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市長室ブログ


新型コロナワクチン接種を推進中/「やさしい日本語」缶バッジ(8月30日)

新型コロナワクチン接種に着実に取り組んでいます。28、29両日も、国立病院機構・福岡東医療センターとサンコスモ古賀で集団接種を実施。私と同じ40歳代も含め働く世代の接種が進んでいました。いつものように始まる前の会場を回り、医療従事者の皆さんに感謝を込めてご挨拶をさせていただきました。

ワクチン40代1  ワクチン40代2

古賀市は既に12歳以上の全対象者に枠を拡大しており、国からの供給量を踏まえ、次回は明日8月31日に予約受付を開始します。10~11月の希望者の接種完了に向けてしっかり取り組みます。

なお、ワクチン接種の当日キャンセル等による余剰ワクチンを有効に使うため、急な接種に即応できる市民の皆さんの枠をさらに拡大しています。詳しくはこちら


また、妊婦の優先接種も受け付けています。詳しくはこちら

感染が拡大しています。それぞれ生活の中で感染防止策をしっかりと講じながら過ごしていきましょう。

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「やさしい日本語」を広げるため、古賀市が古賀竟成館高の生徒さんたちと一緒につくった缶バッジ。西日本新聞が29日付朝刊で紹介してくれました。

西日本朝刊  缶バッチイメージ

国際交流・多文化共生の推進策の一環。在住外国人の皆さんと日常生活の中で気軽にコミュニケーションを図るには、英語ではなく、やさしい日本語を使うことが大切です。

まずは多くの皆さんに知ってもらおうと、缶バッジを製作しました。デザインは高校生たちに描いてもらい、外国人の皆さんによる投票で決定しました。このプロセスも重要ですね。さらに、選ばれたデザイン以外のものもチラシなどで活躍してくれています。

ポスター

缶バッジは私もカバンにつけていますよ。

市長と缶バッチ  缶バッチ

ファミリーシップ制度/ペットと暮らすシニアの備えサポート/世界とつながる最終回はベトナム!(8月27日)

古賀市も今年7月からスタートした「ファミリーシップ制度」について毎日新聞が26日付朝刊で掲載。なんと、全国通しの「質問なるほドリ」のコーナーで取り上げていただけました。光栄です!

毎日新聞

古賀市は昨年4月からLGBTQなど性的マイノリティや事実婚の皆さんを対象とするパートナーシップ宣誓制度を開始。その後、子どもも含めて家族関係を証明すべきと考え、ファミリーシップ宣誓制度をつくりました。既に1組、宣誓していただいています。ファミリーシップは九州で初めて、全国で4例目。制度が広がっていくよう、取り組んでいきます。

記事は同社ウェブサイトでも読めます。(こちら


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古賀市の「ペットと暮らすシニアの備えサポート」について、犬と人が本質的につながる共生社会をめざして情報を発信している「enkara」さんに取り上げていただきました。ありがとうございます。(こちら

シニアサポート

「一人暮らしの高齢者が急に亡くなり、家にペットが取り残されている」「飼っているペットの面倒をみてくれる人がおらず、入院できない」――。

超高齢社会となり、深刻な問題として浮上しているのが高齢者とペットの飼育。実は一筋縄ではいきません。高齢者福祉行政だけでも、犬や猫を扱う環境行政だけでも、介護事業者だけでも、この問題を解決できません。行政の部門を越えた横断的な連携、官民の連携、市民ボランティアとの連携を図る必要があります。そこで、古賀市は全国でも先駆けてこの連携体制を構築し、取り組んでいます。

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古賀市の中学生たちがオンラインで国際交流する「世界とつながる3日間」。最終日の22日は東南アジアのベトナム!

古賀市にお住まいの外国人は約900人。そのうち出身地の最多はベトナムです。古賀市が2020年度から始めた生活密着型の日本語教室「つながる!みんなで楽しい日本語」などの場で私自身も交流し、Facebookでもつながっています。

この日も現地とつながり、「シンチャオ(こんにちは)」の挨拶からスタート。食べ物や観光の魅力を知ることができました。食べてみたい!行ってみたい!中学生たちから質問も多く出されてよかったですね。今回も日本のアニメの人気ぶりを実感。最後は「カムオン。ヘンガップライ(ありがとう。またね)」。

メイン  ベトナム食


ZOOM画面  ベトナム語

ちなみに、私は東南アジアのうち、タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオス、インドネシア、シンガポールと訪問しているのですが、ベトナムはまだ。コロナ後、ぜひ行きたいですね。

20日からの3日間、市町村としては珍しい挑戦でしたが、JICA九州の皆さんとのタッグで充実した時間をつくることができました。参加してくれた中学生にとってこれからにつながる「原体験」になっていたらうれしいですね。古賀市はこれからも国際交流と多文化共生を推進してきます!

中学生たちが中東ヨルダンとオンライン交流―世界とつながる3日間(8月26日)

ヨルダンへGO!
古賀市&JICA九州の中学生オンラインプロジェクト「世界とつながる3日間」。2日目の21日夜は中東のヨルダン。赴任経験のあるJICAデスク福岡の鬼丸武士さんから日本との文化や生活習慣の違いをクイズ形式で教えてもらい、現地のムハンマドさんと交流!

yorudann1  yorudann2

まずは「マルハバン(こんにちは)」と挨拶。中学生たちもチャットを駆使して積極的に質問してくれました。ムハンマドさんが携帯を片手に外を歩き、景色を見せてくれたのはうれしかったですね。世界遺産のペトラ遺跡や死海も行ってみたくなりました。名前を忘れてしまいましたが、鶏肉を使った炊き込みご飯(最後に鍋を逆さまに)も美味しそうでしたね。

