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市長室ブログ


野田聖子・元総務大臣と面会―医療的ケア児者支援(10月31日)

10月26日、上京。野田聖子・元総務大臣と面会。医療的ケア児者を取り巻く生活課題と地方自治体に期待される役割をテーマにご講演をいただきました。

野田さん1  野田さん2

全国250人超の知事や市町村長でつくる「活力ある地方を創る首長の会」(会長=田中幹夫・富山県南砺市長)としてオンラインの講演と意見交換を依頼し、実現。私は同会事務局長として、医療的ケア児者支援に力を入れている岐阜県飛騨市の都竹淳也市長と共に議員会館の野田先生の事務所から参加しました。

ご自身も医療的ケアを必要とするお子さんを育てながら日本でこの分野をリードしてきた野田先生のお話は、親としての日常生活とその実感に基づくとても説得力があるもので聞き入りました。首長の意識を高めることの大切さ、地域間格差が生じないように自治体が連携することの重要性を認識できました。

そして、11月15日には全国の首長有志で医療的ケア児者を応援する市区町村⻑ネットワークを設立します。私も発起人の一人です。全国の首長の皆さんのご参加よろしくお願いいたします!(こちら


これに先立ち、古賀市の重要案件の推進を図るために霞が関で活動。

上京


夜は東京福岡県人会の総会に服部誠太郎知事や香原勝司県議会議長、県内首長、国会議員の皆さんなどと参加し、高校や大学の後輩とも話ができてよかったです。

東京1  

さらに、薬王寺温泉オフィス「快生館」でまちづくりに関わってくださっているコミュニティ婚活の松浦千恵代表が一日限定スナックイベントをたまたま新宿で開催していたので飛び入り、多くの新たな出会いも。有意義な時間でした。

東京2

   ◇

最近は10日間で3回も上京するような超過密スケジュールでしたが、ホッとする時間も必要。ということで、10月27日午後、快生館へ。市長テレワークの日ではありませんでしたが、せっかくなので「Mayor's coffee」を。

珈琲1  珈琲2

珈琲3

この日は西部ガスの皆さんが終日会議をされており、ご挨拶をさせていただきました。企業合宿、ワーケーションの利用が増えています。多様な働き方が生産性を高めているんだな〜と実感します。

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10月28日も地元を駆けました。パラスポーツ体験会では、テニス協会さんにお声掛けいただき、車いすテニスを!

テニス1

テニス2  ふわふわ

干支

福岡都市圏の身障者協会さんのグラウンドゴルフ大会で歓迎の挨拶。花見東の生活介護事業所パンダのたまごさんの「ふわわマルシェ」ではかわいらしい干支の置物や野菜を入手。さらに、古賀東校区コミュニティさんの防災訓練へも。市内各地でご尽力いただいている皆さんに感謝します!

夕方は古賀駅西口商店街のナツメ書店さんで開催されたアートのトークイベントに参加。その流れで、ノミヤマ酒販さん、るるるるなどへも。多くの皆さんと交流でき、有意義な時間でした。


たかまつななさん 古賀市にご来訪/会議等の全員への封筒配布を見直し(10月30日)

たかまつななさんがご来訪♪

たかまつさんと1  たかまつさんと2

時事YouTuberやジャーナリストとして活躍し、主権者教育にも取り組んでいるたかまつさん。1カ月前の上京で初めてお会いしたばかりですが、早速、古賀市に来てくださいました。

たかまつさんは20日深夜(21日未明)の「朝まで生テレビ」にも出演し、主権者意識の涵養で素晴らしいご意見もおっしゃっていました。その感想もお伝えできました。

今回も主権者教育、まちづくりで子どもの声を聴くことの大切さ、子どもが「社会をよくできるんだ!」と体感することの意義などをテーマに有意義な意見交換ができました。

古賀市は総合計画策定に子どもの意見を作文で募集して市長との対話集会を開催したり、給食の時間に市長が小中学校を訪問するランチミーティングを実施したり、「1日市長」体験をスタートさせたりしていますが、まだまだアイデア次第で取り組めることはあると思っています。今回の意見交換も刺激をいただきました。ありがとうございました!

たかまつさんの「笑下村塾」のブログでも報告してくださっていますので、こちらをご参照ください!


   ◇

会議(特に外部の人が入るもの)で封筒を全員に配布する文化は見直した方がいいですね。必要な人がいたら申し出てもらって渡せばいい。今までもなんとなく思っていましたが、社会全体で本腰を入れるべき時期か。
なお、私は性格から再利用のために保管していますが、なかなか使う機会はありません。

封筒

ということで、古賀市は行政の会議等における封筒の全員配布を原則として行わない方針を決めました。25日の市幹部で構成する庁議で確認、共有。必要な人にはお渡しします。今後、ペーパーレス化も一層推進するので、そもそも会議資料が紙ではなくなっていくと思いますが、過渡期の中ですぐに出来ることを実践します。

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ハザードマップを3D化しました。福岡工業大学さんとの官学連携の取り組み。防災の実効性を高めたいですね。NHKさんが報道。ありがとうございます。(こちら


古賀西小学校でランチミーティング/こがのばトーク/古賀駅西口ハロウィン&多文化運動会(10月25日)

古賀市では市長と教育長が給食の時間になると教室に現れます。子どもたちとの対話と交流をまちづくりに生かす取り組みで、毎月1回どこかの小中学校を訪問しています。

ランチミーティング

23日は古賀西小学校の5年生。校長先生によると、子どもたちは先週からわくわくどきどきして待っていたとのことでうれしいですね。一緒に給食を美味しくいただき、質問タイム。どうして市長になったのか、自治体経営とは何か、様々な課題解決のために予算を配分する意味。分かりやすく伝えました。

校長先生からは「成人しても忘れない思い出」になったと思うとメッセージをいただきました。こうした原体験が主権者意識を育み、社会と政治に主体的に関わっていくことにつながると信じます。さあ、来月はどの学校かな!?

