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市長室ブログ


◎日韓の玉虫装飾馬具を初の同時展示―古代と現代をつなぐ国際交流(8月30日)

玉虫がつなぐ古代と現代の国際交流♪

古賀市の国史跡・船原古墳で発見された国内初確認の玉虫装飾馬具(杏葉、ぎょうよう)と、韓国の王陵級とされる慶州チョクセム44号墳から出土した玉虫装飾馬具(障泥、あおり)を一緒に楽しめる特別展を8月27日に開催しました。

日韓の玉虫装飾馬具が並んで展示されるのは初めてのこと。韓国の国立慶州文化遺産研究所さま、駐福岡大韓民国総領事館さまの多大なるご協力で開催できました。昨年、朴建燦(パク・コンチャン)総領事と話していたことがこんなにも早く実現するとは。感謝申し上げます。

船原古墳の杏葉は久々に実物が登場し、レプリカと共に展示。韓国の障泥の再現品はきらびやかで大きくて立派!馬に乗った人の足に泥がつかないように、鞍の下にぶら下げて使った板とのこと。


障泥  様子


杏葉1  杏葉2


文化財は「保存」だけでなく「活用」が重要。古賀市の文化課の担当職員さんたちが頑張ってくれているおかげで、朝鮮半島との交流を示す船原古墳から出土した500点超の金銅製馬具などが日韓の架け橋になっています。引き続き積極的に取り組んでいきます。


市長あいさつ   集合写真

  
解説中 


そしてなんと!韓国の聯合ニュースで取り上げられました!(こちら)
https://n.news.naver.com/article/001/0014892337

なお、特別展開催にあたっての私の挨拶は以下になります。

<ごあいさつ>

本日は、国史跡船原古墳韓国交流事業、特別展『韓国の玉虫装飾馬具』にご来場いただき、誠にありがとうございます。

古賀市谷山・小山田地区に位置する船原古墳1号土坑からは、6世紀末~7世紀初頭の朝鮮半島系の資料を含む馬具、武器、武具約400点の煌びやかな遺物が出土し、国内外の注目を集めてきました。その中でも特に、2020年11月に新たに判明した、我が国初の玉虫装飾馬具の発見は、コロナ下にもかかわらず、報道発表と同時に開催した特別展には、3061人の方にご来場いただくなど、非常に多くの関心を寄せていただいております。

この昆虫のタマムシの羽根を使って装飾する馬具は、朝鮮半島の新羅の王族関連墓でのみ出土するため、新羅王族の高貴な身分を表象する貴品であったと推測される馬具です。そのため、船原古墳以外の玉虫装飾馬具は全て、大韓民国慶尚北道に位置する慶州で発見されていますが、この度、大韓民国にあります国立慶州文化遺産研究所にお声掛けいただき、本場韓国の新羅王族墓チョクセム44号墳から出土した玉虫装飾馬具と並べて展示する運びとなりました。

慶州チョクセム44号墳は、慶州の王陵群である大陵園に位置する大型の高塚古墳で、国立慶州文化遺産研究所による発掘調査の結果、5世紀後半に築造された10歳前後の新羅公主と推測される人物のお墓で、金銅冠や金銅製飾履、銀製腰佩、胸飾といった、新羅の女性王族が纏う金銀銅製の装身具と玉虫装飾馬具が出土しました。

本展示会は船原古墳の玉虫杏葉と韓国慶州チョクセム44号墳の玉虫装飾馬具、日韓両国の玉虫装飾馬具を、日本で初めて並べて展示する貴重な機会です。この展示会を通じて、皆様に広く船原古墳について興味関心を持っていただくとともに、船原古墳の歴史的価値や国際色の豊かさを感じる機会にもなれば幸いです。

最後になりましたが、本展示会を開催するにあたり、資料の出品と、なにより貴重な機会をいただきました、国立慶州文化遺産研究所の皆さまに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