マップ  ヨルダン語

料理

日本の漫画やアニメも人気。ムハンマドさんから「GTO」がお気に入りと聞き、思わず強く賛同を示してしまいました。GTOとは元走り屋で破天荒な教師、鬼塚英吉が主人公の学園モノの作品で、Great Teacher Onizuka(グレート ティーチャー オニヅカ)の頭文字です。「湘南純愛組!」という名作の続編。懐かしいですね。

最後は「シュクラン。マア・サラーマ!(ありがとう。さようなら!)」とお礼の気持ちを伝えました。コロナ禍の国際交流もいいですね。さあ、最終回はベトナム。追ってご報告します。

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毎日新聞が26日付朝刊の福岡面で、古賀市が独自に制作したヤングケアラーのポスターについて記事にしてくれています。

新聞ヤングケアラー

学校現場の先生たちが絵で分かりやすく具体例を描いたもので、全ての小中学校などに掲示。子どもたち自身に気付きを促す取り組みです。同紙のウェブサイトでも読む事ができます。(こちら


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25日午後はテレワークを実施。

緊急事態宣言が発令されており、少しでも人と人との接触機会の低減を図らなければなりません。オンラインで報告や相談などの打ち合わせも行いました。

テレワーク

飲酒運転撲滅を―チームゼロフクオカ/妊婦のワクチン優先接種(8月25日)

8月25日は飲酒運転ゼロを誓う日。今年は「チームゼロフクオカ」としてマスクで誓うキャンペーンを展開しています。私も福岡都市圏の首長として参加しており、本日の古賀市議会本会議にもこれを着用して臨みました。

大綱質疑

15年前のこの日、海の中道大橋で飲酒運転事故が起き、3人の子どもの命が奪われました。この間、福岡県では飲酒運転撲滅条例が制定され、様々な取り組みも進んできましたが、今なお根絶には至っていません。みんなで決意を新たにする一日にしましょう。西日本新聞朝刊には全面広告が掲載されています。

西日本1  西日本2

チームゼロフクオカのキャンペーンなど詳細はホームページをご参照ください。(こちら

本会議における議案の大綱質疑では、市長や市議の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例案、補正予算案や令和2年度決算がテーマとなり、真摯に答弁させていただきました。

大綱質疑2


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妊婦の新型コロナワクチン優先接種を実施します。予約枠を新たに確保しました。8月27日(金)午前8時30分から電話での予約受付を開始します。(こちら

現在、国からの限られた供給量で全年代の市民の皆さんへの接種を進めている最中ですが、何とか優先枠を設定することができました。

古賀市の小中学校の対応もお知らせしておきます。学習機会の保障と感染拡大防止策の調和を図ることが基本的な考えです。

6時間授業の日について5時間授業とし、掃除の時間を週 5 日から 2 日に減らし、接触機会の低減を図ります。なお、学校が開いていても学校に来ないという選択も大切です。新型コロナに関しては、以前より、登校できなかった日数は欠席日数として記録しない(出席すべき日数とはしない)という対応を取っています。また、希望があればオンラインも活用しています。

また、既にご報告したように全小中学校に抗原検査キットも配備します。万一、学校で発熱などの体調不良の児童生徒が出た際、即座に活用することでご家庭の安全・安心につなげるとともに、クラスターの発生抑止を図ります。なお、検査は保護者の同意を得ている子ども自身が、定められた手順に従って行うことになります。あくまでも希望するならば実施するものであり、必ず全員がしなければならないものとは位置付けていません。

世界とつながる3日間―タンザニアから/抗原検査キットを学校に配備(8月24日)

古賀市は20~22日、新たな国際交流プロジェクト「世界とつながる3日間」を実施しました。

地元の中学生たちがオンラインで世界とつながり、海外の皆さんとコミュニケーションを図り、異文化を体感します。古賀市がJICA九州さんとタッグを組んだ新しい形の国際交流事業です。

初日の20日はタンザニア!地元の高校生たちとZOOMでつながり、スワヒリ語を使って「Jambo!!」と挨拶から。古賀の中学生たちからは「制服はあるんですか?」「異常気象はあるんですか?」などの質問が。タンザニアの主食のウガリ(トウモロコシの粉から作ったもの)も食べてみたいですね。

タンザニア1  タンザニア2

市長ZOOM1  市長ZOOM2

画面1  スワヒリ語

画面2

私からも「お酒は何歳からですか?」と聞いたところ、「18歳」とのことでした。

最後は、みんなで「Asante!!」とお礼を言いました。21日はヨルダン、22日はベトナムと続きました。追って、このブログでも報告していきます!

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、古賀市は23日の対策本部会議で、市内の全8小学校3中学校に、国の薬事承認を受けた抗原検査キット(高精度)をそれぞれ配備することを決めました。

萩生田光一文部科学大臣も20日の記者会見で、夏休み明けの学校での対策メニューを示しており、その中に抗原検査キットの活用も盛り込まれています。

古賀市として独自に先行して配備することで、学校で発熱などの体調不良の児童生徒が出た際、即座に活用することを可能とし、ご家庭の安全・安心につなげます。クラスターの発生抑止にもつながると考えます。今後、修学旅行などの学校行事での活用も検討していきます。

使用する抗原検査キットは、今年1月に厚生労働省の医薬品承認(薬事承認)を受けているもの。古賀市として2月に導入を決め、既に備蓄しています。現在は、市内の保育所や学童保育所、小中学校などで陽性者が確認された場合、即座にこのキットを持ち込んで当該施設の関係者に使用することで、クラスター発生を抑止するとともに、早期の判定で事業の継続を可能にしています。

現在保有する備蓄分や追加購入分を今回の新たな取り組みにも活用します。万一、陽性反応が確認された場合、校医に相談し、古賀市内の医療機関への受診につなぎます。

なお、検査は保護者の同意を得ている子ども自身が、定められた手順に従って行うことになります。あくまでも希望するならば実施するものであり、必ず全員がしなければならないものとは位置付けていません。