   ◇

「こがのばトーク」に参加しました♪

こがのば1  こがのば2

古賀市の様々な「場」で活躍する方々が集まり、チャレンジを考えている皆さんと共に新たな価値を生み出す交流イベント。1回目のテーマ「食」に続き、2回目の今回は「デジタル」。会場は古賀駅西口商店街のカフェ&コワーキングスペース「MIRACO」さん。

プレゼン  こがのば3

自治体として古賀市もDXを推進しており、デジタル推進課長と経営戦略係長もプレゼンテーション。私からは、行政だけではもちろん限界があり、公民連携、多様な主体の皆さんとの連携が社会全体のDX推進にとって重要であり、みんなで一緒に頑張っていきましょうとの思いを申し上げました。

今回も皆さんの取り組みから刺激をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!

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秋のイベント満載。

22日は米多比児童館の「こめっ子まつり」から多文化共生運動会、千鳥校区コミュニティ防災訓練、古賀駅西口商店街のハロウィンイベントへ。いずれも市民の皆さんのご尽力のおかげです。ありがとうございます。

ハロウィン1  ハロウィン2

ハロウィン3  ハロウィン4

フード1  フード2

古賀竟成館高校の生徒さんたちによる古賀駅西口活性化プロジェクト「はっぴーこがはろうぃん」。西口のいろいろなお店さんも連携してくださり、カフェやeスポーツ、フォトスポットなど楽しい企画がたくさん。巨大なカボチャも発見!どーん!

多文化運動会

多文化共生運動会では飛び入りで小学生と腕相撲。テレビ取材も入っていました。

国籍が違っても、みんな同じ市民。外国人の皆さんと共に生きていく社会づくりは、私の市長としての重要な公約です。4年前に新たに国際交流・多文化共生を推進するためのセクションを立ち上げ、担当職員さんたちが頑張ってくれて、様々な世代の市民の皆さんが関わってくれるようになり、多くの取り組みを進めることができています。感謝、感謝です。誰もが生きやすい社会へ。FBSさんのニュース報道をぜひご覧ください。(こちら

米多比児童館は来月から児童館機能を青柳のグリーンパーク内に移します。こめっ子まつりの挨拶では、半世紀を超える長年の地元のご理解ご協力に感謝を申し上げました。

久保で「かかしまつり」開催中―秋のイベントを駆ける/河野太郎デジタル大臣と面会(10月23日)

土日は秋のイベントを駆け抜けます。市民の皆さんとの交流の絶好の機会。

21日は久保区のかかしまつりへ。企画・運営してくださっている人生の先輩方に感謝します。11月10日まで展示されるとのことですので、皆さんもぜひお立ち寄りいただき、楽しんでください。

かかし1  かかし2

かかし3

これに先立ち、天照幼稚園の運動会へ。子どもたちの元気な姿にパワーをもらえます。

天照幼稚園運動会

この日は第2回「こがのばトーク!」にも参加しました。古賀市の様々な「場」で活躍する皆さんが集まり、これからチャレンジをしていこうと考えている皆さんと共に新たな価値を生み出す交流イベントで、今回のテーマは「デジタル」。古賀駅西口のカフェ&コワーキングスペース「MIRACO」さんで有意義な時間を過ごせました。

こがのばトーク1  こがのばトーク2

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河野太郎デジタル大臣と面会し、ライドシェア提言書をご説明。

全国250人超の有志の知事や市町村長でつくる「活力ある地方を創る首長の会」として、17日に提言書をご説明した菅義偉前総理からの「河野大臣としっかり連携を」とのご発言を受け、調整を図り、早期に実現できたもの。まさか、三日後の20日に再び日帰り上京することになるとは。

河野大臣には、いつも私たち首長との直接対話を重視していただき、心から感謝申し上げます。新型コロナワクチン接種推進でも当時のワクチン担当だった河野大臣との頻繁な意見交換が対策の実効性を高めました。

今回は、会長の田中幹夫・富山県南砺市長と事務局長の私でご説明に上がりました。特に、地方においてタクシー事業者の理解を得る「共存共栄」が重要であることなど、首長の皆さんのお声をお伝えしました。河野大臣からは自身のご経験に基づくお考えを聞かせていただき、今後の首長の会との意見交換も快諾くださいました。

河野大臣、田中幹夫氏と

私たち地方の公共交通の実情を踏まえ、ライドシェア導入の検討が進むよう、引き続き、全国の首長の皆様と共に国との連携を図っていきます。

今回の急きょの上京、土曜も予定満載だったので日帰りでした。行きは空路でチケットが取れたのですが、帰りは取れないため、新幹線に。東京から博多まで新幹線に乗るのは久々でした。5時間、仕事と読書がはかどりました。

新幹線で帰福


菅義偉前総理に首長有志でライドシェアを政策提言/九州市長会 in 熊本市(10月20日)

重要ミッション遂行。菅義偉前総理にライドシェアで政策を提言し、その内容を記者会見で公表しました。

記者会見  記者会見2

17日、日帰りで上京。全国250人超の首長有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」(会長=田中幹夫・富山県南砺市長)として、ライドシェアの実現に向けて現行法制を詳細に検討し、政策を形成。まず、菅前総理や国土交通省にお伝えしました。

