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市長室ブログ


日台友好マスク 感謝の気持ちを伝える会/抗原検査キットを保育所等の濃厚接触者の待機解除に活用/ワクチン3回目接種を推進(1月31日)

台湾に感謝の気持ちを伝えよう!

1月27日、台北駐福岡経済文化弁事処(総領事館に相当)の陳銘俊・総領事に古賀市にお越しいただき、「日台友好マスク 感謝の気持ちを伝える会」を開催しました。

感謝の気持ちを伝える会1  感謝の気持ちを伝える会2

感謝の気持ちを伝える会3  感謝の気持ちを伝える会4

オンライン活用のハイブリッド形式で、市内の8小学校3中学校の全校が集まりました。会場には古賀東小と古賀中が代表して参加し、他の学校の子どもたちは教室などから。1校ずつ、台湾から不織布マスクをいただいたことへの感謝の気持ちを伝え、それぞれの想いを込めて手作りした作品をお贈りしました。

古賀市は昨年の秋、台湾からいただいたマスクを修学旅行生の小学6年生と中学2年生、受験に向けて頑張っている中学3年生、さらに妊婦の皆さんにお渡ししました。その後、子どもたちから私に直接「台湾の皆さんにお礼を伝えたい」との相談があり、今回の会の開催につながりました。

今回のマスクをきっかけに子どもたちは1人1台配備したパソコンも使いながら、それぞれ台湾のことを学びました。そして、それぞれの感謝の気持ちが込められた多くの素晴らしい作品をつくってくれました。

感謝の気持ちを伝える会5  感謝の気持ちを伝える会6

感謝の気持ちを伝える会7  感謝の気持ちを伝える会8

感謝の気持ちを伝える会9  感謝の気持ちを伝える会10

日本政府が台湾にワクチンを供給し、そのお礼としてマスクが日本に贈られ、私が「日台共栄首長連盟」のメンバーであることから古賀市に1万6000枚が届き、そのお礼に子どもたちが気持ちを伝える――。

困っているときこそ、思いやりの心、支え合いの行動。「ありがとう」の往復は国際交流の原点です。陳総領事からも日本と台湾の友好関係への熱い思いが披露され、みんなでこれからの交流促進に向けた決意を共有することができました。本当に素晴らしい時間でした。ありがとうございました!

感謝の気持ちを伝える会11  感謝の気持ちを伝える会12

なお、この日夕方のKBC「シリタカ!」と翌朝の「アサデス」、RKB「タダイマ!」で放送されました。読売新聞は31日付朝刊で報じてくれています。感謝いたします。

1月31日読売新聞

KBCニュースはこちら

RKBニュースはこちら


   ◇

新型コロナウイルスの感染拡大の中で、社会機能をいかに維持していくか。

古賀市対策本部を28日に開催し、新型コロナウイルス感染症の急拡大で抗原検査キットが不足していることを受け、市が独自に保有する抗原検査キットについて、市内の保育所や幼稚園などの業務継続を支援するため、濃厚接触者となった職員の自宅待機解除の確認に活用することを決めました。社会活動に不可欠な機能の維持をめざします。

濃厚接触者となった場合、7日間の自宅待機が求められますが、保育所等のエッセンシャルワーカーについては、陽性者との最終接触日から4、5日目に抗原検査を受けるなどして陰性が確認されれば、その日から自宅待機が解除されます。しかし、そもそも抗原検査キットを入手できなければ、解除できません。

古賀市は昨年3月以降、独自に抗原検査キットを導入し、保育所等の施設で陽性者が確認された際、保健所のPCR検査対象外の施設従事者への検査に活用し、安心して事業継続を行えるよう支援してきたところですが、現況では、濃厚接触者の待機解除を確実に行うことが社会の機能維持にとって重要と判断し、以上の活用方針を新たに決定しました。

1. 実施期間
令和4年1月28日から当面の間 ※市保有の抗原検査キットがある限り

2. 活用対象
① 保育所、幼稚園等
② 小中学校、高等学校、学童保育所
③ 高齢者施設
④ 障がい者施設
⑤ 一般廃棄物収集許可、委託事業者
※このほか、消防など行政機関、市の対策本部で特に必要と判断された場合

3. 活用数量
現在保有する抗原検査キットは約1000個。2月上旬までに3000個(既に発注済み)が追加される見込みであり、防災備蓄等も勘案しながら積極的に活用する。

あわせて、保育所や幼稚園、学童保育所の事業を継続するため、各ご家庭に「家庭保育」への協力のお願いをさせていただくことを決めました。保育料は日割りで減額します。休園リスクを軽減します。

危機管理は先手先手が重要です。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

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新型コロナワクチンの3回目接種を推進しています。24日から始めた個別接種に加え、30日から集団接種をスタートさせました。土日と祝日、サンコスモ古賀と国立病院機構・福岡東医療センターで実施していきます。ご協力いただいている医療従事者の皆さんに感謝いたします。

65歳以上の高齢者の皆さんは2回目接種日から6カ月に短縮し、64歳以下は7カ月経過としています。引き続き、対象者には接種券を順次送付していきます。ただし、ワクチン供給や予約の状況により、接種券の送付時期が6カ月や7カ月の経過から多少前後する可能性があることをご承知おきください。

3回目ワクチン

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親水空間として生まれ変わった大根川の旧河道。

26日は最後の工事に向けた現地説明会。この親水空間、市民の皆さんとのワークショップを経て昨年7月に誕生しました。子どもたちの自然観察会なども開催できるこの場所を皆さんと共に大切にしていきたい。これから折々にみんなで維持管理をしていきましょう。私も草刈り機を持参したいな、と思っています。

実はこの説明会の開催を私は知りませんでしたが、この日の昼休みにウォーキングをしていて現場に遭遇。歩くのはやっぱり大切ですね。

大根川


大内田地区の地区計画設定へ―物流と工業の機能拡大/感染拡大防止を呼びかけ(1月27日)

物流と工業の機能拡大!新たな団地を形成し、産業力強化へ!