子どもたちの感染拡大防止を図るとともに、学習機会を保障していく。古賀市はこれらの調和点を見出し、育ちと学びを支えていきます。

令和2年度決算や補正予算案を提案―市議会開会/ワクチン接種2回目(8月23日)

古賀市議会の定例会が本日開会。初日の本会議で、私から新型コロナウイルスの緊急対策としてチルドレンファーストや経済的困窮、事業者支援を強く意識した令和2年度決算など17議案を提案し、理由を説明しました。

議会初日1  議会初日2

この決算は、市政運営上の最優先課題となった新型コロナ対策を矢継ぎ早に講じていったため、当初予算に想定されなかった緊急事業が多く盛り込まれた異例の内容となっています。総額72億円余りで、1人10万円の定額給付金事業の約60億円を除いても、約12億円を緊急対策として計上したことになります。

今振り返ると、未知の状況に直面し、前例がない中での決断が連日続きました。特に、初期段階の約半年は、現場の実情が詳細に把握できない中で、今起きているだろうこと、これから起き得るであろうことに想像力を働かせ、市民生活全般にわたり、臨機応変に事業を実行していく必要がありました。

古賀市は、感染拡大は有事であり、危機管理として取り組むことを庁内の共通認識としました。そのうえで、市民生活を守るため、「より厳しい状況の人を支える」ことを念頭に、①事業者②子ども・子育て・教育③経済的困窮の大きく3つを柱に据え、それぞれ対策を検討し、事業化を図りました。

売上が急減する地元事業者の皆さんを支えるため、2020年4月には県内市町村でも先んじて支援金の給付を始め、その後も追加策を講じ、キャッシュレス決済によるボーナス付与の仕組みで消費喚起も実施しました。ウィズコロナ・アフターコロナを意識して創業者応援金を創設し、休業した温泉旅館の施設をサテライトオフィスなどにリノベーションする事業にも着手しました。

受験生と保護者の皆さんの不安払しょくのため、夏までに全ての中学3年生に学習支援ソフト入りのタブレットを配布。さらに、全ての小中学校の校舎に無線LANを整備したうえで、全ての児童生徒にパソコンを配備、全ての普通教室に電子黒板を導入し、2021年当初から活用を始めました。修学旅行については移動時の密を避けるためにバス台数を増やしました。

また、国の動きに先んじて、ひとり親家庭に緊急支援金を給付。就学援助受給世帯にお米や食材を配布し、家計負担の軽減を図りました。独自の家庭保育協力補助金も交付しました。

このほかにも国の薬事承認を受けた抗原検査キットを先行導入し、保育所や幼稚園などの事業継続支援に活用。電子図書館の導入や避難所の感染防止策強化、生理の貧困対策などを実施しました。全てを挙げるときりがなくなってしまいますので、ここではこのくらいで。

これらについては、国からの財政支援が約束されていない中で、市として多額の予算を計上する必要がありましたが、基金の取り崩しも覚悟し、決断を重ねました。結果として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が創設されるなどし、市の財政負担は大きく軽減されることになりました。また、予算の金額には表れませんが、小学1年生の入学をお祝いするプロジェクトや全ての高校生への恩師からのメッセージの送付など、市民の皆さまの「心」を大切にすることも意識して取り組んできました。

なお、市議会には毎月のように臨時会や定例会で新型コロナ対策の補正予算を提案し、審議していただきました。議員の皆さまのご理解とご協力に心から感謝を申し上げます。

そして、もちろん新型コロナウイルス対策の他にも、市政運営の3本柱である「産業力の強化」「子ども(チルドレンファースト)」「健康・安心」を基礎として様々な事業を実施し、成果を上げています。例えば、JR古賀駅周辺の開発や本質的な再生による中心市街地の活性化、ピエトロさんの新工場立地に向けた協定締結や今在家地区の市街化区域編入による工業団地拡張などの企業誘致の推進、全ての初産婦などを対象としたアウトリーチ型の訪問支援、住民や防災関係者の風水害リテラシーを向上するための研修プログラムの実施など。こうした主な事業について、初めて成果報告書としてまとめました。

成果報告書1  成果報告書2

なお、この日の本会議では、先日記者発表した補正予算案も提案しました。公共施設にサーマルカメラや二酸化炭素濃度測定器を追加配備する費用や、高齢者などのデジタル格差対策としてスマホ教室を開催する運営委託料、脱炭素社会の実現に向けて2023年度に完成予定の汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の敷地内で再生可能エネルギーの導入可能性を探る調査費などを盛り込んでいます。他の議案と共にしっかり説明してまいります。

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新型コロナワクチン接種、2回目。

21日昼、集団接種会場の国立病院機構・福岡東医療センターで当日キャンセル分などの余剰ワクチンを接種しました。1回目を高齢者の最終盤だった7月31日に接種し、ちょうど3週間。

市長ワクチン接種

古賀市は20日に12歳~29歳の予約受付も始めました。一方、国の供給量を踏まえた予約枠の開放となっており、新規受付分が全て埋まりました。今週以降、福岡県から古賀市への新たな供給量が示されるとみられるので、新たな予約枠を設定し、受け付ける予定です。しばらくお待ちください。

市民の皆さまには接種は任意であることを前提に、予防効果と副反応のリスクの双方を踏まえながらご検討いただきたいと思います。

緊急事態宣言の対象に―庁内会議もオンライン活用/孤独・孤立対策(8月20日)

20日、福岡県も緊急事態宣言の対象になりました。古賀市は、人と人の接触機会の低減を図るため、今朝の課長以上の幹部会議をオンライン活用のハイブリッド形式で開催しました。