古賀市長
田辺 一城

   ◇

台風10号が九州を通過しました。

古賀市は29日午前8時15分、災害警戒本部を設置。午前9時30分、市内全域を対象に高齢者等避難(レベル3)を発令し、小野小学校、千鳥小学校、古賀東小学校の体育館を避難所としました。私も警戒のため、市長室で夜を過ごし、朝を迎えました。30日朝の段階で、看板の倒れ、街路灯の傾き、一部停電などが生じていますが、人的被害の報告はありません。


台風10号への警戒を/市議会定例会が開会―補正予算案などを提案(8月28日)

台風10号の今後の対応を協議。29日には災害警戒本部を立ち上げ、避難所を開設する方向です。小中学校は29、30両日、休校とします。市民の皆さんは各方面からの情報を収集し、備え、警戒を高めてください。

気象庁|古賀市の防災情報(こちら


   ◇

古賀市議会定例会が本日開会しました。


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私から高齢者の新型コロナワクチン接種費用の負担軽減などを盛り込んだ補正予算案をはじめ議案を提案し、理由を説明しました。2023年度決算の認定を求めるため、各種事業の進捗と成果も申し上げました。

   ◇

同性カップルの住民票続柄記載問題。自治体では限界があり、国に意見を申し上げることにしました。

住民基本台帳法の制度目的を踏まえ 、現段階で古賀市独自の記載は困難と判断しました。そこで事実婚同様の取扱いがなされるよう、国が方針を示すことを求めています。

また、パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を運用している自治体として、条例に基づく行政サービスについて法律婚・事実婚と同様に取り扱っており、法律に基づく行政サービスもそうあってほしいとの考えを伝えています。

これまでの同性婚訴訟の推移、最高裁判決を踏まえると、同性婚が認められていないことは合理性を欠き、性的マイノリティの方々が合理的理由のない差別的取扱いを受けていると考えています。同性カップルについても法律婚・事実婚と同様に各種社会保障を受けられるよう、同性婚を認めることを含めた必要な立法措置を要望しています。

人権保障についてみんなで考えていきましょう。

読売新聞がウェブ版で記事を全文公開しています。ご参照ください。(こちら

子育て中の同世代の皆さんと対話集会―対話が原点/台風10号警戒を(8月27日)

政治家になって14年。対話集会を200回以上開いてきていますが、子育て中の皆さんとの機会をつくるのは意外と難しいもの。今回実現したきっかけは、先に地元で開催されたマルシェに顔を出した際、多くのお母さんたちと立ち話になり、「あらためて対話の場をつくりましょう!」と盛り上がったことでした。こうした経緯から26日に開催しました。


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うれしかったのは「最近、子育てや教育がどんどん良くなっていると実感しています」とのお声をいただいたこと。特に、今年度からの子ども医療費の18歳までの完全無償化、新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言下でも乳幼児と保護者の居場所を開き続けたこと、コロナ禍で修学旅行を実現するために密を避ける手法としてバスの台数を倍増してその経費を市が全額負担したことなど、様々な具体的な取り組みを当事者として経験されたとのことで、それらへの感謝のお言葉をいただきました。

政治家、行政は感謝されるためにやっているわけではありませんが、率直に、悩んで、決断してよかった、と思います。

私からは中心市街地の古賀駅周辺活性化や千鳥駅のロータリー整備、同時多発の6カ所の工業・物流団地・居住機能強化の都市開発、西鉄宮地岳線跡地整備、チルドレンファーストの理念に基づく子ども・子育て支援・教育環境の充実、DX・シェアリングエコノミー・公民連携による新たな時代を拓くまちづくりなどについても具体的に説明し、意見交換も活発でした。

やはり、対話が原点。これからも続けます。ありがとうございました!