提言1  提言2

菅前総理には、私たちの提言に深いご理解をいただき、貴重なご助言をいただきました。感謝申し上げます。

今回の政策提言は、首長の会の皆さんへの緊急アンケート結果を踏まえ、事務総長を務める樋渡啓祐・前佐賀県武雄市長を中心にまとめたもの。タクシーとの共存共栄を前提としています。最高顧問の鈴木英敬・衆議院議員(前三重県知事)と鈴木康友・前静岡県浜松市長、常任顧問の野田義和・東大阪市長、樋渡氏、事務総長代行の長野恭紘・大分県別府市長、黒田成彦・長崎県平戸市長と共に、私は事務局長として菅前総理との面会に臨みました。

住民の皆さんの日常生活や観光客の皆さんの移動手段の確保は喫緊の課題。地域公共交通は全国の首長の重要テーマです。私も9月定例会本会議でライドシェア導入の検討の必要性を答弁し、次年度予算編成の基本方針にも盛り込んでいます。

田辺市長

菅前総理への提言後、衆議院議員会館で記者会見。私からは早期実現に向けた期待も申し上げました。

引き続き、全国の首長の皆さんと共に、菅前総理、デジタル行財政改革を担当する河野太郎デジタル担当大臣とも連携し、その実現に向けて取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

   ◇

市長会1  意見交換

九州市長会の総会が18、19両日に開催されました。今回の開催地は熊本市。県議時代から交流のある大西一史市長は九州市長会の会長も務められています。

分科会1  市長会2

総務省から説明を受け、会議では多岐にわたる国への要望を決定。子ども医療費無償化をはじめとする子ども・子育て支援の強化、デジタル推進による教育環境の充実も盛り込んでいます。机上の水のペットボトルが熊本城の形でうれしい。

null  分科会2

分科会では自治体DXを選択。熊本市の先進的な取り組みから大いに学ばせていただきました。気合が入りました。そして、驚いたのは、大西市長のご講演の後の意見交換で私が(打ち合わせなく)挙手して発言していると、スクリーンに私の講演資料が映し出されたこと。ネット上に資料を公開しているのでこれを見つけられたんでしょう。この臨機応変さたるや。熊本市の職員の皆さん、お見事です。私の顔が投影されている写真がそれ。私が講師ではなく、左で質問しているのが私、右が大西市長です。

なにより、こうした首長同士の交流は、それぞれの自治体マネジメントを吸収し、これからに生かしていく重要な機会です。今回も多くの市長の皆さんと交流できて刺激になりました。ありがとうございました!


秋のイベント盛況―KOGA環境ひろば、健康福祉まつり、市民健康スポーツの日(10月17日)

秋のイベントを駆ける!

14日、「KOGA環境ひろば」を古賀グリーンパークで開催。この社会を「後は野となれ山となれ」ではなく、その持続可能性を高めるため、先行世代の私たちが危機感を自覚して行動できるか。古賀市はゼロカーボンシティやワンヘルスの推進を掲げ、公民連携、市民の皆さんと共に取り組んでいます。

環境ひろば1  環境ひろば2

現場でご尽力いただいている多くの皆さんに出店いただき、環境保全への意識が高まるイベントになりました。「古賀市デコ活宣言」では、私も「環境政策の強化」を表明しました。

宣言1  宣言2

「健康福祉まつり」が15日に開催されました。4年ぶりの本格的な実施で大盛況。それぞれのブースで色々お話しできてよかったです。医療、介護、障がい福祉、子育て支援、食生活改善。地域の重要性が増す中、ご尽力いただいている皆さんに感謝します。

健康ふくし1  健康ふくし2

健康ふくし3  健康ふくし4

健康福祉5

古賀中学校で同時に開催された「市民健康スポーツの日」も子どもたちから人生の先輩方まで多くの皆さんが参加してくださいました。福岡を拠点にVリーグ昇格をめざす女子バレーボールチーム「福岡ギラソール」の皆さんの交流企画も。古賀市はフレンドリータウンです。監督やコーチ、選手の缶詰が面白い。

缶詰

会場では、四半世紀ぶりにソフトテニスも!母校・古賀中学校のコートで。実はテニス部です。久々過ぎて最初はラケットに当てるのがやっとでしたが、ちょっとは勘を取り戻せました!

テニス1  テニス2

さらに、筵内区のグラウンドゴルフへ。こうした地域行事でお隣さん同士の絆を深める交流が「地域力」となり、災害などいざという時に支え合い、命を守ることにもつながります。挨拶で感謝を申し上げました。

古賀市の美味しい食品加工製品をそろえたコスモス館の「コガボーノ」が1周年祭を開催中とのことで、立ち寄りました。アキラ水産さんの鯛茶漬けフェアだったので併設レストランで美味しくいただきました。古賀すたいるのmisatoさんとも遭遇。

鯛茶漬け1  鯛茶漬け2

時間は有限。全ての皆さんとお話ししたり、いろいろ体験したりしたい気持ちはありますが、できる限りになりすみません。市長と気軽に会えるまちとして、引き続き頑張ります!

共創のまちづくり―日向市の皆さんが快生館を視察/筑後川のめぐみに感謝を(10月16日)

突然、プレゼン。

テレワーク

13日は市長テレワークの日。薬王寺温泉オフィス「快生館」で仕事をしていると、宮崎県日向市のまちづくりのプレイヤーの皆さんが視察に。せっかくなので、フリースペースで古賀市の公民連携、共創による地域振興について最近の講演資料を使ってプレゼンテーション。意見交換も活発で有意義な時間でした。

快生館1  快生館2

快生館3

お昼は近くの旅館「鬼王荘」さんへ。心地良いテラスで私イチ押しのなす田楽丼を。栗の渋皮煮も美味しい!