古賀市の産業力をさらに強化するため、筑紫野古賀線直近の「大内田地区」(約18.9ha)の開発に向けて地区計画を設定する手続きをスタートしました。25日から計画案が縦覧でき、都市計画審議会などを経て6月の決定告示をめざします。

1計画図

2位置図

昨年6月に決定した「今在家地区」開発による工業団地の20年ぶりの拡張に続くもの。今回の大内田地区も今在家地区と同様、九州自動車道・古賀インターチェンジ入口にも近く、利便性は極めて高いエリアです。福岡都市圏を中心に物流施設の需要が根強く、福岡県経済にとっても大きな意義を持つと考えています。

古賀市としては雇用の拡大、移住定住の促進、税収増などにつながり、持続可能性を一層高めていく機会になります。さらに「ゼロカーボンシティ」を宣言したまちとして、脱炭素社会をめざす企業の新たな工場建設といった設備投資などの活動を積極的に後押しする意味もあります。

交通結節点の「地の利」を生かした適正な土地利用と企業誘致の推進は、私の最重要公約のひとつ。引き続き、福岡県、地元の吉田健一朗県議ともしっかりと連携して取り組んでいきます。

古賀市HPのこちらもご参照ください。


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本日から福岡県で「まん延防止等重点措置」が始まりました。みんなで力を合わせて感染拡大を防いでいきましょう。古賀市では、今朝、私自身が防災行政無線で呼びかけました。結城弘明議長からもご提案をいただいていました。なお、市の防災メールやKBC(1ch)のdボタン広報誌、ホームページでも発信しています。以下、その内容。

3市長アナウンス

古賀市役所からお知らせします。
新型コロナウイルスの急速な感染拡大が続いています。
1月27日から2月20日までまん延防止等重点措置が実施されます。
市民の皆さまには、マスクの正しい着用、手洗い・消毒、三つの密の回避、こまめな換気等の基本的な感染対策のさらなる徹底をおねがいします。
慎重かつ責任のある行動をお願いします。

なお、より詳しい市長メッセージはこちらです。


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まちづくりの現在地とこれからについて、九州の政治経済・企業・まちづくりの情報誌「I・B」最新号にインタビューが掲載されています。

4冊子掲載

「1丁目1番地」に掲げる古賀駅周辺活性化や適正な土地利用による企業誘致の推進、新たな時代の価値観を捉えた薬王寺温泉オフィス「快生館」の展開、チルドレンファーストや福祉の充実、多様性の尊重など多岐にわたってお話しさせていただきました。

誰もが大切にされ、生きやすく、次の時代に誇れる持続可能なまちへ――。

ルーマニアの五輪選手とオンライン交流―友好親善を促進へ(1月26日)

東京五輪のルーマニア柔道代表、シミオネスク・ブラドゥ選手とオンラインで交流!

22日夜、ホストタウンの古賀市と福津市の柔道キッズに国からの感謝状を贈呈。その後、シミオネスク選手と活発にやり取り。コロナ禍でなければもっと大々的にやりたいイベントです。

私からは▽今後もルーマニア料理のチョルバを学校給食で出していくこと▽社会科の授業でルーマニアとの交流を教えていくこと▽在日本ルーマニア大使館と連携して交流を継続していくこと▽私自身も再びルーマニアを訪問したいこと――などを伝えました。シミオネスク選手も「ぜひまた両市の皆さんと交流したい」とのこと。パリ五輪をめざす決意も示されました。

ルーマニア1  ルーマニア2

ルーマニア3  ルーマニア4

シミオネスク選手はこれまで事前キャンプで両市に3回来てくれています。オリンピック前には、私も一緒に柔道の総本山・講道館を訪問。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(全日本柔道連盟会長)とも会談させていただきました。

県議時代に当時の中村隆象市長に事前キャンプ誘致を提案し、私がその後市長を引き継ぎ、ホストタウンとして国際交流を具体的に推進できています。私にとっても感慨深い機会になりました。これからも両国の友好親善に取り組んでいきます!


