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市長室ブログ


特撮とまちづくり―「井上泰幸のセカイ展」トークイベント開催/シェアサミットで登壇へ(9月30日)

特撮とまちづくりトーク!

円谷英二監督の右腕として日本の特撮映画を支え、今も特撮のプロたちがリスペクトする古賀市出身の特撮美術監督・井上泰幸氏(1922-2012)の特別展にあわせ、上映会&トークイベントを9月21、22両日、開催しました。アカデミー賞視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督がXで告知してくれたのには驚きと感謝。

一緒に登壇したのは、井上氏を師と仰ぐ特撮美術監督の三池敏夫さん、井上氏の姪の東郷登代美さん、操演の中山亨さん、司会は特撮研究者で日本経済大学准教授の坂口将史さん。


登壇者  登壇者2


三池監督  田辺一城


私からは円谷監督の故郷・福島県須賀川市の視察を報告。街中に突如現れたピグモンとのツーショットも紹介しましたよ。特撮文化を観光の視点から回遊性を生むツールとして生かすことの意義はもちろんのこと、須賀川市で実践されている「特撮塾」は子どもの多様な学びと育ちの「場」として有意義で可能性を感じています。こうしたことに触れながら、特撮を日本が世界に誇る文化として法などで位置付けることの重要性も申し上げました。


ピグモンと私  


トークに先立ち、特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」(樋口真嗣監督)の本編とメイキングドキュメンタリーも上映。CGが主流の現代、特撮の第一線で活躍する皆さんがあえて昔ながらのアナログ手法での撮影に挑んだ作品で、圧巻。一緒にメイキングを観ることで、「匠の技」の価値、特撮文化を継承する意義を理解することができます。さらに、特撮塾で子どもたちが制作した作品とそのメイキングも上映しました。こちらも見応えがありました。


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県内外から多くの皆さんにご来場いただき、特撮とまちづくりを考える貴重な機会になりました。

特別展「井上泰幸のセカイ展」は10月6日までリーパスプラザこがの歴史資料館2階ギャラリースペースで開催中。皆さん、何度でも楽しめますのでぜひお越しください!


岩田屋ミニチュア


   ◇

シェアリングエコノミーの祭典「シェアサミット2024」のトークセッションに私も登壇することになりました。(こちら


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社会の持続可能性を高めるため、DX、シェアリングエコノミー、公民連携、多様な人材の「掛け算」による共創のまちづくりを進めている首長としてしっかり務めを果たします。

能登半島豪雨の被災地支援―古賀市から輪島市に支援物資(9月27日)

能登半島豪雨の被災地支援のため、古賀市は26日、石川県輪島市に支援物資として簡易トイレ24個と排便処理セット6000個、土嚢袋1500袋を送りました。


物資梱包  物資1


物資2  物資3


輪島市から直接、現地のニーズを聞き取りました。なお、輪島市への民間事業者による配達が停止されているため、私から、全国の首長有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」のメンバーでもある石川県小松市の宮橋勝栄市長に相談し、まずは中継地として小松市まで届け、小松市から輪島市に物資を送ってもらえることとなりました。

きっかけは、活力ある地方を創る首長の会の田中幹夫会長(富山県南砺市長)が発災直後に輪島市に現地入りし、坂口茂市長と面会したこと。これを受け、古賀市としても九州からできる限りの支援をしたいと考え、輪島市と直接やり取りし、市の備蓄物資を送ることを決めました。

発災直後のさまざまな態勢が整わない中で、自治体が平時からの連携を生かし、プッシュ型で支援することが重要であり、古賀市としてはこうした支え合いが、ひいては市民生活を守ることにつながると考えています。

なお、古賀市は義援金も受け付けています。市役所など公共施設に募金箱を設置。皆さまのご協力をお願いいたします。詳しくはこちら


義援金募金箱設置

キーワードは「朝」と「計る(測る)」―産学官連携イベント/姉妹アートユニット活躍中/補正予算成立(9月26日)

朝食と朝活で人生を豊かに!

