古賀市森林組合(渡久行理事長、組合員約340人)が実施する「育林コンクール」の現地確認に、理事の一人として立ち会いました。小山田財産組合と薬王寺財産組合が所有している2か所の山林の手入れ状況を2時間近くかけて、審査しました。
小山田地区の現場は、急斜面を10分ほど登った所にありました。旬のたけのこが、ところどころ芽を出しており、いのししが土をほじくり返して食い荒らした後も見受けられ、現場には野生の臨場感が漂っていました。また、人工林の間を竹林が密集しており、このまま放置しておくと、人工林が育たないだけでなく、枯れることもあるそうです。渡理事長から「人工林の間伐や枝打ちなど、山の手入れが行き届いているかが審査の基準となります。たいへんな作業だったと思いますが、この山は手入れされていますね」と説明を受け、合格点をいただきました。
古賀市の森林面積約1,300ヘクタールのうち、民有林が8割以上を占めています。木材価格の低迷や次の世代の担い手確保が困難な状況にあります。今後とも活動を応援していきます。
投稿者:【mayor2010】
2012年04月13日 09時16分