「まん延防止等重点措置」適用の決定を受けて ~感染拡大防止を図り、社会経済活動を維持、ワクチン3回目接種を加速~(1月25日)

政府は 25 日、福岡県にまん延防止等重点措置を適用することを決定しました。新型コロナウイルスの急速な感染拡大と病床使用率の高まりを受け、先週、県が独自の「福岡コロナ警報」を発動するとともに、適用地域となるよう要請していました。新たな陽性者の確認が古賀市でも相次いでいます。社会経済活動を維持するため、私たち一人一人が感染拡大防止を強く意識して行動につなげていかなければなりません。

県は既にまん延防止等重点措置並みの措置を講じており、古賀市も20日から始めた現在の対応を継続します。これまで新型コロナと対峙してきた経験を生かし、公共施設の開館や貸出、市主催行事の原則開催、小中学校や保育所・幼稚園、学童保育所の開校・開所などを続けます。大前提として、マスク着用や消毒など感染対策の徹底をお願いいたします。なお、市民サービスを維持するため、市役所もテレワークや分散勤務、時差出勤の推進などでリスクを分散し、業務継続体制を確保しています。

古賀市として、新型コロナワクチンの3回目接種を加速させることを決めました。24日から65歳以上の高齢者の皆さんの接種を始めたところですが、3回目接種の時期について、現在は2回目接種日から7カ月経過としているところを、6カ月に短縮します。64歳以下は7カ月経過とします。引き続き、対象者には接種券を順次送付していきます。ただし、ワクチン供給や予約の状況により、接種券の送付時期が6カ月や7カ月の経過から多少前後する可能性があることをご承知おきください。

なお、感染拡大で社会不安が高まっています。感染した方やそのご家族、医療従事者への差別や偏見を許してはいけません。古賀市はシトラスリボン運動を継続し、やさしさの輪を広げていきます。

私たち一人一人が感染拡大防止策を実践することが、社会経済活動の維持につながります。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。共に頑張ってまいりましょう!

令和4年1月25日
古賀市長 田辺一城


JR古賀駅東口周辺の整備に向けた基本計画を策定/市長テレワーク(1月24日)

JR古賀駅東口周辺地区整備基本計画を策定しました。

私がまちづくりの「1丁目1番地」に掲げる古賀駅周辺の活性化。公約である中心市街地のにぎわい創出に向けて、 道路や駅前広場、公園などの整備方針を取りまとめたものです。

東口資料  東口イメージ図1

国の「ウォーカブル推進都市」として、今後、より具体的な空間のデザインや景観、周辺環境に配慮したまちづくりのガイドラインを検討します。最大地権者のニビシ醤油さまや地元関係者の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、市民の皆さまと共にさらに推進していきます。

東口イメージ図2  東口イメージ図3

計画全文はこちらで公開していますのでご参照ください。


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市長テレワーク。古賀市は2年前から推進し、全庁的に実施できる体制を整えています。新型コロナウイルスの感染が拡大しており、先週の対策本部会議を経て、あらためて積極的な実施を呼び掛けました。

24日も朝から市役所庁舎とオンラインでつながり、Zoomやチャットで私と職員とのやり取りが始まっています。個人の業務のマネジメント次第で可能性は広がります。ワーク・ライフ・バランスの観点からもいいですね。

市長テレワーク

古賀市は2020年3月から上下水道課で試行したうえで建設産業部に拡大し、体制の強化を図りながら全庁に広げてきました。市長としてのテレワークはちょうど1年前に導入。もちろん、対面の方がコミュニケーションが図りやすかったり、窓口業務などどうしても難しい分野もあったりしますが、経験を積み重ねることが大切ですね。

本を読むことの大切さ―NPO法人チャリティーサンタの清輔夏輝さんと(1月21日)

本を読むことは、生きていくことにつながる。子どもたちの感性を育む。食べることとあわせ、とても大切な営み。

19日の夕方、東京を拠点に全国の団体さんと共に活動するNPO法人「チャリティーサンタ」代表理事の清輔夏輝さんとお会いすることができました。昨年のクリスマスにあわせ、古賀市の「子どもパートナーズHUGっこ」さんが連携し、市内の小中学生に本をプレゼント。全国から寄付された新品の本を届けることで、子どもたちの笑顔につながっています。

はぐっこさんたちと  メッセージ

清輔さんと  本

清輔さんたちは、本を届ける事業だけでなく、経済的に厳しい状況にある子どもたちの「体験格差の解消」をめざした子育て家庭の支援にも企業さんなどと連携して取り組んでいます。とても勉強になりましたし、チルドレンファーストを掲げる古賀市のこれからにとっても有意義な機会になりました。ありがとうございました!チャリティーサンタさんのHPはこちらになります。ぜひご参照ください。

なお、コロナ禍で子どもの居場所はとても重要です。清輔さんとお会いしたのは、HUGっこさんが運営する「たまりんば」の現場。前回訪問した時に中学生たちからもらった要望の回答を返すこともできてよかったです。中学生たちがいろいろ話しかけてくれるのもうれしい。すべては対話と交流が基本。

さらに、この日の夜は新型コロナワクチン3回目接種について堀内詔子ワクチン担当大臣と首長有志のオンライン意見交換会に参加しました。こうした国と地方の意思疎通はとても大切。古賀市は高齢者の皆さんから接種券の発送と予約受付(市にお任せの人は不要)を順次進めており、国からのワクチン供給状況を踏まえ、来週24日から接種を開始します。着実に進めていきますのでご安心ください。

「福岡コロナ警報」発動と政府への「まん延防止等重点措置」適用の要請を受けて ~感染拡大防止を図り、社会経済活動を維持する~(1月20日)

福岡県は20日、新型コロナウイルスの急速な感染拡大と病床使用率の高まりを受け、県独自の「福岡コロナ警報」を発動したうえで、福岡県が「まん延防止等重点措置」の適用地域となるよう政府との協議を開始することを決めました。福岡県では新たな陽性者の確認が19、20両日とも2200人を超え、過去最多を更新。古賀市内でも陽性確認が相次いでおり、私たち一人一人が感染拡大防止を強く意識して行動していかなければなりません。