幹部会議はオンライン活用のハイブリッド形式

市役所、サンコスモ古賀、リーパスプラザこが、給食センター、デジタル推進課をつないで情報を共有。コロナ後も見据え、テレワークも含めて新しい働き方を推進していきます。

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古賀市は孤独・孤立対策に力を入れています。内閣官房の孤独・孤立対策担当室が17日、新たにウェブサイトを開設。先行して18歳以下向けのチャットボットがスタートしており、ヤングケアラーなどの支援につながることも期待します。

私自身、この間の市議会本会議でも、古賀市としてヤングケアラーを支援していくことや生理の貧困対策に取り組むこと、8050問題など複雑化・多様化する生活課題に今年度スタートした包括的な相談支援体制の中で対応する方針などを答弁し、孤独・孤立対策を講じてきています。

こうしたウェブサイトはありがたく思います。古賀市としても政府の動きも捉えながら、引き続きしっかり取り組んでいきます。

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19日は公共施設マネジメント推進審議会から答申をいただきました。これから40年後も見据え、公共施設をどうしていくのか。建物は維持か、廃止か。提供する行政サービスはこれからも同じ形で必要か。機能をどのように統合するか。まちづくりの様々な取り組みとの整合性をどう図っていくのか。次世代のことを強く念頭に置き、覚悟をもって果敢に取り組んでいきます。

また、古賀市を含む糟屋地区1市7町の首長協議会も開催されました。同じ生活文化圏なので、定期的に様々なテーマで意見を交わすことが重要です。町長の皆さんは人生の先輩方で、私にとって大切な時間。この日も有意義でした。古賀市のまちづくりにつなげます!

ヤングケアラー支援のポスターを作成/東京パラリンピックと子どもたちの絵/補正予算を編成(8月19日)

ヤングケアラー支援の古賀版ポスターを作成!

勉強や仕事をしながら、年齢に見合わない重い責任を負い、家族の介護やきょうだいの世話をするヤングケアラー。この問題は表面化しにくいため、子ども自身に「私は困っているのかも。相談していいのかも」と気づきを促し、相談支援につなげる必要があります。

そこで、古賀市内の小学校の先生たちが協力して絵を描き、分かりやすい独自ポスターを2種類作りました。20日以降、市内の全11小中学校や児童センター・児童館、青少年支援センター、図書館、隣保館、市役所、サンコスモ古賀などに掲示します。18日の記者会見で発表しました。

ポスター1  ポスター2

私も強い問題意識を持っていたところ、今年3月の市議会本会議で伊東洋子議員からも提起があり、この間の庁内の検討も踏まえ、私から「この問題が表面化しにくい構造があることを認識した上で、学校等においてしっかり把握を行うために相談体制を整えるとともに、一人一人の子どもに対し適切な支援を講じてまいります」と答弁していました。

引き続き、チルドレンファーストの理念のもと、教育委員会と共に子どもたち一人一人の育ちと学びを支えていきます。

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【77億人えがおプロジェクト×WHO I AM HOUSE】

東京パラリンピックが来週24日に開幕します!

古賀市も参加する「みんなの応援村」。全国の子どもたちが描いた国内外のアスリートを応援するイラストが、パラリンピックに向けた東京2020パートナーハウス「WHO I AM HOUSE」に18日から展示されています。

応援村ポスター1  応援村ポスター2

このパートナーハウスはWOWOWが主催し、東京ガスが特別協賛、凸版印刷が協賛。東京都江東区豊洲6丁目4-4にあります。詳しくはこちらをご参照ください。

時節柄、私は行けないのが残念ですが、古賀市の小中学生が参加したプロジェクトがこうして花開くのはうれしいですね!

東中1  東中2


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新型コロナウイルス対策として、公共施設にサーマルカメラや二酸化炭素濃度測定器を追加配備する費用などを盛り込んだ補正予算案を編成しました。23日開会の市議会定例会で他の議案と共に提案します。

18日、記者会見で発表しました。補正予算案は、高齢者などのデジタル格差対策としてスマホ教室を開催する運営委託料や、脱炭素社会の実現に向けて2023年度に完成予定の汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の敷地内で再生可能エネルギーの導入可能性を探る調査費なども盛り込み、編成しました。

また、新型コロナウイルスの発生初期段階から事業者支援や子育て・教育、経済的困窮などの対策を矢継ぎ早に打っていった2020年度の決算も提案します。各議案とも市政運営上、重要なものであり、しっかりと説明してまいります。

「シニア元気づくりTV」で介護予防を推進/地域猫活動への支援に感謝/緊急事態宣言の対象地域へ(8月18日)

キャスターとして番組収録に臨みました

先週10日に収録したのは、古賀市がお届けする情報番組「シニア元気づくりTV」。古賀市の地域活動サポートセンター「ゆい」の職員の皆さんが、昨年来のコロナ禍でも高齢者の介護予防・健康づくりのため、様々なアイデアをもとに取り組みを矢継ぎ早に進めてくれています。YouTubeでの発信もその一環。

収録1  収録2

今秋の公開をめざしています。ちなみに、この分野での視聴ナンバーワンをめざします!

