今年3回目の上京。
1月29日、林芳正・官房長官と懇談させていただきました。
教育再生首長会議(会長=野田義和・東大阪市長)として訪問。林官房長官からは、文部科学大臣も務められた立場から自治体・学校現場の重要性と国の支援、期待と激励の言葉をいただきました。これに先立ち、松坂浩史・文部科学戦略官から文科省の最新の動向をお聞きし、意見交換も。とても学び多く。
同日、環境省と共に脱炭素を推進する全国の自治体の会合がオンライン併用のハイブリッド形式で開かれ、こちらにも参加しました。私も登壇し、公民連携とGX×DXを軸とした共創の実践を報告しました。熱心にお伝えしたところ、とても前向きな反応をいただけました。
古賀市は2022年以降、CO2排出量の見える化の実証事業などを展開しながら、企業や金融機関、市民、商工会、環境の専門機関、行政など多様な主体がつながる公民連携のプラットフォームを既に構築。今年度は、企業が脱炭素経営を進める前提として自社の置かれている状況を確認するための「脱炭素カルテ」や、このカルテに基づく判定から必要となる「支援メニュー」の一覧を作成しました。今後、その実効性を高めるため、専門性を持ったコーディネーターを配置し、具体的な支援につなげたいと考えています。
さらに同じ日、全国手話言語市区長会(会長=野田義和・東大阪市長)に参加しました。全日本ろうあ連盟の石橋大吾理事長をはじめ関係者の皆さんと意見を交換しました。
私からは、古賀市が昨年8月に「全て手話による講演会」を開催したことを報告。参加者の多くはろう者ではなく、世界が「逆転」したような印象を持ちました。多数の世界観が全てではない。少数の皆さんとどう共生していくか。お互いを受け入れ、尊重し合い、歩んでいくとはどういうことなのか。みんなで考えることが大切。講演会についてはこちら。
https://ameblo.jp/tanabe-kazuki/entry-12863703714.html
石橋理事長をはじめご参加の市長の皆さんにも共感していただけました。今年はデフリンピックが日本で開催されます。手話に関する施策の推進に関する法律案の成立もめざさなければなりません。古賀市も情報アクセシビリティを重視し、取り組んでいます。社会全体で機運を高めていきましょう。
それにしても今回の上京もあわただしく、そして有意義でした。移動の合間に桜田門へ。国会方面を望んで自撮り。皇居外苑はインバウンドの観光客の方々でにぎわっていました。
◇
競技かるた名人!
古賀市出身の自見壮二朗七段(九州大学大学院)が競技かるた日本一を決める名人戦を制し、市役所に報告にいらっしゃいました。すごい!
時事通信が報道(
こちら)。記事中、「県立福岡高校OBの先輩でもある田辺一城市長」として紹介されていますが、百人一首部出身ではありませんのでなにか気恥ずかしい(笑)
それにしても、ラグビーの福岡堅樹さん、バスケットボールの比江島慎さん、競技かるたの自見さんと、近年の古賀市はトップレベルの選手が次々と。うれしいですね。
投稿者:【mayor2010】
2025年02月03日 17時47分
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