古賀市が産学官連携で推進する「古賀式 私の朝プロジェクト」の特別企画をイオン福津店で23日に開催しました。司会はLOVE FMのDJ・LUEさん。


  DJ・LUEさん


私からお話ししたキーワードは「『朝』を意識した生活」と「計る(測る)」。市民の皆さんと共有している「健康チャレンジ10か条」でも、「朝ごはん食べて今日もスタート」(第1条)「測って確認自分の健康」(第7条)を掲げています。


トーク  


さらに、古賀市は婚姻届で計量カップを、妊娠届で計量スプーンプレゼントしています。人生の節目をきっかけに家族と健康を意識した生活をしてほしいとの思いから。もちろんパートナーシップ・ファミリーシップの宣誓でも。ちなみに厚生労働省の「日本の栄養政策」でも好事例として紹介されています。


計量


福岡工業大学の楢﨑兼司教授、明治の大川裕司西日本支社長、福岡県醤油工業協同組合の森山武俊理事長、そして福津市の原﨑智仁市長からもそれぞれ日常の食生活と健康、市民の皆さんと共に進める取り組みなどについてお話しいただきました。


登壇者のみなさん


醤油工業協同組合さんのコーナーには県内各地の醤油がずらり。会場には古賀市の老舗・青柳醤油の崎村さんご夫妻もいらっしゃっていました。昨年度から展開しているこのプロジェクト。今後、さらにご注目ください!


崎村さんご夫妻  青柳醤油


   ◇

古賀市の姉妹アートユニット「しましま研究室」さんが20~23日、福岡市博多区のリノベーションミュージアム冷泉荘でグループ展を開催!


姉妹  冷泉荘


子どもから人生の先輩方まで20組の個性豊かな作品がずらり。今年5月に古賀駅西口商店街のるるるるで開催した「ぺたぺたぱけ」で生まれた独創的な作品の数々も。私の写真も好き勝手に使われていました(笑)


作品1  作品2


作品3  作品4


作品5  作品と私


   ◇

市議会定例会は26日、最終本会議が開かれ、私から提案していた高齢者の新型コロナワクチン接種費用の負担軽減や公共施設等の使用料を検討するワークショップ開催経費などを盛り込んだ補正予算案、2023年度決算をはじめ全ての議案について可決、認定していただきました。議員の皆さんに感謝申し上げます。

さあ、これから2025年度当初予算編成に向けた動きが本格化していきます。

古賀海岸で「スポGOMI」清掃大会/秋季戦没者追悼式/筵内放生会(9月25日)

古賀海岸で福岡県ビーチクリーニング大会!

県主催で22日に実施され、服部誠太郎知事もご参加いただきました。ごみ拾いにスポーツのエッセンスを加えた「スポGOMI」の手法で開催し、古賀市内外の多くの市民の皆さん、企業・団体の皆さんに楽しみながら海岸を清掃していただきました。


ピエトロのみなさん


やはり、マイクロプラスチックをはじめ微細なプラごみが目立ちます。服部知事、地元の吉田健一朗県議とチームを組み、コツコツとプラごみを中心に拾いました。


服部知事と吉田県議


プラごみ  プラごみ


今回、日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃も兼ねており、船原古墳の金銅製馬具を通じて韓国と交流している古賀市としてはとてもいい機会になりました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

   ◇

秋季戦没者追悼式を挙行し、戦没者の皆様に哀悼の誠を捧げました。戦争は最大の人権侵害。一人一人の自由を奪い、幸福の追求を阻みます。個人が尊重される平和で安定した社会に向け、不戦を誓い、世界恒久平和への決意を新たに。戦後79年。先の大戦の記憶を次代につないでいきましょう。


追悼式


私の式辞全文です。

本日ここに、戦没者ご遺族並びにご来賓各位、市民の皆さまのご列席のもと古賀市秋季戦没者追悼式を挙行するに当たり、市を代表し、謹んで式辞を申し上げます。

先の大戦が終わりを告げてから、早くも七十九年の歳月が過ぎました。

祖国の平和と発展を願い、愛する家族を案じつつ、戦地に赴き戦場に倒れられた方々あるいは戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々のご無念を想うとき、今なお深い悲しみが胸に迫ってまいります。