こまめ隊

「アナウンサー志望だったけどなれなかった市長の思いを遂げられる場をつくってあげよう」と思ったのか思わなかったのかは置いておいて、市民生活の課題解決のために創意工夫で取り組んでくれる職員の皆さんに心から感謝ですね。

ゆいのYouTubeチャンネルはこちらです。ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/channel/UCdJm3pkrG1_n4rxJ15ClYpg

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古賀市として地域猫活動を充実するためにクラウドファンディングを実施したところ、全国の皆さまのご協力で目標を達成することができました。心から感謝を申し上げます。

全国の皆様から寄せられたご寄付は目標金額150万円を大きく上回る196万4428円となりました。寄付金は全て「古賀市地域猫活動団体補助制度」の不妊去勢手術、譲渡に係るワクチン接種・ウイルス検査費用の一部助成に充てさせていただきます。しっかりと取り組みを進めていきます。

人と猫が幸せに暮らせるまちへ。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。

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17日、緊急事態宣言の対象区域に福岡県を追加する政府方針を受けて、古賀市として対策本部を開催。子どもや子育てのセーフティネットは機能させることを前提に公共施設の原則閉館などを決定し、市長メッセージを発信しました。以下になります。

市長メッセージ

◎緊急事態宣言の対象区域への福岡県の追加決定を受けて ~子どもや子育てのセーフティネットは機能させます~


政府は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言を延長し、対象区域に福岡県を追加する方針を決めました。期間は8月20日から9月12日まで。福岡県が対象となるのは4回目で、現在適用されているまん延防止等重点措置から移行することになります。

福岡県は8月5日以来、まん延防止等重点措置を上回る対策を講じるため、県独自の「福岡コロナ特別警報」を発動しており、これを受け、古賀市も緊急事態宣言と同じ厳しい局面であることを前提に感染拡大防止策に取り組んでいます。しかし、先行して宣言対象となった東京都などと同様、福岡県も1日当たりの新規陽性者が1000人を超える日があるなど感染拡大に歯止めがかかっていません。全国的には20歳代や30歳代などの若年層でも重症化や死亡例が報告され、医療体制も逼迫しています。私たち一人一人が、不要不急の外出自粛、「3 密」回避など基本的な行動を徹底し、職場でもテレワークを推進するなど、人と人との接触機会を低減する以外、感染拡大の流れを止める手立てはありません。

こうしたことを踏まえ、本日、古賀市として対策本部を開催し、今後の基本方針を確認しました。9月12日まで、公共施設を原則として閉館し、貸出を中止します。市主催行事は原則中止または延期とし、オンラインの活用など感染防止策が講じられるものに限って開催します。

一方、社会が閉鎖的な傾向にあるからこそ、セーフティネットを機能させ、子どもや子育て家庭に生じやすいリスクの潜在化を回避します。児童センター・児童館は子どもたちの個別の相談に応じ、隣保館「ひだまり館」も相談支援を行います。乳幼児と保護者の居場所である「つどいの広場『でんでんむし』」も開き続けます。保育所・幼稚園、学童保育所は開所し、市役所全体の相談支援業務を継続します。

感染拡大防止の「切り札」とされるワクチン接種を推進します。8月16日現在、12歳以上の全体の接種状況は1回目44.6%、2回目33.4%で、国や県の平均を上回っています。既に30歳代まで予約を受け付けており、8月20日から12~29歳の受付を始めます。政府が目標とする10~11月の希望者の接種完了に向け、着実に取り組んでいきます。

そして、感染した方やそのご家族、医療従事者への差別や偏見を許さないという姿勢を堅持しましょう。これからもシトラスリボン運動でやさしさの輪を広げていきます。

自分と大切な人の命を守るため、私たち一人一人が日々の生活の中での感染防止を強く意識し、徹底して自らの行動につなげていく決意を新たにしましょう。

令和3年8月17日
古賀市長 田辺一城

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18日午前10時44分、大雨警報は解除されました。12日午後9時10分に発表されて以来になります。今般の大雨で古賀市に大きな被害は確認されていません。警戒にご協力いただいた市民の皆さんに感謝いたします。

終戦の日―不戦を誓い、恒久平和へ決意新たに/引き続き大雨警戒を(8月16日)

8月15日、終戦の日。

戦没者の皆さま、戦災死没者の皆さま、全ての先人の皆さまの御霊の安らかならんことを祈り、感謝し、この国の平和と繁栄の意味を見つめなおすための一日。古賀市は正午にサイレンを鳴らし、哀悼の誠を捧げました。

不戦を誓い、平和で安定した社会に向けた決意を新たにしましょう。そして、個人が尊重され、幸福を追求できる社会の尊さをあらためて共有しましょう。

戦争は、私たち一人一人の自由を奪います。私たち一人一人の権利を保障しません。

古賀市は平和首長会議に加え、昨年度から日本非核宣言自治体協議会にも加盟するなど平和行政を強化しています。下の写真は古賀中学校に植樹した被爆クスノキ2世の前で昨年撮影したもの。

市長とくすの木

人権を侵害する戦争の悲惨さと愚かさを真に理解しておくため、先の大戦を「追体験」しておくことが大切です。終戦から76年が経ち、私たちが戦争を体験した方々から話を聴き、その本質を知る機会が急速に失われています。この10年は極めて重要になります。家族、親族、身近な人たちから「あの時」の話を聞きましょう。体験を継承した人、新聞やテレビ、書籍からでもいいと思います。そして、次の世代に確実に伝えていきましょう。

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古賀市は11日以来、大雨の警戒体制を続けています。

14日午前3時には、市として土砂災害警戒区域(455世帯1042人)に警戒レベル4の避難指示を発令し、避難所として小野小学校、古賀東小学校、千鳥小学校の体育館を開設。その後、15日午前6時30分に避難指示を解除しました。

避難指示は解除していますが、16日も大雨警報(土砂災害)は出されており、災害警戒の体制は継続し、対応に当たっています。

全国的に見ると、九州北部・福岡県も含め大きな被害が出ている地域もあります。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。新聞記者、県議時代から何度も豪雨被災地に入り、支援活動もしてきましたが、極めて厳しい現場の実情に心が痛みます。

再び前線が北上してきていますので、市民の皆さんは引き続き、発信される情報に留意し、警戒をよろしくお願いいたします。


大雨の警戒レベル3「高齢者等避難」を土砂災害警戒区域に発令し、避難所を開設(8月13日)