こうした状況を受け、20日午後、古賀市として対策本部会議を開催し、対応方針を決定しました。重視したのは、これまで新型コロナと対峙してきた経験を生かし、感染拡大防止を図るとともに、社会経済活動を維持すること。その実効性を高めるためには、市民の皆さんのご理解とご協力が必要です。

公共施設は開館と貸出を続けます。子ども子育て支援、文化やスポーツなどの社会活動ができる機能を維持します。ただし、利用する際はマスク着用や消毒などの感染対策を講じ、特に他の人と近づいて話す際は必ずマスクを着用してください。なお、感染拡大防止を理由として利用をキャンセルする場合、福岡コロナ警報の発動中はキャンセル料を不要とします。市主催行事は原則開催しますが、個別具体に行事の態様などリスクを勘案して、オンラインへの変更や中止・延期とする場合もあります。小中学校や保育所・幼稚園、学童保育所も開校・開所を継続し、教育・保育活動を維持します。

市民サービスを維持するため、市役所の業務継続体制も確保しています。テレワークや分散勤務、時差出勤を推進してリスクを分散するとともに、万一の際は職員それぞれの経験を踏まえて応援に入る方針をあらためて確認しました。

新型コロナワクチンの3回目接種について、医療従事者や高齢者施設の入所者などに続き、一般の高齢者の皆さんについても接種券の発送と予約受付(市に任せる方は予約不要)を順次進めています。国からのワクチン供給状況を踏まえ、7カ月経過者の前倒し措置を含め、1月24日から個別接種、同30日から集団接種を開始し、着実に取り組みます。

なお、感染拡大で社会不安が高まっています。感染した方やそのご家族、医療従事者への差別や偏見を許してはいけません。古賀市はシトラスリボン運動を継続し、やさしさの輪を広げていきます。

専門家からは感染リスクの高い場面で「人数制限」などの必要な対策を集中して講じていくことで、社会経済活動を一定維持することができるとの見解も示されています。私たち一人一人が感染拡大防止策を実践すること。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。共に頑張ってまいりましょう!

令和4年1月20日
古賀市長 田辺一城

墨田区議会の視察―多文化共生と性的マイノリティ支援/松尾正人さんの絵画「ELEPHANT★」(1月20日)

東京都墨田区議会の公明党の皆さんが18日、古賀市を視察。テーマは国際交流・多文化共生の推進と、LGBTQなど性的マイノリティの皆さんの権利保障。いずれも私の市長選の公約であり、担当職員の皆さんの頑張りが先駆的な取り組みにつながっています。視察冒頭、私からご挨拶を。

市長あいさつ

古賀市は在住外国人の皆さんの増加を踏まえ、2020年度に国際交流・多文化共生の専門係を設置。当事者や関係者の皆さんとの対話を大切にし、真のニーズをつかみ、多言語生活情報リーフレット「こがとも」の作成や交流型日本語教室「つながる!みんなで楽しい日本語」の開催、高校生と連携した缶バッジ制作などを通じた「やさしい日本語」の普及啓発などに取り組んでいます。

さらに、「すまっぽん」を活用した情報発信、新型コロナワクチン接種支援も実施。在福岡の総領事館やJICA、県との連携も図っています。

性的マイノリティの皆さんの権利保障については、2020年4月にパートナーシップ宣誓制度を導入し、福岡市と北九州市とも都市間連携。その後、子どもも含めて家族関係を証明すべきと考え、2021年7月からファミリーシップ宣誓制度の運用を始めました。

私の考えは「個人が尊重されて幸福を追求する権利は誰にでもあり、それは多様性を認め合うことから始まる。誰が誰を好きになるのかは極めて個人的なことだし、それをおかしいという権利は誰にもない。思い合っている人同士が一緒に生きていける環境を少なくともこの街では作りたい」ということ。

こうした思いをお伝えしました。みんなで誰もが生きていきやすい社会を広げていきましょう。墨田区議会の皆さん、ありがとうございました!

   ◇

古賀市花鶴丘の松尾正人さんの絵画作品「ELEPHANT★」が、「2021ふくおか県障がい児者美術展の絵画部門(一般の部)で佳作に選ばれました。おめでとうございます!

18日に受賞報告と、古賀市役所、カエル、クワガタを描いた作品を寄贈してくださいました。ありがとうございます。松尾さんの今後ますますのご活躍を祈念いたします!

市長と松尾さん  ぞう

かえる  市役所

くわがた

内閣府政策参与の伊藤伸氏が来訪/ベトナム交流―旧正月「テト」(1月19日)

国と地方をつなぐ!

内閣府政策参与でシンクタンク「構想日本」統括ディレクター(理事)の伊藤伸さんが17日、古賀市役所へ。河野太郎・前ワクチン担当大臣の最側近として国と地方をつなぎ接種推進に尽力され、現在もワクチンやデジタル化などを担っていらっしゃいます。

1伊東氏と

新型コロナワクチン接種を進めるうえで、国と地方の連携は極めて重要。古賀市は当時の河野大臣と有志首長の頻繁な意見交換会に参加し、取り組んできた経緯があります。伊藤さんはまさにその要です。

この日の意見交換では民主主義の本質についても。いかに市民の皆さんと共にまちづくりを進めていくか。私自身は県議時代から対話を最重視して様々な政策形成につなげてきていますが、市長としてもこれを実践。今年度は上下水道課で無作為抽出の市民の皆さんとのプラーヌンクスツェレにも取り組んでいます。伊藤さんの新著『あなたも当たるかもしれない「くじ引き民主主義」の時代へ』は、まさにその先駆けです。

いい出会いが、いいまちづくりにつながる。多くの皆さんのおかげで様々なネットワークを広げられていることに感謝します。伊藤さん、ありがとうございました!