鬼王荘1  鬼王荘2

ここでも日向市の皆さんと一緒になったので女将さんと記念撮影。

鬼王荘3

そして、快生館での市長テレワークの日に恒例となったコワーキングスペースでの珈琲タイム。横文字の方がそれっぽいということで「Mayor's coffee」と名付けられたようです。

珈琲1  珈琲2

ほっと一息、ワーカーの皆さんと歓談できる大切な時間。こういう時にアイデアが生まれますね。写真を撮られるのも恒例に(笑)

快生館写真

市長と気軽に会えるまち、古賀。

   ◇

水源に感謝を。

筑後川イベント1  筑後川イベント2

古賀市を含む福岡都市圏の暮らしの水は3分の1が筑後川から届けられています。14、15両日、「筑後川のめぐみフェスティバル」が福岡市役所前で開催されました。私は14日に会場へ。MCは旧知の不動たけるさんと楠田瑠美さん。

筑後川1  筑後川2

筑後川の流域自治体からそれぞれの地域の魅力が伝わる多くの出店があり、うきは市のヤマメとジビエを美味しくいただきました♪

ヤマメ  ジビエ

福岡地区水道企業団の設立50周年の節目でもあります。これからも水源である流域の皆さんに感謝し、水を大切に使いましょう。

筑後川イベント3

船原古墳とかがやく馬具の精華―九州歴史資料館で開催中/「立花宗茂と誾千代」を大河ドラマに(10月11日)

九州歴史資料館の開館50周年を記念する特別展「船原古墳とかがやく馬具の精華」が7日、始まりました。

船原1

10年前に500点を超える「国宝級」の金銅製馬具などが出土し、国内外の考古学会に衝撃を与えている古賀市の国史跡・船原古墳。福岡県立の同館の節目を飾るテーマとしていただき、大変光栄です。

馬具

開幕前日の6日は、城戸秀明館長と共に記者会見と内覧会に臨みました。私から記者さんたちに、文化財の保存と活用の意義、今回の特別展を機に海外含め多くの皆さんにその歴史的価値を知ってもらいたいとの思いを申し上げました。

馬具2  船原6

船原4

6世紀後半~7世紀前半の船原古墳の馬具は朝鮮半島との交流を示しており、国際色豊か。そこで、私から駐福岡大韓民国総領事館の朴建燦(パク・コンチャン)総領事をお招きし、一緒に観覧しました。文化財を歴史的資源として現代の国際交流につなげていくことも、まちづくりにとって大切です。

船原古墳の馬具は調査分析の途上で、2026年度までに国への報告書を仕上げる予定。そんな中でも既に「国宝級」との評価があるだけに、特別展では国内各地の既に国宝や重要文化財に指定されている「先輩」格の逸品の数々も共に展示されています。特に馬冑(馬のかぶと)は注目です。船原古墳のものとあわせて国内3点しかなく、これらが一堂に会するのは今回が初めてとなります。

会期は12月3日まで。西日本新聞が早速報道してくれています。皆さん、ぜひぜひご来場いただき、歴史の息吹を感じてください!

報道

   ◇

地域が元気!

8日は「立花宗茂と誾千代」の大河ドラマ招致実現に向けた道雪会さん主催の文化講演会へ。歴史家の加来耕三さんのお話はとても勉強になりました。さらに、宗茂と誾千代と一緒にカッコいい写真も撮っていただけました。宗茂の重要家臣・薦野増時と米多比鎮久の地元である古賀市として、引き続き招致に全力!

道雪会1  道雪会2

この日は舞の里1区の秋祭りと久保区の運動会へも。「オリンピック記念」と刻まれた年季の入った素晴らしい優勝旗が!おそらく1964年のものですね。玉入れをはじめ創意工夫の競技を楽しみました。

舞の里1  舞の里2

舞の里3  久保区

さらに、筵内区では「筵内走ろう会」さんの企画で、7日夜から8日朝にかけて12時間走り続けると聞き、スタートを激励に。すごいっ!

筵内1  筵内2

民主主義の源泉は地域を回り、交流し、話すこと。こうした時間があってこそ、まちづくりがより広く、深く、実効性あるものになっていくと確信しています。皆さん、ありがとうございます!

風景デザインと価値の創出/中島卓偉さん対談/薬王寺オートキャンプ場オープン(10月10日)

その場所に行かないと享受できない価値を。

まちづくりは、地域に根差した活動をする皆さんの思い、多様な人材が交差することで広がる可能性、それらによって生み出されるデザイン。

プレゼン1  プレゼン2

中心市街地の古賀駅東口開発プロジェクトでお世話になっている柴田久・福岡大学教授が会長を務める風景デザイン研究会のワークショップが5日、福岡市のアクロス福岡で開かれ、参加しました。古賀駅西口商店街のシェアキッチンを備えた食の交流拠点「るるるる」を運営する4WDの松見達也さんもパネリスト。松見さんのプレゼンテーション、特に若い皆さんには刺激になったと思います。私も突如ご指名をいただき、公民連携や共創の理念をご説明しました。

プレゼン3  プレゼン4

なにより、長崎市の景観デザインを手掛けてこられている髙尾忠志さん、実は以前から気になっていた日田市のまちづくりを展開している岡野涼子さん(大分県議)、大阪を拠点に長門湯本の活性化に関わっている泉英明さんの話が素晴らしい。そして、古賀市のまちづくりの方向性が「これでいいんだ!」と勇気付けられる思いでした。

有意義な学びの時間でした。ありがとうございました!

   ◇

広報こが「こがんと。」10月号は創刊800号!