古賀市も雨が降り続いています。

今後の雨により土砂災害の危険性が高まることから、13日17時30分、土砂災害警戒区域に警戒レベル3の高齢者等避難を発令しました。

避難所として小野小学校の体育館を開設しました。避難の際は、自助として食料品やマスク、体温計など必要な物をご持参ください。

13日17時30分現在、古賀市は大雨警報が発表されています。雨は13日夜から14日明け方にかけても降り続け、福岡管区気象台から土砂災害警戒情報が出されるおそれもあるため、警戒レベル3の高齢者等避難の発令を判断しました。なお、土砂災害警戒情報が出された場合、市としての警戒レベルを4に引き上げ、土砂災害警戒区域に避難指示を発令することを想定しています。その際、市内河川の状況によっては浸水想定区域を対象とすることも検討します。

なお、12日夕方から13日早朝にかけても高齢者等避難を発令し、避難所を開設しました。

市民の皆さんは、それぞれ情報を収集するとともに、周囲の状況の変化を捉え、ご自身の避難行動につなげていただくよう、よろしくお願いいたします。

気象庁HPの古賀市の防災情報

古賀市HPの防災ページ

福岡県防災ホームページ


大雨への警戒を/シニアの介護予防「こまめ隊」任命式を挙行(8月11日)

本日から数日間、断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。気象庁によると、12日は大雨警報が発令される可能性があります。古賀市としても警戒を強め、関係機関と連携して対応に当たっています。

市民の皆さんはそれぞれ情報を収集し、周囲の状況の変化を強く意識して行動につなげてください。事前に備えておくことが大切です。総合防災マップやハザードマップなどを掲載している市の防災のページもご参照ください。(こちら

防災マップ

なお、気象庁のページに警報・注意報や雨雲の動きなどの情報がまとめられていますので適宜ご参照ください。(こちら




古賀市でシニアの介護予防にご尽力いただいている「こまめ隊」に新たなメンバーが加わり、10日、任命式を挙行しました!3人が5人に!

こまめ隊1  こまめ退2

1号=まめでろ(大豆)=シニアの外出促進に尽力する
2号=筋トレ助(そら豆)=筋トレを含むシニアの身体活動の維持・向上に尽力する
3号=脳トレ美(白花豆)=シニアの脳を使う活動に尽力する
4号=口力(黒豆)=シニアのお口の機能の維持・向上に尽力する
5号=ふれあいこ(小豆)=シニアのふれあい活動、社会参加に尽力する

こつこつこまめに元気づくり!各隊員の活躍に期待します!よろしくお願いします!

船原古墳をVRで体験―石室や土坑の内部へ/新型コロナワクチン接種/長崎原爆の日(8月10日)

国内初の玉虫装飾馬具が確認された国史跡・船原古墳の石室や土坑の内部をVR(ヴァーチャルリアリティ)で体験!

これは子どもたちが大喜びすること間違いなし!ゴーグルを装着し、手にはコントローラを。実際の発掘調査の時の状況が再現されており、スコップと刷毛を使って遺物を掘り上げると目の前に解説の画面が登場し、音声で読み上げられます。

市長VR

船原古墳の調査研究と活用で、古賀市は福岡県立九州歴史資料館と連携。昨年から、普段立ち入ることのできない古墳の横穴式石室と大量の馬具が発見された土坑の内部を皆さんに体感していただけるよう、このVR体験コンテンツの制作を進めてきており、このたび完成しました。

VR1  VR2

福岡県の文化財デジタル体験コンテンツ導入事業の一環で、県議会の昨年9月定例会で予算が可決されていたもの。地元の吉田健一朗県議と一緒に体験しました。

吉田県議と

今後、九州歴史資料館で10月頃からの一般公開を予定しており、古賀市の小中学校を巡回することや市内で開催する企画展などイベントでの活用も検討しています。お楽しみに!

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新型コロナワクチン接種は65歳以上の高齢者が一段落しました。現在、基礎疾患者や60~64歳、50歳代を中心に順調に進めています。市独自の保育士や教職員、介護・障がい者施設従業員、消防団員などの優先接種も。

接種実績は8月3日時点で以下になります。いずれも全国や福岡県の平均を上回っている状況です。

<65歳以上>
1回目 88.4%/2回目 83.3%
<全対象者(12歳以上)>
1回目 37.5%/2回目 28.8%

この間、国からのワクチンの供給状況と接種希望者数を推定しながら、段階的に予約受付を広げてきました。8月5日までに30歳代まで受付を開始し、12~29歳は8月20日の開始を予定しています。

7日は国立病院機構・福岡東医療センター、8日はサンコスモ古賀の集団接種会場へ。ご協力いただいている医師や看護師の皆さんに感謝します。

田辺市長東医療へ

引き続き、着実に接種を進め、政府目標である10~11月の希望者の接種完了をめざしていきます。

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8月9日、長崎原爆の日。古賀市は午前11時2分、市内にサイレンを鳴らし、市民の皆さんとともに哀悼の誠を捧げ、核兵器廃絶に向けて決意を新たにしました。

平和の象徴

古賀市は全ての小中学校に長崎の被爆クスノキ2世を植樹しています。クスノキの写真は古賀中学校のFacebookより。

くすの木たて

市として平和首長会議に加え、昨年度から日本非核宣言自治体協議会にも加盟。この平和行政の強化は、私が長崎市の田上富久市長と会談したことがきっかけになりました。

平和首長会議くすのき  長﨑市長と

私自身、長崎には何度も訪れており、2015年秋には核兵器廃絶への思いを共有するシンポジウムを開き、国連軍縮会議にも参加した高校生平和大使の皆さんからも学ばせていただきました。

政治の究極目標は世界平和です。私たち一人一人が戦争体験を継承し、平和で安定した社会に向けてともに歩んでいきましょう。

福岡コロナ特別警報―夏休み中の子ども子育てのセーフティネットは確保/広島原爆の日(8月6日)