今日私たちが当然のように享受している平和と繁栄が、戦争で亡くなられた方々の犠牲とご遺族の皆様のご苦労の上に築かれていることを、私たちはひとときも忘れてはなりません。

戦没者の皆様に哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族の皆様のご苦労やご努力に対し、心から敬意を表します。

さて、世界に目を向けますと、ロシアのウクライナへの軍事侵攻から二年が経ちますが、収束の兆しは未だ見えず、ロシア側は核兵器の使用を示唆したとされ、世界は核の恐怖に再び直面しています。

また、パレスチナ・ガザ地区においても一般市民を巻き込み尊い命が失われ、多くの人々が深い苦しみの中にあります。世界が分断の道へと進みつつあることに強い危機感を覚えます。

戦後に生まれた世代が大半を占め、戦争を体験した方々から話を聴き、その本質を知る機会が急速に失われている今こそ、先の大戦を追体験することで戦争の悲惨さと愚かさを真に理解し、今を生きる私たちの使命として、次の世代へしっかりと伝えていかなければなりません。

古賀市は非核・恒久平和都市として、平和首長会議や日本非核宣言自治体協議会に加盟しており、これからも平和行政を強化してまいります。

戦争は、一人一人の自由を奪い、幸福の追求を阻むものです。個人が尊重される平和で安定した社会に向け、ここに不戦を誓い、世界の恒久平和への決意を新たにします。

市民、議会、行政の私たち皆が知恵を出し合い、力を合わせて、平和で安心して暮らせる世界の実現を、古賀市から実現していくため、全力を尽くしていくことを、今ここにお誓い申し上げます。

結びに、戦没者の御霊の安らかならんことを、そして、ご遺族の皆様の今後のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。

令和六年九月十三日
古賀市長 田辺一城

   ◇

18日は筵内放生会へ。


放生会  放生会


放生会  放生会


ひとつの地域で舞台の演芸をはじめ全て住民の皆さんの手作り。すごい!皆さんの名演技に脱帽!

自治会、子ども会育成会、消防団をはじめ地域の絆の強さをいつも実感します。多くの皆さんとお話もできて楽しい時間に。感謝!

スイングまつり―古賀駅前まるごと遊び場プロジェクト/敬老会で人生の先輩方に敬意と感謝を(9月18日)

スイングまつり大盛況!

JAZZを中心としたイベントが14日、初めて開催されました。JR古賀駅西口の憩いの広場で、それぞれ音楽に身をゆだね、美味しい食べ物と飲み物を楽しみ、心地よい時間。市内外から多くの皆さんのご来場に感謝いたします。

みんなで中心市街地を盛り上げる「古賀駅前まるごと遊び場プロジェクト」の一環です。

古賀駅東口の都市開発による新たな玄関口の形成、西口のエリアマネジメントと空き店舗リノベーションなどを通じた回遊性向上。ここ数年で新たな動きがどんどん出てきています。さらにご期待ください!

スイングまつりの様子1  スイングまつりの様子2

スイングまつりの様子3  スイングまつりの様子4

スイングまつりの様子5  スイングまつりの様子7   

PR大使森田夏菜月さんと  タイムテーブル

食べ物もおいしかった


   ◇

9月16日は敬老の日。人生の先輩方の長年にわたるそれぞれのお立場でのご尽力とご功績に敬意を表し、感謝を申し上げます。これからも健康長寿で私たち後進をご指導いただきたいと思います。

敬老会は14~16日がピーク。3日間で23か所回らせていただきました。14日は小竹区→花鶴丘2丁目3区→花見東2区→薦野区の4か所。15日は花鶴丘3丁目区から始まり、日吉台区→花見東1区→花見南区→さや団地区→高田区→古賀南区→谷山区→新原区の9か所。16日は庄南区→中川区→久保区→花鶴丘2丁目1区→鹿部区→古賀東区→千鳥北区→小山田区→町川原2区→久保西区の10カ所へ。