広報紙

巻頭特集は、古賀市出身のロックシンガー、中島卓偉さんと私の対談です。私より2つ年上で同世代の卓偉さんに「原点」である少年時代の思い出、地域で育ててもらった温かさ、子どもが一番大切であることなど語りまくっていただきました!

対談1  対談2

古賀市HPに公開中!ぜひご覧ください!


   ◇

古賀市にオートキャンプ場がスタート!

キャンプ場1  キャンプ場2

天然温泉が湧き出る薬王寺地域に新たな魅力あるスポットが誕生。うれしい!都市近郊で自然に囲まれ、水辺公園も直近に。7日、オープニングレセプションがあり、お祝いを申し上げました。ぜひ皆さんもご利用いただきたいですし、私も(熟練の方にくっつきながら)キャンプをしてみたい!

場内  場内2

ランタン  まき

テント  焚火

近くには、郷土料理の鶏すきも美味しい旅館の鬼王荘さん、家族で温泉が楽しめる山の音さん、国民の祝日やW杯など節目の独創的な企画でも注目を集める偕楽荘さんがあり、さらには新たな働き方・生き方を実現できるシェアオフィスやコワーキングスペースを備えた快生館さんも。

古賀市にいろいろな動きがどんどん生まれていてありがたく思います。多様な人材の経験や知見、感性が交差して新たな価値を生み出すまちづくり。みんなで盛り上げていきましょう!

ちなみに、素敵な写真の多くは快生館の相良彩乃さん撮影でセンス抜群♪ありがとうございます!


証明書コンビニ交付「10円」に―「行かない窓口」促進/日韓交流/次年度当初予算編成スタート(10月6日)

古賀市は「行かない窓口」を促進中。10月からコンビニ交付の各種証明書発行手数料を「10円」にしました。マイナンバーカードを活用し、全国のコンビニで取得できます。平日に市役所に行きにくい人も、早朝や夜間・休日でも(コンビニ利用時間は原則6時半~23時)。

コンビニ交付1  コンビニ交付2

そもそも、コンビニ交付の方が窓口交付よりも50円お得です。例えば、住民票の写しは窓口300円、コンビニ250円。これを10月1日から来年3月31日までは、より一層の促進を図るために10円にします。1月中旬には市役所にもコンビニと同じタイプのマルチコピー機を設置する予定で、こちらも10円にします。

証明書発行は年間約5万件で、このうち8割が窓口。これをスリム化することで、行政実務の効率化を図り、より一層の市民サービス向上につなげていきたいと思います。

市HPのこちらもご参照ください。


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3日、韓国の国慶日レセプションが開催され、お招きいただきました。国際交流や文化財を担当してくれている素敵な着物の職員さんたちと一緒に♪友好親善と信頼関係の構築はこうした営みが本当に大切です。

日韓1  日韓2

古賀市の国史跡・船原古墳から出土した500点超の金銅製の馬具などが古来の朝鮮半島との交流を示すものとして考古学会に大注目されており、古賀市として現代の日韓交流につなげています。

会場では、駐福岡大韓民国総領事館の朴建燦総領事をはじめ領事の皆さん、日韓親善にご尽力いただいている多くの皆さんとお話しさせていただきました。朴総領事には、先日の総領事館への表敬訪問と船原古墳はじめ古賀市の魅力のご説明以来、大変よくしてくださっています。伽耶琴の演奏と歌も素敵でした♪ありがとうございました!

   ◇

福岡県市長会が4日、朝倉市で開催されました。国や県への要請事項を承認。子どもの医療費無償化や所得制限撤廃、保育料の第2子以降完全無償化なども盛り込んでいます。災害対応なども学ばせていただきました。

市長会2  市長会3

市長会4  市長会5

ちなみに、下の写真で私の背後にいるのは中間市の福田健次市長です。

福田市長と

この日の夜は青柳・五所八幡宮代表放生会へ。伝統ある奉納剣道大会を観戦し、挨拶。地元の多くの皆さんと意見交換できました。ありがとうございました。

青柳1  青柳2

青柳3

   ◇

来年度の予算編成が本格的にスタートしました。私が市長就任後、公約である「予算編成の見える化」の一環で市長メッセージを公表しています。3日、管理職や係長職の皆さんに説明会を開催。まちづくりの理念、直近で何を為すべきか、共有しました。長文ですがぜひご一読ください。

令和6年度当初予算編成のスタートにあたって(市長メッセージ)

令和5年10月3日
古賀市長 田辺一城

令和6(2024)年度の当初予算編成を始めるにあたり、市長としての基本方針を市幹部はじめ市職員はもとより、市議会の皆さま、市民の皆さまに明らかにします。

この基本方針を明らかにする取組は、私の市長就任後から始めたものであり、まちづくりは行政だけでなく、議会、市民の皆さまとともに進めていくべきという「オール古賀」の理念に基づき、私の公約である「予算編成の見える化」を実践するための重要な手法と位置付けています。市幹部はじめ市職員におかれては、この基本方針を強く念頭に置き、「未来への責任」を果たすため、当初予算に盛り込む各種施策(事業)について検討してください。

1 第5次古賀市総合計画の基本構想の実現をめざすこと

令和4年度からスタートした第5次総合計画は本市における10年間のまちづくりの指針です。都市イメージ「ひと育つ こが育つ ~ 人がまちを支え まちが産業を支え 産業が人を支え みんなが育つ 未来に向かって育ち続けるまち ~ 」を掲げ、4つの基本目標と基本構想の推進のための指針を示しています。これまでの古賀の歩みと育まれてきた特性を生かし、これからもまちづくりを進めていかなければなりません。「人」を基本として持続可能なまちをつくっていくこと、「すべての人」がキーワードとして盛り込まれていることが重要なポイントです。