5日、福岡コロナ特別警報の発動と政府への緊急事態措置適用の要請を受けて、古賀市の対応方針を決定しました。夏休み中の子どもや子育てのセーフティネットは機能させます。以下、市長メッセージになります。


 福岡県は5日、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、県独自の「福岡コロナ警報」を「特別警報」に引き上げたうえで、政府に対して福岡県に緊急事態措置を適用するよう要請しました。福岡県では新たな陽性者の確認が4、5両日とも700人を超え、過去最多を更新しています。古賀市内でもクラスターが発生するなど感染が拡大しており、私たち一人一人が強い危機感を持って行動していかなければなりません。

 特別警報の発動を受け、古賀市として対策本部を開催。すぐにでも緊急事態宣言の対象となるべき厳しい局面であることを前提として今後の対応方針を決定しました。

 古賀市は三連休が始まる8月7日から8月31日まで、公共施設を原則として閉館し、貸出を中止します。一方、夏休み中の子どもたちの居場所を確保する観点から、児童センター・児童館は感染防止策を強化して開館し、機能を維持します。乳幼児と保護者の居場所である「つどいの広場『でんでんむし』」も開き続けます。保育所・幼稚園、学童保育所を開所し、市役所全体の相談支援業務も継続します。社会が閉鎖的な傾向にある中だからこそ、子どもや子育て家庭に生じやすいリスクの潜在化を回避します。

 市主催行事については、公共施設を原則閉館とすることから中止や延期をせざるを得ないものがありますが、開催の可否は行事ごとに個別具体に判断することとし、オンラインの活用など感染防止策が講じられるものは開催します。最低限の健康維持の観点から公園の散策などはできますが、古賀グリーンパークの大型遊具の利用は禁止します。

 新型コロナワクチン接種は65歳以上の高齢者が一段落し、本日から30歳代まで予約受付を広げています。8月20日に12歳~29歳の受付を開始する予定です。政府が目標とする10~11月の希望者の接種完了に向け、着実に取り組んでいきます。

 そして、感染した方やそのご家族、医療従事者への差別や偏見を許さないという姿勢を堅持しましょう。これからもシトラスリボン運動でやさしさの輪を広げていきます。

 市民の皆さまには再びの厳しい内容となりますが、自分と大切な人の命を守るため、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。共に頑張ってまいりましょう!

令和3年8月5日
古賀市長 田辺一城

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古賀市は感染リスクを低減するため、庁内の会議もオンラインを活用。3日は建設産業部を中心とした産業政策に関する会議をそれぞれの執務室などをつないで実施しました。私は市長室から参加。

市長室からオンライン会議


古賀市は昨年3月からテレワークを推進してきました。上下水道課で試行したうえで建設産業部に拡大し、全庁に広げてきた経緯があります。これに加え、朝の管理職会議もオンライン併用で。アフターコロナも見据え、様々に先んじて取り組んでいきます!

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今週は「水の週間」!水を大切に!

古賀市は昨年度から給水車(2トン)を導入。2日は啓発の一環として、災害発生時を想定し、給水袋に水を入れる訓練を上下水道課の庁舎前で実施しました。タンク容量は1100リットルで災害発生後の72時間で考えると366人分に相当します。福岡都市圏を含め配備している市町村は少なく、被災地での緊急支援活動も想定しています。

市長と給水車  市長給水

この日は上下水道課の庁舎内で、汚れた水をきれいにしてくれる微生物を顕微鏡で観察できる企画も。古賀市は今年度、カルピスと連携しており、水に関するアンケートに答えていただくと、カルピス2本と給水袋をプレゼント。

顕微鏡  微生物観察

カルピス氷

ちなみに、上下水道課の庁舎は職員が固定の自席を持たないフリーアドレスデスクを先駆的に導入しており、多くの皆さんに視察をしていただいている場所でもあります。

さらに、古賀市出身のボートレーサーの小野生奈選手には「水の特命大使」を務めていただいています。水上で仕事をする小野さんに全国24か所のレース場など各地を回る中で、水の大切さを伝え、古賀市の魅力も発信していただいています。なお、今年2月のレディースオールスターで優勝し、GⅡ初制覇しており、注目ですよ!

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8月6日、広島原爆の日。古賀市は午前8時15分、市内にサイレンを鳴らし、市民の皆さんとともに哀悼の誠を捧げました。

原爆ドーム

古賀市は平和首長会議に加え、昨年度からは日本非核宣言自治体協議会にも加盟し、平和行政を強化しています。核兵器廃絶と世界の恒久平和に向けた決意を新たにする一日にしましょう。

子どもの感性を育む/「古賀市×西部ガス」でまちづくり推進(8月3日)

古賀市は子どもの感性を育むことを大切にしています。現在、古賀市文化協会にご協力いただき、市内の小中学校で「文化力向上事業」を実施中。古賀市が誇る画家、赤星孝・信子ご夫妻の名作が各校をめぐり、子どもたちが鑑賞し、考え、自らの創作につなげる機会をつくっています。

2日は母校の古賀中学校へ。アーティストの坂﨑隆一さんが美術部の皆さんを対象に鑑賞授業を展開。生徒たちはご夫妻の抽象画からそれぞれ感じたことを共有。私も中学の先輩として、感じたことを発表しました。中学時代、確か美術は「4」だったんですが、私が感じたことは伝えられたかな?

市長アート1  市長アート2


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新たな官民連携をスタート!