   ◇

ベトナムの旧正月「テト」のイベントが15日、筑後市の九州芸文館で開催されました。私も在福岡ベトナム総領事館のヴ―・ビン総領事からお招きいただき、国際交流・多文化共生の担当職員さんたちと参加。西日本新聞の16日付朝刊でも報道されています。

九州などにお住まいのベトナムの皆さん、江口勝副知事や県議会の仁戸田元氣副議長、九州の自立を考える会の藏内勇夫会長、松本國寛・自民党県議団会長をはじめベトナム議連の皆さんと一緒に楽しい時間を過ごし、交流を深めました。

皆さんと  関係者と

式典で  テープカット

会場では鶏肉のフォーやもち米を使った揚げバンチュン、米麺と炭火焼のつくねや豚肉のブンチャー(ハノイで一番愛されているらしい)を美味しくいただきました。明らかに食べ過ぎました。

ベトナムの皆さんと  バンチュン

ブンチャー  露店で

あわせて、九州芸文館では「ベトナム・福岡歴史文化交流展」が開催されています。県はハノイ市と友好提携を締結しており、パネル展示からはこの間の交流の歩みがよく分かります。ベトナムに元寇の歴史があったことも具体的に知ることができました。

古賀市には技能実習生など多くのベトナム人の皆さんが暮らしています。多文化共生を推進するため、「やさしい日本語」の普及や生活密着型の日本語教室の開催など様々な取り組みを積極的に展開しており、ヴ―・ビン総領事も現場を視察。さらに、昨年11月にはベトナム総領事館、JICA九州、福岡県、古賀市が連携して技能実習生の生活向上をめざした九州初のプロジェクトも実施しました。

古賀市は引き続き、在住外国人の皆さんをしっかりサポートし、共に歩んでいきます。

   ◇

新型コロナウイルスの感染が福岡県でも拡大し、病床使用率が高まっています。古賀市としても、福岡県のまん延防止等重点措置の要請と福岡コロナ警報の発動に備えています。いずれにせよ、私たち一人一人が感染拡大防止を意識して行動することが大切です。厳しい局面が続きますが、力を合わせて頑張りましょう。

イタリアとの交流をスタート/ルーマニア「三田評論」全文公開/防災を考える一日に(1月17日)

イタリアとの交流スタート!

日伊経済連合会のディサント・ダニエレ会長(Daniele Di Santo)が古賀市へ。昨年ある会合で席が隣になり、私からお招きしました。多くの企業が立地する地域特性、脱炭素社会に向けた取り組みなどをテーマに古賀市の特長をお伝えし、意見交換させていただきました。

1ダニエレ会長と  2会議室にて

さらに、JR古賀駅西口のノミヤマ酒販さんへ。素敵な店内に独自の品揃え。イタリアのワインも豊富でダニエレ会長も驚いていました。古賀神社でハートの手水鉢なども紹介しました。

3許山酒販にて

4古賀神社にて

古賀市とヨーロッパとのつながりはルーマニア、スウェーデン、ノルウェーに続くもの。国際交流と多文化共生、さらに推進していきます!

   ◇

なんと全文公開!

慶應義塾の機関誌「三田評論」のオンライン版で、私が古賀市のルーマニアとの交流も含めてお話しした「三人閑談」の全文が公開されました。ぜひご一読ください。その一部を以下にご紹介。全文はこちらから。

5三田評論

人の温かさに触れる

田辺 ルーマニアを訪れた時、とても歓待してもらい、ルーマニアの人の温かさをすごく感じました。ルーマニアオリンピック委員会に行き、ミハイ・コヴァリウ委員長とお会いしました。日本の自治体の首長が来ることが珍しいのか、立派な応接の部屋には地元のテレビ局まで来ていました。
実は私は行く時にロストバゲージしてしまったんです。それで、本当はネクタイをしていなければいけない場なのに、スーツがなくてネクタイもしていなかった。でも、事情を話すと、「よくある話だよ。気にするな」と、すごく温かく迎えてくれて、歓待してくれました。

   ◇

1月17日、阪神大震災から27年。

発生当時、私は中学2年生でした。その後、新聞記者として地震や豪雨の災害現場を取材し、県議としても防災体制の構築に取り組んできました。今、首長として危機管理と安全安心のまちづくりを担っています。あらためて、私たち一人一人が防災を考える一日にしましょう。

古賀市長選の日程決定/福岡県議会の県土整備委員会に要望活動(1月14日)

私の1期目の任期満了に伴う古賀市長選は今年11月20日告示、同27日投開票に決まりました。市選挙管理委員会が決定し、本日公表しました。

光陰矢の如し。38歳で市長に就任し、もう41歳になりました。公約に掲げた多くの政策について達成または着手し、まちづくりを進められています。この間の市民の皆さん、古賀市に関わる全ての皆さんのご理解とご協力に感謝いたします。12月22日が1期目の任期満了日。しっかりと務めを果たしてまいります。