   ◇

台風10号が近づいています。それぞれ情報を収集し、備え、警戒をお願いいたします。


対話集会 in 小竹区/大学生からインタビュー/全国消防救助技術大会&千葉市視察(8月26日)

対話と交流が原点。

20日夜、小竹区で対話集会を開催しました。市長就任後の5年余り、まちの持続可能性を高めるため、中心市街地の古賀駅周辺活性化、企業誘致と居住機能強化のための同時多発的な6カ所の都市開発、チルドレンファーストの理念に基づく子ども子育て支援・教育環境の充実、新たな時代を捉えたDX・シェアリングエコノミー・公民連携を具現化する各種取り組みに傾注しており、その具体的な報告をさせていただきました。


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質疑応答・意見交換も活発で、予定時間を大幅にオーバーする2時間超のやり取りに。有意義な時間に感謝し、今後の市政運営につなげていきます!

   ◇

福岡大学ベンチャー起業論の学生さんたちからインタビューを受けました!

古賀市の地域特性を踏まえた持続可能なまちづくりについてお話ししました。私たち行政にとっても有意義な学びの機会になり、今回の学生さんたちの提起が社会実装につながるかも。どんな内容なのかはこの冬のプレゼンテーションまでのお楽しみ。大学生、頑張れ!


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それにしても毎日めまぐるしい。連日スケジュール満載で、確認のために手帳をめくると12月までどんどん入ってきています。「もう今年も終わりだな~」と実感します。あ、衆院選も入ってくるのかな?

   ◇

全国消防救助技術大会が23日に千葉県で開催され、古賀市と新宮町をエリアとする粕屋北部消防本部が出場。副組合長として応援に駆けつけました。結果はもう一歩でしたが、この大きな経験は必ず今後の消防業務につながります。お疲れ様でした。


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さらに、千葉市役所へ。同世代で友人の田畑直子市議のご尽力で大木正人副市長と面会。新庁舎と危機管理センターを視察させていただき、防災・危機管理の知見を深めることができました。政令市と一般市町村で自治体規模は異なりますが、組織マネジメントで根底に流れるものは共通しますね。


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TBS「news23」が教育現場の改革を特集してくれました。私たちを取り巻く環境が変化する中、社会全体でよりよいあり方を考える契機になればと思います。(こちら



次代を担う中学生たちと未来をつくろう!―リーダー育成プログラムで講演(8月21日)

次代を担う中学生たちと未来をつくろう!

福岡県と宗像、福津、古賀の3市で今年度取り組む次世代リーダー育成プログラムがスタート。社会の様々な分野で活躍中の講師陣の端に私も入れていただき、トップバッターで講演しました。


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テーマは「社会をリードする覚悟と責任~時代を捉え、持続可能性を高め、未来の世代によりよき社会をつなぐ~」。新聞記者、県議会議員の経験を踏まえ、市長としての理念と実践を伝えながら展開。2時間みっちりでしたが、中学生たちは最初から最後まで真剣に聴いてくれました。


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〇社会をとらえる
いま、社会で何が起きているのか
自分の生活に直接関係する身近なこと
関心があること
この国で動いていること
さらには、この世界で起きていること
広い視野を持ち、社会の中の「私」をとらえる

〇困りごとを見出す
社会をよりよくしていくこと = 課題を解決していくこと
課題とは、困りごと
誰が、何に、困っているのか
あるいは、私たちは、どう、よくありたいのか
課題をつかんだうえで
その解決に向けてどうすべきか、考え、行動する

〇民主主義の実践
政治家は民主主義における住民の「道具」
道具は手元になければ使えない
時間ある限り 地元を回り
「対話」と「交流」の実践で「現場」の実情をつかむ

〇決断するとは何か
リーダーの役割は、「社会の調和」を図ること
あらゆる事象で一人一人の意見は異なる
だから、みんなと対話し、最後は、決める
自分自身がどう評価されるかを考えると、よい決断はできない

これらを伝えたうえで、未来への責任とは何か、新たな時代を拓くために、私たちはどう行動すべきか、共に思考できるよう、時間を共有しました。導入で、ここ数日の新聞各紙を活用し、私の記者としての取材経験を深掘りしたのも意義があったのではないかと。