古賀市は西部ガスさまと「まちづくりの連携協力に関する基本協定」を締結しました。中心市街地であるJR古賀駅東口など駅周辺の活性化や、古賀グリーンパーク周辺の「観光・物産・情報発信」機能の充実、個性ある拠点形成とネットワークの強化などを念頭に、まちづくりを推進します。

西部ガスさま単独の自治体との協定締結は初めて。7月28日、薬王寺温泉の旅館をリノベーションしたコワーキングスペースで記者会見を開き、発表しました。

西部ガス1  西部ガス2

古賀市のこれからのまちづくりは、中心市街地、青柳地域、小野地域がつながることが重要。古賀駅周辺活性化と古賀グリーンパークの機能強化、薬王寺温泉におけるサテライトオフィス展開などが相乗効果を発揮したい。みんなで力を合わせ、アイデアを出し合い、前に進んでいきます!

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2022年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次総合計画の基本構想案について、校区別の説明会を連日開催しています。7月26日は青柳、27日は小野、28日は古賀東、29日は古賀西、30日は花鶴、8月2日は千鳥でした。3日は花見、4日は舞の里で開催します。

パネル  説明1

現在、古賀市がまん延防止等重点措置の対象地域のため、今週は先週よりも終了時刻を早めるなど感染対策を講じて開催していますが、ご質問も活発にいただき、有意義な時間になっています。ありがとうございます。

説明会では、私から全46自治会を対象としたタウンミーティングや小中学生への意見募集と対話集会「コガトーク」、市民や事業者アンケート、そして、有識者や公募市民の皆さんによる審議会を経てできた構想案の内容をお伝えしています。

意見交換では、若い方から、地域福祉の推進と主体的にまちづくりに関わっていくことの大切さについて熱い思いに裏打ちされた素晴らしい発言があり、自然と拍手が起きることも。やはり対話型の集会はいいですね。しっかり続けていきます。

説明2  説明3



新型コロナワクチンを接種/古賀市がまん延防止等重点措置の対象地域に(8月2日)

7月31日午前、集団接種会場の国立病院機構・福岡東医療センターで当日キャンセル分などの余剰ワクチンを接種。65歳以上の高齢者の接種が最終盤となり、基礎疾患者や60~64歳に加え、保育士などの市独自の優先接種が進んでおり、59歳以下の接種も始められたことから接種を受けることにしました。

市長ワクチン接種


首長は危機管理も含め日々意思決定をしているため、本来は最も早い段階で接種することが肝要だと考えますが、当初は国からのワクチン供給も限られていたこと、私自身が41歳と比較的若いことから、このタイミングとしました。

古賀市は現在、40歳代まで予約を受け付けており、8月5日には30歳代を開始します。60歳以上と比べ、59歳以下は希望者が少なくなっており、予約枠が空いている状況です。市民の皆さまには接種は任意であることを前提に、予防効果と副反応のリスクの双方を踏まえながらご検討いただきたいと思います。

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8月1日のRKB「サンデーウォッチ」や7月28日のKBCニュースで、薬王寺温泉の旧旅館でサテライトオフィスやシェアオフィス、コワーキングスペースを展開する「温泉×新ビジネス」のプロジェクトについて報じていただきました。ありがとうございます。

報道1  報道2

報道3  報道4

報道5  報道6

また「Net IB News」も詳しくわかりやすくまとめてくれており、感謝いたします。(こちら

地方創生の観点が重要です。東京などの大都市集中でなく、地方分散型社会を形成する。人口減少社会の中、全国各地の市町村はどこも非常に厳しい状況にあり、地域資源を生かして挑戦していかなければなりません。挑んでも、地方は厳しいのが現実。それでも創意工夫で取り組む。コロナ禍で国の交付金を活用し、これからの社会を見据え、古賀市における新ビジネス展開を後押ししていきます。

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古賀市は8月2日から「まん延防止等重点措置」の対象地域となりました。7月31日に対応方針を決定し、市長メッセージを発信しています。

◎福岡県へのまん延防止等重点措置適用の政府決定を受けて

政府は30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡県にまん延防止等重点措置を適用することを決定しました。重点措置の対象地域は、福岡市と、古賀市を含む福岡市周辺の19市町村、北九州市、久留米市。日中も含め不要不急の外出・移動を自粛することや、飲食店への20時までの営業時間短縮などが要請されます。期間は8月2日から31日まで。こうした政府や県の動きを受け、古賀市として対策本部を開催し、今後の対応方針を決定しました。

公共施設は20時までに閉館します。市主催行事は原則として開催しますが、それぞれの行事ごとに感染拡大防止策を徹底し、オンラインの活用、開催の延期なども検討します。

市民の皆さまは、仕事や学業、通院、買い物、健康維持の運動などを除いた不要不急の外出を自粛するとともに、県外への不要不急の移動を自粛してください。そして、日常生活における「3密」回避とマスクの着用、手洗いや消毒、換気などを徹底してください。特に、マスクを外しての多人数での会食はリスクが高く、あらためて注意をお願いします。

県は「出勤者の7割削減」をめざすことも含め、事業者への感染防止策の徹底を要請しています。事業者の皆さまには、可能な限り、テレワークや在宅勤務、時差出勤、分散勤務の実施などへのご協力をお願いいたします。古賀市役所も率先して取り組んでいきます。

古賀市は新型コロナワクチン接種を推進しています。65歳以上の高齢者の陽性確認が減少しており、ワクチンによる感染抑制効果とみられています。現在、40歳代まで予約受付を広げてきており、8月5日には30歳代にも広げていきます。政府が目標とする10~11月の希望者の接種完了に向け、着実に取り組んでいきます。

そして、感染した方やそのご家族、医療従事者への差別や偏見を許さないという姿勢を堅持しましょう。古賀市はこれからもシトラスリボン運動でやさしさの輪を広げていきます。

私たち一人一人の命を守るため、市民の皆さまのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。引き続き、共に頑張ってまいりましょう!


令和3年7月30日
古賀市長 田辺一城



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