第1回古賀市モノづくり博「食の祭典」が、市内鹿部の福岡食品加工団地内にある市勤労者研修センターを中心に開催され、開幕前から古賀市民のほか、近隣の市町村からもたくさんのお客さんが来られ、あちこちで長蛇の列ができるほどの大にぎわいでした。これまで9年間続けてきた「食のまつり」をパワーアップしてのイベントでしたが、県内有数の工業集積を誇る工業団地を、市内外に広くアピールすることができました。たいへんうれしく思います。実行委員会の皆さんをはじめ、ご協力いただいた企業の皆さん、ありがとうございました。
最近、新宮にはイケア、福津にはイオンモールがオープンし、「このままでは、古賀が埋もれてしまうのではないか…」と、市民の声を耳にしました。しかし、平嶋実行委員長は「古賀も負けられません」と力強くあいさつされました。古賀には世界に名だたる食品加工メーカーが、数多く軒をそろえているということを、この古賀モノづくり博「食の祭典」の開催を機に、市民や近隣の方にも知っていただきたいと思います。
現在、古賀市には今在家工業団地、青柳工業団地、福岡食品加工団地、三田浦工業団地、楠浦工業団地の5工業団地が整備されており、延べ面積95.7ヘクタールに65社が進出しています。今後も地域経済を活性化させるため、新たな企業誘致へ知恵を絞り、積極的に取り組む考えです。そうした中、今回のモノづくり博「食の祭典」は、市外への情報発信を図るとともに、市民の皆さんが、古賀自慢の逸品に出会うことで、地元工業団地へ親しみを持っていただく、すばらしい企画だったと思います。
今回の取り組みをきっかけに、商工会、工業団地、市観光協会、行政が一体となり、ますます古賀市の経済が発展していくことを確信した一日でした。
投稿者:【mayor2010】
2012年05月21日 15時09分