こうした機会、私の成長にもつながるのでありがたいです。大人も子どもも学び合い、高め合う。これからも共に社会をつくっていきたいと思います。

   ◇

20日の朝、子どもたちが登校。

小中学校は夏休み明け、前期後半が始まりました。古賀市は原則1日5時間授業とし、二学期制と夏休み25日間などで年間の授業時間数を確保しています。教室にはエアコンを完備、放課後の部活動の時間を保障しながら教員の働き方改革も推進(部活動は教員の勤務時間内に)。給食の日数も増加し、21日から全ての中学校と一部小学校で開始、各校順次始まります。共働き家庭への配慮、家計負担軽減も意識しています。

夏休みの短縮だけ見ると、子どもたちがかわいそうな気になりますが、現在の国が定める年間の授業時間数を前提とすると、子どもの学習効率を高め、部活動を保障し、生活者でもある教員の働き方改革を進めるうえでは、古賀市教育委員会のこの判断は合理的であると考えています。こうしたことを踏まえ、現在の年間授業時間数が妥当かは、政府・国会で真剣に検討してもらいたいですね。

なお、教員の志望者が減少している現実があります。職場環境を改善しなければ、教育現場の人材確保が一層困難になります。これは中長期的に子どもの学びと育ちが保障しにくくなることを意味します。社会全体で深刻に受け止めなければなりません。

読売新聞の記事もご参照ください。(こちら



谷山の盆綱引き/中田宏参議院議員と若手経営者の皆さんが古賀を視察/元タカラジェンヌ・秋音光さん(8月19日)

谷山の盆綱引き!

古賀市の無形民俗文化財の伝統行事。汗だくに。翌日筋肉痛になると思いきや、ならずに乗り越えることができました。


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山側と海側に分かれ、大綱を引き合います。山側が子どもたち、海側が地元の消防団員をはじめとした大人たち。3本勝負で山側が勝ち!今年も「豊作」の吉兆!


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綱を引く写真は中野敦史市議が激写してくださっていました。ありがとうございます!

   ◇

元横浜市長の中田宏参議院議員や若手経営者の皆さんが古賀市をご視察に。

16日、古賀市などを拠点とする経営者の皆さんと共にお迎えし、サテライトオフィスやコワーキングスペースを備えた薬王寺温泉のインキュベーション施設「快生館」や、古賀駅西口商店街のシェアキッチンを中心とした交流拠点「るるるる」をご案内しました。


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私からはプレゼンテーションで、DX、シェアリング、公民連携、多様な人材の「掛け算」による共創のまちづくりの理念と具体的な政策展開、古賀駅周辺活性化、6カ所の工業・物流団地形成や居住機能強化のための都市開発を説明。意見交換も活発でとても有意義な時間になりました。中田議員からは首長経験に基づくご助言、地方から国を変えていく意義、古賀市の積極的な取り組みへの力強いサポートのお話があり、勇気づけられました。


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今回の企画は、佐々木自動車工業の佐々木和智社長を通じたグランドビジョンの中尾賢一郎社長との出会いから実現。懇親会は丸坊主で美味しく、楽しく。ありがとうございました!


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最近は、こうした視察やメディアの取材、講演の依頼などが多くなり、古賀市に関心を持っていただけていることに感謝します。引き続き、私自身も積極的に対応してまいります。

   ◇

古賀市出身の元タカラジェンヌ、秋音光さんが来庁されました。

秋音さんと幼少期からのバレエの先生である「ユカリクラシックバレエ」の光永ゆかりさんが、ワークショップと「秋音光の魅力 ダンスと朗読のコラボレーション」のお知らせに来てくださいました。


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同席した職員も、なかなか話を聞く機会のない宝塚の話に興味津々。取材依頼を快諾してくださったので、広報こが「こがんと。」でも近いうちにご紹介しますね。お楽しみに!

