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小学校に設置された防災倉庫の設置状況を視察しました(5月28日)

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 古賀市内の広域避難場所になっている8小学校に防災倉庫を設置したので、梅雨入り前に、担当職員と千鳥小学校の設置状況を見てきました。古賀市では自主防災組織の強化を進めており、防災倉庫は自主防災組織の活動に必要な避難用資機材や非常食を備蓄しています。
 今回設置した防災倉庫は、アルミ製で耐久性に優れ、ソーラーパネルから電力供給を受ける換気扇が付いていました。古賀市内の全小学校8カ所に設置し、各倉庫には、避難する際に必要な資機材一式として、アルミ製の組み立て式リアカー3台、救助工具セット2セット、担架2個、拡声器2個、手巻き式充電の懐中電灯10個、誘導棒10個、手巻き式充電の携帯ラジオ10個、ヘルメット20個、毛布10枚が収納されています。また、緊急避難した市民の非常食用として、アレルギー対応ご飯50個、カンパン24個、クラッカー10個を備蓄しています。今後も計画的に非常食など備蓄物資の拡充を進める方針です。
 この日は、実際にリアカーを組み立ててみましたが、二人で作業して約5分間で完成しました。災害時の物資運搬などに有効だと思いました。それから、携帯ラジオと懐中電灯は手巻き式充電タイプで、20回ほど回しただけで、ラジオ放送もしっかりと聴くことができ、停電時にも困らずに利用できる優れものだと感じました。
 古賀市では防災事業として、洪水時や土砂災害時の危険個所と避難所などを記載したハザードマップ3万部を作り、全戸配布を行いました。また、平成23年度には防災無線の放送内容を電話で確認できる電話応答システムと、防災情報などをメールで配信する古賀市防災メールを導入しました。問い合わせは市総務課総務係(092-942-1112)にお尋ねください。
 今後も防災体制の充実を進め、市民の皆さんが安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組みます。「災害は忘れたころにやってくる」と言われます。東日本大震災の教訓を忘れないで、市民の皆さんも、災害時の集団退避場所確認や日々の備えをこの機会にお願いします。




カテゴリ:General
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