   ◇

福岡県議会の県土整備委員会(江頭祥一委員長)の皆さんが古賀市を含むエリアの現状を調査。副委員長は地元選出の吉田健一朗県議です。

私は地元首長として14日に福岡県土整備事務所で要望活動を実施。古賀市内の道路・河川整備にご尽力いただいていることに感謝を申し上げたうえで、大根川水系の適切な維持管理の継続を要望しました。

また、委員の皆さんは古賀市から筑紫野市を結ぶ主要地方道・筑紫野古賀線の古賀3工区の現場を視察。県が基幹的道路整備の重要事業と位置付ける筑紫野古賀線の4車線化は、古賀市はもちろん福岡県の産業振興や防災力強化の面からも大変重要であり、私も県議時代から取り組んできました。古賀3工区も完成が近づいています。

社会基盤の整備を進めていくため、これからも県と市の連携をしっかりと図っていきます。

   ◇

今週は、令和4年度のまちづくりの方向性を示す施政方針の原案が完成。私は就任以来、自分で全文を書いています。これを基に三役や部長などの幹部でブラッシュアップしていく作業を始めました。2月下旬に開会予定の市議会定例会の本会議で施政方針演説を行い、その内容が明らかになります。ご期待ください。

このほか多くの企業団体の皆さんにご来訪いただき、意見交換。庁議や新型コロナウイルス対策本部など多くの会議や打ち合わせも。あっという間の1週間でした。


新型コロナワクチン3回目接種/ハーブ王子が薬王寺に/赤間宿で現代美術展開催へ(1月13日)

毎年恒例、古賀市シニアクラブ連合会の新春懇談会へ。

新型コロナワクチンの3回目接種について説明しました。古賀市は既に医療従事者や高齢者施設の入所者などを進めており、一般の高齢者の皆さんについても接種券の発送を始めています。国からのワクチンの供給状況を踏まえ、7カ月経過者の前倒し措置を含め、1月24日から個別接種、同30日から集団接種を開始します。

シニアクラブ懇談会

接種券は2回目接種が早い人から順次送付。接種券が届き次第、予約できます。なお、高齢者の皆さんには昨年12月から3回目接種の日時・場所を自分で予約せずに市が指定することを希望するかどうかの調査も実施しています。詳しくは市HPのこちらをご参照ください。

このほかにも
▽中心市街地のJR古賀駅東口開発や西口の本質的再生
▽ピエトロさまの新工場建設が決まった古賀グリーンパーク周辺の活性化
▽20年ぶりの工業団地拡張となる今在家地区などにおける企業誘致の推進
▽社会の新たな価値観を捉えた薬王寺温泉オフィス「快生館」の展開
▽薦野清滝地区の農業基盤整備
▽地域包括支援センターなど高齢者福祉の充実
▽AIオンデマンドバス導入による公共交通網の強化
▽チルドレンファーストによる魅力向上
▽次世代への責任を意識した公共施設のあり方
▽SDGsの目標を念頭に置いた持続可能な地域社会づくり
――などをテーマに、まちづくりの現在地とめざすべき方向性についてお話しできました。ありがとうございました!

   ◇

野草研究家でテレビなどでも活躍する「ハーブ王子」こと山下智道さんが古賀市へ!

山下さんと

薬王寺で山下さんと一緒に野草を摘み、無病息災を願って七草粥を食べるイベントが8日、旅館「鬼王荘」さんで開催されました。古賀ハーブ農園の柴田敬子さんと鬼王荘の女将・原田結実子さんからお声掛けいただき、現地へ。市内外からいらっしゃった参加者の皆さんと学ばせていただきました。鬼王荘さんはいつも素敵な企画で楽しませてくれます。

野草つみ  鬼王荘

原田さんらと  市長説明

自然に親しみ、野草と共に暮らし、生きる。社会の発展で忘れかけている日本の歴史的な日常を、都市近郊で自然に恵まれている古賀市では見つめ直すことができます。薬王寺には素晴らしい景観の水辺公園もあり、働き方の価値観の変容を捉えた新ビジネス拠点「快生館」もあり。ぜひ、ご訪問ください!

   ◇

宗像市田久の「gallery wabi」オーナーの武藤美奈さんが古賀市役所にいらっしゃいました。

武藤さん

武藤さんとは県議の頃からご縁をいただいています。このたび、唐津街道・赤間宿の古民家で素敵な現代美術展を開催されるとのこと。唐津街道といえば、古賀市にも青柳宿がありますね。そんなご縁から先々の展開も楽しみな企画です。

現代美術展「陰翳礼讃」
日時:2022年4月29日〜5月8日
場所:「古民家 橋口屋」ほか(宗像市赤間3丁目3-12)

お問い合わせは gallery wabi(080-3901-6595)

年始の行事満載―どんど焼き、出初式、成人式、駅伝/住民税非課税世帯等に10万円給付へ(1月11日)

どんど焼き!

10日、古賀中学校のグラウンドで開催。市民の皆さんと共に、無病息災とコロナ禍の早期終息、産業振興、まちのさらなる発展を祈念しました。毎年ご尽力いただいている商工会青年部の皆さんに感謝いたします。

商工会どんど焼き

古賀市消防団の出初式を9日に開催しました。新型コロナウイルス対策のため、参加者を絞り、時間も短縮。全国的に大雨による災害や大規模火災などが発生し、消防団の意義と役割はますます大きくなっています。団員の皆さんの日々の献身的なご尽力への感謝と、処遇改善を検討していることも申し上げました。本年もよろしくお願いいたします。

出初めあいさつ  追加出初め

この日は続いて、成人式。新成人の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます!