◇10月12日(土)~13日(日)の2日間のワークショップと、14日(月・祝)の発表(「秋音光の魅力 ダンスと朗読のコラボレーション」のプログラムの中で発表します!)に参加する小学生(4~6年生)と中学生・高校生を募集します。

元タカラジェンヌの振り付けで一緒にダンスをする機会はなかなかありません。しかも3日目は多目的ホールでの発表も!素敵な思い出になること間違いなしです。

◇10月14日(月・祝)(リーパス多目的ホール/14時開演)は「秋音光の魅力 ダンスと朗読のコラボレーション」

・第一部:ワークショップで学んだ子どもたちの発表&秋音 光ダンスショー
・第二部:秋音 光&朗読と室内楽コラボレーション ~宮沢賢治の世界~
入場料:大人2000円(前売り1800円)、小中高1000円(前売り800円)

お問い合わせ NPO法人古賀市文化協会 092-944-2778
チケット取り扱い:市文化協会、市観光協会、市子ども文化芸術鑑賞・体験実行委員会


終戦の日(8月15日)

8月15日、終戦の日。

戦没者の皆さま、戦災死没者の皆さま、全ての先人の皆さまの御霊の安らかならんことを祈り、深く感謝し、この国の平和と繁栄の意味を見つめなおす日。

福岡県戦没者追悼式が福岡武道館で開かれ、古賀市長として参列しました。正午、黙祷。献花し、哀悼の誠を捧げ、不戦を誓い、世界恒久平和への決意を新たにしました。古賀市も正午にサイレンを鳴らしました。

戦争は私たちの自由を奪う最大の人権侵害です。私たち一人一人が個人として尊重され、幸福を追求することができる社会の尊さをあらためて共有しましょう。そして、平和で安定した社会をつくるのは、私たち一人一人の強い意志であることを確認しましょう。

今、人権を侵害する戦争の悲惨さと愚かさを真に理解しておくため、先の大戦を「追体験」しておくことが求められます。終戦から79年。私たちが戦争を体験した方々から話を聴き、その本質を知る機会が急速に失われています。家族、親族、身近な人たちから「あの時」の話を聞きましょう。体験を継承した人、新聞やテレビ、書籍からでもいい。そして、次の世代に確実に伝えたい。共に「戦争の記憶」を風化させない取り組みを進めていきましょう。

ロシアによるウクライナ侵略やパレスチナとイスラエルの紛争をはじめ国際情勢は不安定化し、分断が深まり、危機的な状況にあります。大国の指導者が核兵器使用を示唆する現実もあります。

みんなで平和を希求する決意を新たにしましょう。政治の究極目標は世界平和。このことを私も常に念頭に置き、政治家としてこれからも活動していきます。


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ろう者は障害者か?/タイフェス/夏祭り/松林保全対策で上京(8月14日)

ろう者は障害者か?

全て手話による講演会を開催しました。講師は先天的に耳が聞こえず、ご両親もろう者の大学生、奥田桂世さん。奥田さんの日本手話による講演を、手話通訳者さんたちが日本語に翻訳して読み上げました。

参加者の多くはろう者ではなく、世界が「逆転」したような印象を持ったのではないかと思います。多数の世界観が全てではない。少数の皆さんとどう共生していくか。お互いを受け入れ、尊重し合い、歩んでいくとはどういうことなのか。

そして、奥田さんから私たちは問いかけられ、考えることになります。「障害者」とは一体何なのか、その名付け、社会におけるその区別とは。真に多様性が尊重される社会とは。

奥田さんにとっても人生で初めての講演とのこと。きっかけは、奥田さんが高校3年生だった3年前、全国高校生読書体験記コンクールで最優秀の文部科学大臣賞を受賞し、私がその作文を読んで感動し、ぜひとも古賀市で講演してほしいと考えたこと。ちなみに、私に作文の存在を教えてくれたのは、古賀市のアーティスト・坂﨑隆一さん。感謝です。