そして、時代の変化に即時的に対応していくため、行政の総合計画としては先駆的に基本構想とアクションプランの2層構造としており、当初予算編成と連動して策定するアクションプランの実効性・弾力性・即応性を生かし、基本構想に掲げる都市イメージの実現を図ることとしています。つまり、私たち一人ひとりが、受動的ではなく、主体性をもって常に思考し、能動的に行動することで、まちづくりの可能性を広げていくことを狙っています。前例踏襲ではなく、意欲的に新たな事業を検討し、予算を編成していくことが必要です。

なお、全てはSDGs(Sustainable Development Goals)につながっていることを強く意識し、取組を進めていきましょう。

2 市長公約及び所信表明を意識すること

令和4年12月23日から私の古賀市長としての2期目の任期がスタートしました。令和6年度予算編成においても、私の市長公約である「未来への責任~古賀の新たな時代を拓く」を強く念頭に置くとともに、引き続き、「産業力の強化と移住定住の促進」「チルドレン・ファースト」「誰もが健康で安心して暮らしていける地域社会」を柱として、各分野でそれぞれの施策が実効性を上げることをめざします。市長公約及び所信表明をあらためて意識することで、これまでの成果を確実に生かし、発展させるとともに、新たな取組の実現を強く意識し、予算編成に当たってください。

3 社会の価値観の変容を捉え、時代に即応すること

社会は新型コロナウイルス感染症との共生の段階に入りました。私たちはパンデミックという有事の中で、現場で起きていることを即時的に捉えるとともに、起きているであろうこと、起きうるであろうことに想像力を働かせ、対応してきました。

変化が激しく、先行きが見通しにくいこれからの時代は、こうした経験を活かし、まちづくりを進めていくことが極めて重要です。私たち一人ひとりがそれぞれの立ち位置で感度を高めることで、社会の価値観の変容を捉え、時代に即応した事業につなげてください。そして、その実現に向けて、公民連携や、多様な人材の経験や知見、感性を交差させて新たな価値を生み出していく「クロスオーバーによる共創」の考え方も大切にしてください。

なお、大規模災害や新興感染症の流行に備え、危機管理の徹底を常に意識する必要があります。

4 基本構想の実現に向けて特に留意すべきこと

基本構想は4つの基本目標と基本構想の推進のための指針を掲げており、それぞれの現況を踏まえ、特に留意すべきと考えられることを共有します。

「すべての人が尊重し合い 未来を拓く子どもたちが輝くまち」では、チルドレン・ファーストの理念に基づき、すべての子どもと子育て家庭を見守り、包括的に支える体制を強化していくとともに、子どもDXの推進を図ります。妊娠期から出産、乳幼児期を切れ目なく支え、子どもの医療費無償化の対象を18歳まで拡大するとともに、子育て世帯のさらなる負担軽減を検討します。保育士の確保で「待機児童ゼロ」を継続します。一方、子どもを育てる責任は第一義的に保護者であることを前提として、性別に関係なく産休・育休が取得しやすい環境づくりを促進します。医療的ケア児や重症心身障がい児、多胎児、経済的困窮など、より困難な状況にある子育て世帯の支援を強化します。流産や死産の心のケアなどにもきめ細かく対応していきます。不登校児童・生徒の学びと育ちを保障します。地域社会全体で子どもをきめ細かく支えていくため、多様な主体と連携し、余裕教室の活用による多世代交流の促進、インクルーシブ教育の推進、子どもの居場所の確保に取り組んでいきます。

「すべての人が地域で支え合い 健やかに暮らせるまち」では、高齢者の生きがいづくり、健康づくり、介護予防、認知症対策、包括的な支援を一層推進していきます。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、地域包括支援のさらなる推進を図ります。高齢者がデジタルを活用した行政サービスに親しめるよう、「いきがいポイントアプリ(仮称)」のシステムを構築し、外出促進、免許返納、子どもの見守り、デジタル活用などにポイントを付与し、社会参加のインセンティブを強化します。ヤングケアラー、子どもの貧困、生活困窮、孤独・孤立をはじめ複雑化・多様化する社会課題を捉え、地域や行政、企業などさまざまな主体が連携し、ソーシャル・ワーカーを中心とした包括的な相談支援体制を充実します。産学官連携による健康経営を推進します。

「産業が暮らしを支え 地域をつなぎ すべての人が豊かさとにぎわいを感じられるまち」では、「1丁目1番地」であるJR古賀駅周辺の中心市街地活性化を着実に進めるとともに、古賀グリーンパークとその周辺の観光・物産・情報発信の機能強化や、薬王寺地域におけるインキュベーション(事業の創出や創業を支援するサービス)のプロジェクトなどと連携し、相乗効果を生み出します。交通結節点の「地の利」を生かし、工業団地のさらなる拡張と居住機能の強化に向けた取組を推進します。安定的・持続的な農業経営を支援するとともに、優良な農地や森林、景観を保全するため、県と連携した野生動物と農地の間に緩衝地帯を設ける鳥獣被害対策、放置竹林対策を推進します。