今年も実行委員会の皆さんのご尽力で素晴らしい式典になりました。私からは、私たち一人一人がお互いを尊重し、それぞれが幸せに生きていくために支え合っていくことの大切さ、献血や骨髄ドナー登録などにも触れながらお話ししました。会場では恩師の皆さんからの言葉があったり、中学生時代の思い出が披露されたり。人生の新たな一歩、未来を切り拓くべく頑張ってください!

舞台  成人式あいさつ

場内  入口

8日、薦野区のどんど焼きが開催されました。火付け役もさせていただき、地元の皆さんに感謝します。その場面を撮影してくださった吉田健一朗県議もありがとうございました。古賀市薦野はその名の通り、戦国武将・立花宗茂の重要家臣だった薦野増時の地元です。古賀市も「立花宗茂と誾千代」の大河ドラマ実現をめざして頑張ります!

火入れ  火柱

この日は成人式記念駅伝の応援へも。参加された皆さん、お疲れ様でした!

看板  駅伝スタート


   ◇

11日午前の市議会臨時会で、住民税非課税世帯や新型コロナウイルスの影響で家計が急変した世帯に対して1世帯10万円を給付するための補正予算案を提案し、可決していただきました。ありがとうございました。速やかに事務を進めます。

臨時会


   ◇

知らないうちに「ふくおか経済」の新年号に掲載されていました。先日ご来訪いただいた企業の社長さんが「載ってましたよ~」と教えてくださいました。感謝!

ふくおか経済掲載

薬王寺温泉「快生館」における新ビジネス創出を契機とした地域活性化やJR古賀駅西口の本質的再生のプロジェクトが、多くの皆さんのおかげで盛り上がっています。さらに、同誌でも紹介されているピエトロさんが新工場を建設する古賀グリーンパーク周辺の観光・物産・情報発信の拠点形成も。

多様な人材の交差による新たな価値の創出をめざす「クロスオーバー」が進んでいます!

地域政策デザインスクールによるまちづくり/新型コロナ拡大―市長メッセージ(1月7日)

冬だけど熱い!

古賀市は今年度、九州大学の「地域政策デザインスクール」に参加しています。スクールで学ぶ社会人や大学院生の皆さんが古賀市をきめ細かくめぐり、市民の皆さんと交流し、まちの本質を捉え、持続可能性を高めるために実効性ある政策を生み出す。古賀市はその政策提案を市政運営に「実装」する。そんな挑戦的な営みです。

6日夜、薬王寺温泉の新ビジネス拠点「快生館」の交流スペースで中間報告をいただきました。古賀市の歴史と現在を捉えながら、チルドレンファーストや古賀駅西口の本質的再生をさらに前に進めるため、意欲的な検討が進められていることが分かりました。心強い!

デザインスクール

多様な人材が交差し、それぞれの経験や知見が相乗効果を生み、新たな価値が創造される。クロスオーバーによる地域活性化をめざしている古賀市として期待が高まります。2月には政策が完成します。スクール生さんたちを市行政として力強くサポートしてくれている2人をはじめとする職員さんたちにも感謝!楽しみにしています!

   ◇

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、7日午前、古賀市として対策本部会議を開催し、市長メッセージを発信しました。

◎新型コロナウイルスの感染拡大傾向を受けて

全国的に新型コロナウイルスの感染拡大傾向が顕著になっています。政府は沖縄、山口、広島3県にまん延防止等重点措置を適用する方針を示しました。福岡県でも5日に46人、6日に80人の新たな陽性者が確認されており、本日以降も急増していくことが予想されます。

こうした状況を踏まえ、古賀市は本日午前、対策本部会議を開催しました。現段階で市内において顕著な感染拡大は見られないこと、県内全体の病床使用率が低いこと、福岡コロナ警報も発動されていないことなどから、社会経済活動を制限する特段の措置は必要ないと考えています。一方で、今後の感染拡大状況によっては、病床の逼迫など医療体制に影響を与える恐れがあり、市民の皆さまはマスクの着用、手洗い、消毒、密の回避など基本的な感染防止策を徹底していただきますようお願いいたします。

新型コロナワクチンの3回目接種については、既に医療従事者や高齢者施設の入所者などを進めています。国からのワクチンの供給状況を踏まえ、一般の高齢者の皆さんの接種についても、7カ月経過者の前倒し措置を含めて今月から始めます。接種券を順次送付していきますので、それぞれご対応をお願いいたします。

なお、福岡県が無症状者を対象とした無料検査を開始しており、古賀市でも1カ所で抗原検査を受けることができます。詳しくは県や市のHPをご確認ください。

陽性確認が増加すると、社会不安が高まりますが、病床使用率や重症者の数など状況を捉えながら冷静に対応していきましょう。また、感染者や医療従事者への差別や偏見は絶対に許されません。古賀市はシトラスリボン運動を継続しています。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。感染拡大を防ぐため、共に頑張ってまいりましょう。

令和4年1月7日
古賀市長 田辺一城

   ◇

2022年も古賀市はフレンドリータウンとしてアビスパ福岡を全力応援!市長室にはカレンダーを。その隣には鶴田加奈子さん作の寅の博多人形。

カレンダー

2022年が本格的に始動!(1月4日)