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こうした講演会が広がっていくといいですね。奥田さんの作文はこちら(PDF)に公開されていますのでぜひご一読ください。


   ◇

タイフェスティバルが開催されました。


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11日、在福岡タイ王国総領事館のゴーソン・サティタマジット総領事や、タイ国政府観光庁福岡事務所のスダポーン・ワラポン所長をはじめ福岡県とタイの交流促進にご尽力いただいている皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。県議会の先輩・守谷正人県議(城南区)も同じタイミングで会場に。


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私は県議時代に福岡県タイ友好議員連盟の事務局長を務め、市長就任後、古賀市はタイとの関係を強化。タイの政府機関や大学、民間の皆さんによる古賀視察が相次ぎ、子どもたちの交流も実現しています。引き続き、国際交流・多文化共生、頑張ります。

   ◇

夏祭り・盆踊りは続きます。10日~13日は青柳区、花鶴丘3丁目区、筵内区、町川原1区へ。福岡出身で東京のFMでも活躍中のチキンナゲッツのお二人も演奏で盛り上げてくれました♪


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ここ数日は初盆のお参りにも。各地で皆さんとお話しできてありがたく思います。

   ◇

7日、上京。

福岡県筑前海沿岸市町松林保全対策協議会として、林野庁への要望活動を実施しました。岡垣町の門司晋町長を会長に、古賀市、糸島市、福津市、宗像市、新宮町、芦屋町、遠賀町、水巻町、岡垣町の9市町で連携し、海岸松林の保全を進めています。


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古賀市の海岸松林は、住民の皆さんの日々のご尽力と、市の薬剤散布と樹幹注入などが奏功し、素晴らしい環境が保全できています。引き続き、国や県への要望活動も展開し、取り組んでいきます。


核兵器廃絶と世界の恒久平和に向けて決意―広島・長崎の原爆の日(8月9日)

8月6日は広島、8月9日は長崎の原爆の日。古賀市はサイレンを鳴らし、市民の皆さんとともに不戦を誓い、核兵器廃絶と世界の恒久平和への決意を新たにしました。


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古賀市は平和首長会議に加盟しており、私の市長就任後、長崎市の田上富久市長(当時)と会談したことをきっかけに2020年度から日本非核宣言自治体協議会にも加盟し、平和行政を強化しています。市内全ての小中学校や市役所には長崎の被爆クスノキ2世を植樹しています。

私自身、広島や長崎には何度も訪れており、2015年秋には核兵器廃絶への思いを共有するシンポジウムを長崎で開き、国連軍縮会議にも参加した高校生平和大使の皆さんからも学ばせていただきました。

政治の究極目標は世界平和であり、全ての政治家はその実現のために全力を尽くさなければなりません。

6日は午前5時の平和祈念朝起会に参加し、挨拶では、人類有史以来戦争が絶えず、分断が深まっている厳しい現実を直視し、世界の恒久平和をめざす決意を参加者の皆さんと共有しました。また、NHKの朝の連続テレビ小説「虎に翼」や憲法13条と14条の価値にも触れながら、あらゆる差別を許さず、人権を保障すべきことについても申し上げました。

平和で誰もが生きやすい社会に向けて、ともに頑張ってまいりましょう。

   ◇

同性カップルの住民票続柄欄の記載をめぐる問題について、古賀市は、これが自治事務ではあるものの、住民基本台帳法の住民の記録を「統一的」に行うという制度目的などに鑑み、現段階では独自に「夫(未届)」などの記載はしない運用をしています。

一方、人権の観点、最近の最高裁などの司法判断を踏まえると、性的少数者の権利保障として早期に対応すべきであると考えており、近く、国に対して意見・要望する方針です。毎日新聞の6日付朝刊の記事(ウェブ版はこちら)も、こうした古賀市の基本姿勢に触れています。前向きに検討しているものの、地方行政として現実的な対応を採っています。