「都市基盤と環境が調和し すべての人が快適で安心して暮らせるまち」では、古賀駅東口の魅力ある空間創出や周辺道路の整備、西鉄宮地岳線跡地の整備、千鳥駅東口のロータリー整備など都市基盤の形成を推進します。これらの公共事業を実施するにあたっては、立地適正化計画を要件とした都市構造再編集中支援事業などを活用した国庫補助金を確保するなど、財源のあり方についても十分に検討します。西鉄バス古賀市内線やコガバス、のるーと、タクシーなどの多様なリソースを活用し、市内再編や隣接自治体との連携も含めて持続可能な公共交通ネットワークの構築を図ります。ライドシェアの導入について、国の動きと連携しながら、タクシーとの共存に配慮しつつ検討します。浄水場の今後のあり方については、水の供給に関係する団体との協議を進め結論を出します。また、下水道使用料について、昨今の電気料金や資材、人件費の高騰や、施設の老朽化による改築更新費用の増大を受け、今後とも継続的かつ安定した事業運営を行っていくため、料金改定を検討します。公共施設の総合管理は社会状況の変化も捉えながら施設の複合化などの検討を積極的に進めます。人と動物の健康、環境の健全性は一つのものと考える「ワンヘルス(One Health)」の理念のもと、人と動物の共生社会づくり、生物多様性の保全、地球温暖化対策に取り組みます。ゼロカーボンシティの実現に向け、公共施設等への再生可能エネルギーの導入検討や民間と連携した環境負荷の低減、脱炭素の促進に向けた新たな市民向けポイント制度の導入を図ります。人権と多様性を尊重した取組を推進します。

「すべての人が つながり 考え 創る みんなが主役のまち」では、地域コミュニティの活動を支援し、さまざまな主体が連携したまちづくりを進めます。自治会管理の防犯灯の電気料金について市が全額相当分を支援します。リーパスプラザこがを文化芸術発信の拠点として居心地の良い空間をめざし、リニューアルに向けた事業を推進します。パリオリンピック・パラリンピックで古賀市出身やゆかりのある選手を応援します。極端な高齢化や少子化を抑制し、現在の人口規模を可能な限り維持するため、移住・定住に関する取組を強化します。SNSなどを活用したシティプロモーションを一層推進するとともに、データ活用による政策形成の視点を取り入れた実証実験により複雑化する行政課題の解決をめざします。

5 情報発信、政策間連携、業務効率化の推進で古賀市の価値を高めていくこと

古賀市には他の自治体にはない多くの魅力や潜在力があります。これまでも、あらゆる施策をシティプロモーションにつなげるという意識を持ち、積極的な情報発信を推進してきたところですが、全国的な知名度は未だ高くない現実をしっかりと認識し、その改善を図っていく必要があります。まちを広く知ってもらえることは、まちの持続可能性を高めていきます。このまちに住みたい、このまちで働きたい、このまちに関わりたいと考えてもらうためには、まずは認識してもらい、その選択肢に入っていることが必要です。

新たな取組を生み出し、効果を高めていくためには部署を横断した情報提供と政策間連携が不可欠です。関係部署とアイデアや可能性を共有し、最大の成果を挙げることを意識する必要があります。

来るべき未来に備え、デジタル化やBPRによる業務効率化を引き続き推進することで、市民の利便性向上と職員負担の軽減を図ります。ペーパーレス化を強力に推進するとともに、テレワークやリモート会議、フリーアドレスデスクの拡大の検討、RPAやAI-OCR、LINEの活用といった細かな取組に積極的に取り組むことが大きな業務改善、ひいてはDXにつながるという認識が重要です。 

6 新たな財源の確保や既存資源の活用に向けた検討を行うこと

財政状況が厳しくなりつつある中でも、まちづくりは挑戦を意識し、委縮してはなりません。将来の税収増加をめざし、為すべき施策に果敢に取り組んでいきます。

一方、積極的な行政運営を行うためには、新たな財源確保の手段を検討する必要があります。クラウドファンディングなどの経験を生かし、今後につなげていきます。また、ふるさと応援寄附制度の取組を一層強化し、寄附金の増額を図ることはもちろん、市が有する既存の人材や情報・ネットワーク、民間企業の知見等を活かし、市の実質負担を最小化しつつ事業を推進し、行政課題の解決や市民ニーズへの対応を図る手法などを検討するとともに、企業版ふるさと納税制度の活用検討や税収確保のためのあらゆる角度からの検討を行い、国・県その他の補助金や交付金の活用についても積極的に推進していくことが求められます。なお、費用対効果や優先順位の低い事業については廃止・縮小を進めていきます。

既存資源を有効活用するアイデアも求められます。例えば、令和5年度からの全小中学校の水泳授業の民間委託は施設や人的資源の「シェアリング」の具体的な実践であり、その結果生じたリソースを新たな取組に振り向けることができる好事例と言えます。

7 市議会からの指摘・提案を振り返ること

市民の負託を受けた市議会議員の皆さまからの指摘・提案は重要です。地方自治は二元代表制であることをあらためて自覚し、これまでの本会議や委員会での議論を振り返り、有意な提案については施策に反映させることを検討していきます。

8 市民の皆さまからの意見・要望を振り返ること

私は市民の皆さまとの「対話と交流」を市政運営につなげています。市長就任後、対話集会やタウンミーティングを重ね、意見募集も積極的に実施し、市民の皆さまの「声」を意思決定や政策遂行に反映させてきました。今後もこの基本を大切にしながら、各分野で施策の立案に努めていく必要があります。


女性のための政治スクール―チルドレンファーストで講演/通学合宿 in 古賀西校区(10月3日)

女性のための政治スクールで講演!

