と呼ぶほど身近な存在で、お祝い事やお客様のおもてなしでは鶏料理が定番です。中でも鶏すきはその主役。
2013年に設立された「九州鶏すき学会」も古賀市を拠点に食文化の調査研究や鶏すきPRなどで活動中。ぜひご注目ください!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月03日 14時04分
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玉虫装飾の馬具が国内で初めて確認された古賀市の国史跡・船原古墳。早速、かわいらしい缶バッジがお目見えし、歴史資料館で販売をスタートしています。なんと16種類あります。人気沸騰です!
11月28日は船原古墳の講演会を開催し、市文化課の西幸子さんから最新の調査成果を報告。さらに、九州歴史資料館の吉村靖徳さんをお招きし、今だ「謎」の船原古墳の被葬者像に迫っていただきました。当時はその技術がまだ広まっていなかった軍馬の生産管理をしていた重要な人物か?朝鮮半島や周辺地域との関係は?今後の研究に期待します。
今回はオンラインでのライブ配信も行い、市内外の多くの皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました!
◇
12月1日はルーマニアのナショナルデー!おめでとうございます!
古賀市は東京オリンピックのホストタウンとしてお祝いのメッセージをルーマニア大使館に送りました。
大使館のFacebookで公開されています。
また、タティアナ・ヨシペル大使から古賀市にメッセージをいただきました。
こちらをぜひご覧ください!
投稿者:【mayor2010】
2020年12月02日 17時48分
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私たち一人一人がお互いに個性を認め合い、自己実現を図れる社会へ
11月28日、LGBTアクティビストで元タカラジェンヌの東小雪さんを講師にお招きし、今年度の「みんなの人権セミナー」を開催しました。
東さんは日本で初めて同性カップルのパートナーシップ証明書を取得された方です。講演では、日本社会でマイノリティとして生きることの現実について、ご自身の経験からお話ししていただきました。
近年、LGBTなどの性的マイノリティの皆さんの権利保障の動きは徐々に広がっています。2015年に東京都渋谷区と世田谷区から始まった同性カップルのパートナーシップ制度について、古賀市も今年度から開始しましたが、全国ではまだ60自治体(福岡県は福岡市、北九州市、古賀市)。古賀東中学校と古賀北中学校では「選べる制服(標準服)」も導入されています。
私たちは、この社会で誰もが生きたいように生きていけるように、多様性を尊重する意識を広げていく努力を続けていかなければなりません。
今回の講演会の開催にご尽力いただいた古賀市社会「同和」教育推進協議会と古賀市立小・中学校PTCA連合会の皆さんに心から感謝いたします。
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師走になりました。今年は例年以上にあっという間の1年ですね。
新型コロナウイルスの感染が拡大しています。日々の生活の中で感染防止策に取り組みながら過ごしましょう。
投稿者:【mayor2010】
2020年12月01日 09時15分
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