個人が尊重され、幸せを追い求めていける社会へ。この国が誰もが生きやすい社会になるよう、引き続き力を尽くします。

   ◇

『多様なアイデアを取り込み、子どものためのまちづくりがしたい。古賀市内全ての小・中学校で「水泳の授業の民間委託」をしたまちづくり。その裏側を通して、子どもたちにかける想いを市長の田辺一城さんに話を伺いました!』

ウェブメディアの「LOCAL LETTER」さんが、古賀市のチルドレン・ファーストのまちづくりを取材し、記事を発信してくれました。ぜひご一読ください。(こちら


特撮とまちづくり―須賀川市を訪問/地方議員有志の皆さんが古賀を視察/夏祭りピーク(8月6日)

特撮でまちづくり!

特殊撮影(特撮)のパイオニアで「特撮の神様」と呼ばれる円谷英二監督(1901-1970)の故郷は福島県須賀川市。円谷監督の右腕として活躍し、今も特撮のプロの皆さんにリスペクトされているのが古賀市出身の特撮技術監督・井上泰幸氏(1922-2012)。

世界の映像文化に大きな影響を与えてきた日本の特撮。映像はもちろんミニチュアでつくられた街並みを見るとワクワクしますね。文化芸術振興、歴史の継承、子どもの育ちと学びなどの観点から、須賀川市と古賀市がつながることは意義があるはず。ということで、須賀川市を訪問しました。

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須賀川市は「特撮文化振興基本方針」を策定し、まちづくりを進めており、須賀川駅を降りた途端にウルトラマンの銅像と出会えます。そして道々にはウルトラマンだけでなくピグモンやカネゴンなどおなじみのキャラクターたち。市役所ではウルトラの父が出迎えてくれます。安藤基寛副市長や担当職員の皆さんから説明を受け、意見を交換しました。円谷英二ミュージアム、須賀川特撮アーカイブセンターも見学しました。すごい、楽しい。

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古賀市としても、円谷監督と共に「ゴジラ」「空の大怪獣ラドン」「日本沈没」などの日本の特撮映画を支えた井上泰幸氏の志や功績を次代につないでいきたい。この秋、姪の東郷登代美さんなどのご協力をいただき、「井上泰幸のセカイ展」の開催を決定しました。乞うご期待!(こちら)
https://www.city.koga.fukuoka.jp/news/d/5800

   ◇

地方議員の有志の皆さんが古賀市を視察!

子ども子育て政策を通じた高橋まきこ東京都中央区議との出会いから実現。薬王寺温泉のインキュベーション施設「快生館」で、私からDX、シェアリング、公民連携、多様な人材の「掛け算」による共創のまちづくりについて具体的な取り組みを紹介しながら説明。意見を交換しました。

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こうした機会はとても大切です。発想が共有できるし、刺激になります。ありがとうございます!

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夏祭りピーク!

3日は薦野→舞の里5→千鳥南→高田→千鳥北→花見→古賀団地→小山田→谷山→鹿部、4日は古賀北区と久保区へ。どの自治会・校区も子どもたちから人生の先輩方まで楽しみ、笑顔、笑顔、笑顔。地域づくりにご尽力いただいている皆さんに感謝します。楽しく踊り、様々なご意見ご要望もいただきました。こうして地域を回るからこそ、一人でも多くの皆さんと話ができ、つかむことができることがあります。

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4日の日中は糟屋地区消防操法大会へ。古賀市からは第7分団(花見)と第15分団(薬王寺)が出場し、素晴らしい演技を。消防団は地域防災の要。お疲れ様でした。ありがとうございました!

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九州プロレスさんの設立16周年記念大会が4日午後、福岡国際センターで開催されました。

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先日ホームタウン協定を締結した古賀市はブースを特設し、特産品をプレゼント。開場の2時間以上前に来られた親子さんにも私から。ただ、私が渡しているのに、私がもらったみたいな写真になってしまいました(笑)

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