日本が国際的に後れを取りまくっているジェンダー平等。とりわけ政治分野でその傾向が顕著です。それを福岡から打破していこう!社会を変えよう!ということで、「福岡・女性議員を増やす会」の皆さんが取り組んでいるのがこのスクール。光栄なことに、9月30日、講師としてお招きいただきました。

講演1  講演2

テーマは、チルドレン・ファーストのまちづくり。古賀市は子ども・子育て支援を強化し、教育環境を充実させています。その実践の前提にチルドレン・ファーストの理念があります。現場主義を貫くこと、現場で起きていること、起きているであろうことを想像すること、一人一人に「寄り添う」こと。その大切さを共有し、具体的な政策展開とその意義を説明しました。

特に、新型コロナウイルス禍であらゆる自治体が公共施設を閉鎖する中、古賀市は乳幼児と保護者の居場所を開き続け、ひとり親家庭の支援も国より先行し、医療的ケア児の家庭に消毒液をプッシュで配布し、妊娠中の職員に在宅勤務を命じたこと。妊娠・出産・乳幼児期の切れ目ない支援を個別アプローチ(伴走型支援)で実現していることの実効性を高めるため、フィンランドのベビーボックスに着想を得て「こがたからばこ」を全てご家庭にプレゼントしていること。2024年4月から医療費無償化の対象を18歳まで拡大すること。一人一人の学びと育ちを保障するため、小中学校の全学年で原則35人学級を実現していること。まちづくりの様々な場面で子どもの声を聴き取り、主権者教育にもつなげていること。

さらに、社会の持続可能性を高めるために「シェア」の概念を意識していることも。今年度から全ての小中学校の水泳授業を民間に委託しているのは「場」のシェアの代表格。あわせて、シェアのように新たな時代の価値観を捉え、共創を推進していることも紹介。古賀駅西口商店街のシェアキッチンを備えた食の交流拠点「るるるる」や、テレワークなど新たな働き方・生き方を促す薬王寺温泉オフィス「快生館」の取り組みも説明しました。

盛りだくさんでしたが、質疑応答も活発。ちなみに、講演のために準備し、時間が許せば流したかったニュース動画がこちらの2本です。(TNC1)(TNC2


交流女性議員

受講生だけでなく現職議員の皆さんとも交流でき、とても有意義な時間でした。ありがとうございました!

なお、講演資料はこちらになります。ご参照ください。


   ◇

子どもたちの料理を監督。というほど指導できていませんが、「包丁を引いてごらん」の一言は「すごい!切れる!」と尊敬の歓声。わが家でちゃんと晩ご飯をつくっていてよかったと思えた瞬間でした(笑)

料理  料理2

料理3

2日の夕方、古賀西校区の通学合宿の現場へ。5日間、小学生たちが公民館で力を合わせ、寝食を共にし、学校に通い、家族のように生活。責任感と自立性が育まれるとても意義ある取り組みです。地域の皆さんのご尽力あってこそ実現しており、感謝申し上げます。

朝活と朝食の推進で連携している明治さんがいらっしゃり、子どもたちに牛乳をプレゼント。これはうれしい。ありがとうございます。私からも朝食の大切さを伝えました。

朝活  牛乳

さて、子どもたちが頑張ってつくった晩ご飯はカレーでした。よくできていました。お米を盛り過ぎなくらい盛ってくれていました。満腹。美味しくできていましたよ♪

カレー

ジェンダー平等とワーク・ライフ・バランスの推進/古賀神社の放生会(10月2日)

市長室の入口にはいつもミモザの花束。

ミモザ

9月29日は男女共同参画審議会の倉富史枝会長、松本正敏副会長と意見交換。市の計画に基づく取り組みを点検・評価のうえ、前向きなご評価をいただき、感謝を申し上げます。

意見交換  表彰

私からはジェンダー平等の推進に向けた働き方改革の重要性などを申し上げました。まずはワーク・ライフ・バランスを実現しなければらなず、そのためにはあらゆる組織、職場で「仕事より家庭優先が当たり前」を共通認識化しないと。ちなみに、古賀市役所は男性の育休取得率が約6割、福岡県内自治体でトップです。100%をめざさなければなりませんが。

いわゆる「重要な会議」があってその中心人物が突如、子どもが病気になった時、会議を延期できる社会理解。あるいは、中心人物がいなくたってなんとか回せる組織体制。また、育休をとるべきタイミングで、「その仕事は他の人がやっても組織、社会は回る」という達観。だって、私が毎日新聞を辞めても、毎日新聞は毎日発行されています。もちろん、私だから書けた記事がある自負はあります。「私でなければこの仕事はできない!」との気概で毎日働いています。とはいえ、社会は私がいなくても回るという達観がないと。

さらに、医療的ケア児や障がい児のご家庭と、公がどれだけ共に歩めるかについても申し上げました。

固定的性別役割分担意識を是正すること、ひとり親家庭を支援すること、子育て支援を充実させること、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)への理解を促進すること。枚挙に暇ない様々な課題があります。もちろん古賀市が行き届いていないこともまだまだたくさんあります。誰もが生きやすく、自己実現を図れる社会に向けて、皆さんと共に全力で頑張っていきます。

   ◇

古賀神社の放生会。

放生会1  放生会2

放生会3  放生会4

子どもの頃から楽しみで、友だちと回り回ってきた恒例行事。わが子やその同世代の子どもたちの笑顔を見ると、歴史と文化がつながっていく意義を感じますね。多くの皆さんにお声掛けいただき、いろいろな話ができて充実した時間でした。

   ◇

10月スタート!

快晴の1日、早朝から始動。青柳校区の壮年球技大会でご挨拶し、古賀海岸の直近が会場の花見南区ふれあいフェスタ(運動会)へ。玉入れに参加しました。

運動会1  運動会2

さらに、東浜山団地区の交流会(準備中)を経て、古賀グリーンパークで開催されているアメリカ文化を楽しむロッキンクルージンへ。身体障がい者の皆さんの暮らしを支える介助犬の理解促進のためのデモンストレーションも。

ロッキン1  ロッキン2

市内外の多くの皆さんと交流できました。ありがとうございました。




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