古賀市役所は本日、仕事始め。

私の1期目の任期は今年12月22日まで。残り1年を切り、今任期最後の仕事始めになります。市民の皆さんのご理解とご協力、職員の皆さんのご尽力のおかげで、公約に掲げた多くの政策について達成または着手し、まちづくりを推進できており、感謝いたします。もちろん、社会は常に変容し、市民生活におけるニーズは常に生じ続け、多様であり、解決すべき課題は多くあります。引き続き全力を尽くします。

朝一番に仕事始めの式を開催し、管理職をはじめ職員の皆さんと2022年の市政運営に向けた意識を共有しました。まずは、新型コロナワクチン接種をはじめとする対策を継続して確実に進めていくこと。今月から高齢者の3回目のワクチン接種を始める予定です。これまで同様、担当係を中心に全庁的な体制で臨みます。

年頭のあいさつ

そして、次年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次総合計画の基本構想の実現に向けて確実なスタートを切ること。これまでの取り組みをしっかりと次期計画につないでいかなければなりません。

そして、重要なキーワードは、クロスオーバー。市内外の多様な人材の交差により、それぞれの経験や知見が掛け算されることで、古賀市に新たな価値を創出できるよう力を入れています。時代の流れをつかみ、前に進んでいく。そのためには市役所の総合力も重要です。人材育成にも力を入れていきます。

今年のまちづくりへの私の思いは、年頭のブログやフェイスブックなどのSNS、広報こが「こがんと。」1月号でご紹介したメッセージにまとめさせていただきました。これらもご一読いただけると幸いです。

広報特集1

広報特集2

令和4年、2022年もよろしくお願いいたします。オール古賀のまちづくり、みんなでともに頑張りましょう!


誰もが大切にされ、生きやすく、次の時代に誇れる持続可能なまちへ。古賀の新たな10年が走り出す(1月1日)

あけましておめでとうございます。2022年もよろしくお願いいたします。

元旦あいさつ

私たちの社会が新型コロナウイルス感染症と対峙し、はや2年。古賀市として、時々刻々変化する市民の皆さまの生活の実情を捉えながら、共に乗り越えるべく、様々な対策を迅速に講じてきました。これまでのご理解とご協力に心から感謝を申し上げます。

そして、2022年。この経験をこれからのまちづくりにしっかりとつなげていきます。

チルドレンファーストを徹底し、子どもの育ちと学びを支えます。コロナ禍で最も重視したのが、子育て家庭の支援と教育環境の保障でした。乳幼児と保護者の居場所を閉じないこと。経済的に苦しい状況を支えること。教室のデジタル化を早期に実現すること。人と人が物理的に距離を取らなければならない中、「心と心はつながっているんだよ」と、子どもたちに伝えること。

1チルドレンファースト  2チルドレンファースト

これから、子どもと子育て家庭をまちとして温かく迎え、サポートしていく取り組みをさらに進めていきます。市の専門職が全ての初産婦を訪ね、妊娠期から出産、幼少期をきめ細かくフォロー。小中学校の全学年での原則35人以下学級や多様な人材を配置し、一人一人の育ちと学びを支えます。行政だけでなく、地域の皆さまや民間団体さまと連携し、子どもの居場所づくりや様々な事情を抱える家庭の支援などについても充実を図っていきたいと考えています。

子育て  寺子屋

時代の変化がとても速くなっています。古賀市はこれに即応し、まちづくりを進めています。キーワードは「クロスオーバー」です。市内外の多様な人材が出会い、それぞれの経験に基づく感性や知見、技術などが交差し、「掛け算」が起き、新たな価値を創出する。「共創」する地域社会。そのための「場づくり」が求められています。

1クロスオーバー  2クロスオーバー

私たちのまちの歴史的、文化的に重要な地域資源である薬王寺温泉。2021年10月、新たなビジネスのプロジェクトがスタートしました。旅館全体をサテライトオフィスやコワーキングスペースなどにリノベーションした「快生館」は起業・創業にチャレンジしやすい環境でもあり、市内外の人たちが一緒に古賀市を盛り上げていくきっかけの場にしていきます。

1薬王寺  2薬王寺

「1丁目1番地」に位置付ける中心市街地のJR古賀駅周辺は東口エリア開発の準備を確実に進めており、西口エリアの本質的再生もスタートしました。商店街にシェアスタジオが誕生し、空き店舗を活用した高校生たちのイベントも開催されました。古賀グリーンパークと周辺は、健康やスポーツに加え、観光・物産・情報発信の拠点としての強化策も進めています。

1駅東口  2駅東口

駅西口  2駅西口

そのほか、高齢者の皆さまの暮らしを支える地域包括支援センターを全ての中学校区に設置しました。ソーシャルワーカーを配置して「どんな相談も断らない」ための支援体制もスタート。ジェンダー平等や性的マイノリティの支援、国際交流・多文化共生も推進し、誰もが大切にされ、生きがいを持って生きていける社会に向けて、着実に歩んでいます。

1性的マイノリティ  2性的マイノリティ

こうした取り組みを一層推進していくため、2022年4月から、これから10年間のまちづくりの指針となる第5次総合計画がスタートします。

明るい未来を切り拓くため、みんなで力をあわせ、前に進んでいきましょう!

   ◇

元旦の本日から9日まで、J:COMチャンネルで私の年頭挨拶が放送されています。ぜひご覧ください。



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