トランペット演奏、手品、落語、演舞、ダンスなど、どの地域も趣向を凝らした企画があり、皆さん会話も弾み、楽しんでらっしゃいました。久々にお会いできた「おかはち」こと岡部八郎さんのウクレレも。激励の言葉も多くいただき、ありがたく思います。

見事な切り絵  切り絵の最中も飽きさせない

会場入りの際に写真撮影し、帰りにメッセージカードを渡す取り組みも。私も促されて体験。これはうれしい

敬老会花見東2区写真付きメッセージカード

地域の中で顔の見える関係をつくり、お互いに信頼し、支え合っていく機運をつくることが大切。敬老会をはじめとする地域行事はその要。各地で運営いただいた自治会やシニアクラブの皆さんにあらためて感謝いたします。

敬老会小竹区  敬老会お吸い物

敬老会古賀南区  敬老会小山田区

敬老会鹿部区  敬老会久保西区

敬老会薦野区  敬老会花見南区

敬老会日吉台  花鶴丘2丁目1区

花鶴丘2丁目3区  敬老会新幹線焼酎 

 




さあ、古賀駅周辺に繰り出そう!/九州コメフェス/ランチミーティング in 古賀東小(9月13日)

この週末は古賀駅周辺がアツい!

13日〜22日は食べナイト飲まナイトスタンプラリーが開催されます。古賀駅周辺のお店44店舗が参加。1000円以上のお食事ごとにスタンプが1個もらえ、4個(4店舗分)を集めて応募すると、抽選でお食事券が当たるイベント。詳しくは市HPのこちら


食べナイト飲まナイトポスター



スタンプラリー地図1
  
スタンプラリー地図2



さらに14日はスイングまつり。スイングJAZZを中心とした音楽イベントで、選りすぐりのアーティスト、飲食店などの出店が古賀駅前西口の古賀駅前憩いの広場(古賀市商工会前)に集結。詳しくは市HPのこちらから。イベントのインスタグラムもご参照ください。(こちら


スイングまつり1
  
スイングまつり2



どちらも、古賀駅周辺の回遊性を高める社会実験「古賀駅前まるごと遊び場プロジェクト」の一環。みんなで楽しみましょう!


市長と担当職員


   ◇

お米にぴったりな「ごはんのおとも」を見つけよう!

九州コメフェスが11日からJR博多駅前でスタート!なんと古賀市は最終日の16日までブースを開設。市内に立地する企業さんと連携し、農業はもちろん食品工業製品の生産が盛んな「食のまち」としての魅力をPRしています。


コメフェス1  コメフェス2


コメフェス3


期間中、出店者さんが日替わり。初日は観光協会さん、ニビシ醤油さん、あらいさん、ルミカさん。ニビシ醤油さんの「のり弁のアレ」を想起させる新製品「ごはんにかけるしょうゆ」すごい。あらいさんの「はかた一番どり」を柔らかく煮た手羽先(トマト味)も美味しい。ルミカさんの新感覚フードスプレーも注目を集めていました。


コメフェス4  しょうゆ


コメフェス5  手羽先


コメフェス6


11時~19時(最終日は18時)に開催されていますので、皆さんぜひお立ち寄りください。

   ◇

今月のランチミーティングは古賀東小学校の5年生。古賀市は市長と教育長が給食の時間に小中学校を回り、子どもの声を市政運営につなげています。


ランチミーティング


主権者教育の一環。政治と社会に関心を持ち、行動する人になってほしいという思いを分かりやすく伝えています。なお、1日5時間授業と夏休み短縮、部活動の保障、教員の働き方改革、共働き家庭の主流化と家計支援などの一体改善については、子どもたちの関心も高く、きちんと説明すると理解してくれますね。

ちなみにこの日の献立は、ご飯、イワシのおかか煮、五目豆、サツマイモの味噌汁。美味しい♪


給食


舞の里2区の敬老祝賀会「舞シルバー懇親会」へ。人生の先輩方に敬意と感謝を申し上げました。これからも健康長寿で私たち後進をご指導いただきたいと思います。古賀市は健康づくりで家トレや外出促進事業など様々な取組を進めており、会場では区長さんが紹介してくださっていました。感謝です。


