舞の里5丁目の佐々木舞さん(27歳)が、独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊村落開発普及員として、27日にキルギスへ出発する前に、あいさつに来庁されたので激励しました。
キルギス共和国は、中央アジアにある旧ソビエト連邦の共和国で、国土全体の40%が標高3000mを超える山国で、冬は氷点下30度になるそうです。
佐々木さんは、平成21年11月から2年間、北九州市八幡東区のJICA九州センターで受付業務をしており、「開発途上国の研修員と接するうちに、現地の人の育った環境を肌で感じてみたいと思って協力隊に応募し、キルギス語を約140時間猛勉強しました」と話されました。
キルギスでは一村一品プロジェクトが盛んで、ハーブがたくさん収穫できることから、佐々木さんは趣味のせっけん作りを生かして、ナチュラルハーブせっけんの販路拡大と品質向上などに携わるそうです。「キルギスでは、乾燥による肌荒れがひどく、ハーブを使ったせっけんやクリームの開発、スキンケアの知識の普及に努め、キルギス人女性の悩み解消をしたい」と意欲を見せていました。現地では2年間活動され、平成26年6月に帰国予定だそうです。
古賀市の若い人たちが途上国に出向き、活躍されることは大変うれしいことです。佐々木さんは、古賀市の素晴らしい所を現地の人に紹介したいと話されていました。市としても、できる範囲で国際協力を支援していきたいと思います。佐々木さんのご活躍を祈っています。
投稿者:【mayor2010】
2012年06月22日 16時49分