舞の里2区敬老会


こうして市議会定例会の開会中も様々な務めが満載。

メディアの取材も。6月号の表紙にしていただいた「ふくおか経済」さんからあらためて。テーマは地域公共交通ネットワークの強化と交通DXの推進。ここ数年、古賀市はAIオンデマンドバス「のるーと」導入や公共施設等連絡バス「コガバス」の改善などを図り、特に市民の皆さんとの共創を意識して取り組んでいます。さらにライドシェアも。ご注目に感謝です。10月号に掲載とのこと。お楽しみに!

多胎ピアサポートの導入を検討へ/産後ドゥーラ/自炊力で「生きる力」を伸ばす(9月12日)

双子や三つ子など多胎家庭の支援強化として、ピアサポートの導入を前向きに検討する考えをお示ししました。


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9日の市議会一般質問への答弁。当事者である多胎経験者がピアサポーターとして多胎育児をする家庭に伴走、傾聴、助言する体制が必要です。実現するためには、人材の確保・育成・マッチングなどの観点から、広域行政を担う福岡県との連携が重要。県への働きかけを進めます。


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11日の一般質問では、産後ドゥーラを利用しやすくするための提案もありました。古賀市はチルドレンファーストの理念のもと、妊娠・出産・乳幼児期の伴走型支援を強化しており、産後ドゥーラはお母さんの心に寄り添う包括的なサポートとしてとても有意義と考えています。今後、地方にも大都市圏のように人材が広がることを期待します。


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   ◇

そうなのか!

「小学校学習指導要領の中で、青菜やじゃがいもを使って、簡単なおかずを作ったり、米飯及びみそ汁の調理の仕方を理解し、1食分の食事が整えられるようにすることとなっています。中学校では、1日3食規則正しくとることの重要性や栄養素の種類と働きなどについて学び、小学校での学習に加え、魚を使ったムニエルや、ひき肉を使ったハンバーグ、地域または季節の食材を用いた雑煮などを調理する中で、実践的な態度を育成しており、一定の力をつけていると認識しています」


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10日の一般質問に対する私の答弁。

学習指導要領に拠っているので古賀市に限りません。全国津々浦々、同じです。恥ずかしながらこの内容は知りませんでしたが、心強いし、素晴らしい。子どもさんのいるご家庭はこの学びを自宅で実践させると「生きる力」をさらに伸ばせますね。

質問のテーマは、子どもの「自炊力」を育む重要性。まずは家庭の責務ですね。子どもの自炊力に一番影響を与えるのは家庭。親が頻繁に料理をする家庭では、子どもたちは自然と料理に興味関心をもち、自炊力が身につきやすくなるはずです。わが家の子どもたちも私の背中を見ているかな?!

そのうえで、公の役割もあると考えており、古賀市としても前述の小中学校の授業、地域で実施している通学合宿の支援、スタンドアローン(一人で立つ)支援事業での調理実習、教育支援センター「あすなろ」における地元企業を招いた料理体験、食生活改善推進会と連携した子どもクッキングや親子クッキングなどに取り組んでいます。

なお、自炊力に関することは、市長部局・教育委員会などさまざまな部署にわたるテーマのため、市長の私が全体をマネジメントする中でしっかり取り組みを進めていきたいとの考えを申し上げました。公民連携の視点でもまだまだ出来ることがあるかもしれませんね。

   ◇

11日は市議会本会議の後、舞の里2区の敬老会へ。人生の先輩方のこれまでのご尽力に敬意と感謝を申し上げました。これからもご壮健であられ、私たち後進へのご指導をお願いいたします。


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市役所の窓口受付時間短縮 来年1月6日開始―DX推進で政策立案機能を強化へ(9月11日)

今年度施政方針で表明していた市役所窓口の受付時間の短縮について、2025年1月6日にスタートすることを明らかにしました。9日開かれた市議会本会議・一般質問で答弁したもの。

窓口受付時間は現在8時30分~17時のところ、9時~16時に変更します。対象は市役所第1・第2庁舎、上下水道庁舎、サンコスモ古賀。DX推進、政策立案機能の強化による市民サービス向上、働き方改革などが目的です。

①DX化の推進
窓口業務のDX化を含む政策立案や創造性のある仕事に取り組むための時間を確保し、市民満足度の高いサービスの提供に努めるため。

②生産性の向上
時間外勤務を前提とした労働形態を解消することで経費の削減や健康経営を実現し、職員のメンタルヘルスに配慮した環境づくりに努めるため。

③働き方改革
働きやすい労働環境の構築により優秀な人材の確保につなげるとともに、職員のワークライフバランスを実現し、業務上のミス防止や生産性の向上など、働き方改革および離職防止に努めるため。

こちらの資料もご参照ください。


窓口短縮資料



この日の一般質問では、シェアリングエコノミーもテーマになりました。その推進を図るため、市役所駐車場の有効活用を検討する考えを示しました。駐車場は平日夜間や土日は基本的に使われておらず、もったいないと考えていました。ただ、法令上の技術的課題もあり、精査します。さらに、シェア(共有)の観点で公民連携、子育て、環境、防災の提起もありました。


議会答弁  議会


このほか、防災士の皆さんと連携した防災意識向上を図るための体制強化、多様な主体の関与を促すことによる観光振興などまちのにぎわい創出、人権保障の観点からユニバーサルデザインを前提とした都市開発も提案され、とても有意義なやり取りになりました。今後の市政運営につなげていきます。

   ◇

実りの秋、農家の皆さんの稲刈りが始まっています。新米が楽しみ。


稲穂



こがのば実験室スタート/公民連携プラットフォームを設立―脱炭素推進へ(9月10日)

まち全体を舞台に「やってみたい」を実現しよう!

「こがのば実験室」が8日、スタートしました。古賀市だけでなく、宗像市、福津市、新宮町、福岡市、大野城市からも参加者が。市町村のボーダーを越えて、みんなでこの社会をよりよくするアイデアを出し、実践していきたい。


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冒頭、私からまちづくりの理念を説明。DX、シェアリングエコノミー、公民連携、多様な人材の経験や知見、感性の掛け算による共創で、まちの持続可能性を高めたい。シティプロモーションを強く意識することも大切。この実験室の営みが、まさにその具現化ですね。今年度はどんな取り組みが生み出されるのか、楽しみです。

   ◇

脱炭素を公民連携で実現し、持続可能な社会へ。

地球を次世代に健全な形でつなぐため、先行世代の私たちは本気で環境問題に向き合い、具体的に実践できるか。気候変動を止めることができるか。キーワードは多様な主体による「共創」。DXやシェアリングエコノミーもポイント。

古賀市は6日、環境省や経済産業省、福岡県と連携し、地元企業や金融機関、ボランティア団体、行政など多様な主体のプラットフォームを立ち上げました。市町村レベルでは全国的にも稀有な取り組み。未来への責任を果たすため、国家にとっての先行事例になるべく、頑張ります。


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キックオフの会場は、サテライトオフィスやコワーキングスペースを備えた薬王寺温泉オフィス「快生館」。共創の拠点として、国や地方自治体、民間企業の注目を集めています。


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ちなみに、私はこの日、ここでテレワークしていました。


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この世界の持続可能性を高めるため、皆さんと共にしっかり取り組んでいきます。

   ◇

秋の敬老祝賀会が始まりました。8日は薬王寺区へ。


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人生の先輩方に敬意と感謝を申し上げました。引き続きご健康で、私たち後進へのご指導をお願いいたします。


特撮とまちづくり―「井上泰幸のセカイ展」開幕!/小学校にヤギさんがやってきた(9月9日)

岩田屋!


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あの伝説の怪獣映画「空の大怪獣ラドン」(1956年、東宝)で、ラドンに破壊された福岡市・天神の岩田屋。大型撮影セットが古賀市で再現されました。圧巻です。


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特別展「井上泰幸のセカイ展」が7日、開幕しました。会場は古賀市立歴史資料館2階ギャラリースペース。既に県内外からご来場いただいています。


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なぜ、古賀市なのか。それは、円谷英二監督の右腕として「ゴジラ」をはじめ日本の特撮映画を支え、今も特撮のプロたちがリスペクトする特撮美術監督・井上泰幸氏(1922-2012)が古賀市の出身だから。


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開催には、三池敏夫監督や姪の東郷登代美さんにも多大なるご尽力をいただきました。感謝申し上げます。お二人をお招きしての上映会&トークイベントも21~22日に企画しています。


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全国の特撮ファンの注目を集めており、アカデミー賞を受賞した「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督もXで拡散してくださっています。これには驚き。それだけ井上泰幸氏が今の日本の特撮の「原点」であるということなのだと実感しますね。

10月6日まで。皆さんぜひご来場ください。お楽しみに!


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日程など詳細は市HPのこちらもご参照ください。
https://www.city.koga.fukuoka.jp/news/d/5877

   ◇

古賀東小学校のヤギさんと会ってきました。お互い顔がちょっと険しいですが。


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地域と学校が力を合わせて取り組む「ワンヘルス」のプロジェクト。人の健康と動物の健康、環境の健全性を一つのものとして考え、行動し、共生につなげていきたい。古賀市はワンヘルス推進を宣言しています。

5日の放課後に訪ねると、子どもたちが3匹のヤギさんたちを囲んで、楽しそう。草をあげるとパクパク食べてくれます。草の種類で好き嫌いはあるようですね。取り組んでいただいている地域の有志の皆さん、校長先生をはじめ先生方に感謝です。


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FBSが報じてくれています。(こちら


東京一極集中の打破と地方分散型社会の形成/ロックシンガー・中島卓偉さんのライブへ(9月2日)

人口減少と少子高齢化、東京一極集中の是正をめざすこの10年間の地方創生の取り組みについて、その成果は「どちらかといえば不十分」との認識をお示ししました。本日午前の市議会本会議で答弁したもの。


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また、少子化に関して、「1.57ショック」(1989年の合計特殊出生率)をきっかけに厳しい現状が強く認識されるようになったものの、「この間、本質的な対策が講じられないまま今日の危機的状況を招いており、これまでの行政ならびに政治家一人ひとりの責任は重い」との認識を、自戒も込めてあらためて明らかにしました。

共同通信が全国の首長にアンケート調査を実施しており、「不十分」「どちらかといえば不十分」との回答が68%に上っていることが判明。これを受けて、本会議の大綱質疑で私の回答と認識を問われ、答弁しました。調査結果によると、「自治体単独での対策には限界があった」が73%を占めており、私も同じ認識です。あわせて、「国家として、東京一極集中の打破と地方分散型社会の形成に本気で取り組んでいるとは思えない」と答えたことも明らかにしました。

古賀市の2022年度の市民意識調査では、住みよさ指標が74.2%から82.5%となり、増加。定住指標は59.7%が59.1%とほぼ横ばい。人口は、2023年度の自然増減と社会増減をあわせた数値はプラスで推移しています。

今後、市内外の皆さんが住みよさを実感でき、選ばれるまちとなるよう、チルドレン・ファーストの理念に基づく子ども・子育て支援の充実や教育環境の向上、誰もが働きやすく生きやすい社会づくりをはじめとして、現在進めている政策をさらにブラッシュアップするとともに、国への政策提言も強化していく必要があると考えています。引き続き、しっかり取り組んでいきます。

   ◇

ロックシンガー、中島卓偉さんのツアーファイナル福岡公演!


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古賀市出身の同世代のご縁からバリバリ仲良くさせていただいています。8月25日の公演に駆けつけると、なんとステージにお招きいただき、卓偉さんとトーク&シティプロモーション。


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そして、まさか歌うことになるとは!観客の皆さんのやさしさのおかげでなんとか務めを果たせました(笑)


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卓偉さんの楽曲、歌唱と演奏に魅了される素晴らしい時間でした♪ありがとうございました!


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