古賀市役所は夏の節電対策として、「すだれ作戦」で暑い夏を乗り切ることにしました。今年は原発停止問題などもあり、日本中が節電対策に取り組んでいます。古賀市では、「簡単に」、「格安で」、「確実な」対策として、すだれを取り入れました。これにより、昨年以上の節電効果を期待しており、職員の評判も上々です。
15日朝から、担当職員らが第1庁舎2~4階の南側ベランダの窓に、約100枚のすだれを設置し、1階には昨年と同様に朝顔カーテンとして、22鉢の大きなプランタに朝顔の苗を植えました。すだれを全面的に導入した自治体は珍しいとあって、この日はたくさんの新聞社やテレビ局が取材に来られました。
担当職員によると、「すだれは日差しを避けつつ風を通すことができ、朝顔カーテンの散水の必要がないので節水効果もあり、日本文化的な風流さも加わって『一石三鳥』の効果があります」と話してくれました。5月から財政課で試行したところ、職員からも「風情があって、涼しい感じがします」と好評で、今回の導入に踏み切りました。台風など強風が予想される場合は、すだれは簡単に取り外しができるため、その都度、職員が対応をすることにしています。
古賀市では、このほかの節電対策として、昨年度までに第1庁舎全館の蛍光灯をほぼLED照明に切り替え、今年度は市青少年総合センターも実施する予定にしています。また、クールビズ期間も昨年より1週間早い5月14日~10月31日としました。空調機の夏季設定は28℃です。今後も節電・省エネ対策に積極的に取り組んでいきます。市民の皆さんには、なにかとご不便をおかけすることもあるとは思いますが、節電・省エネへのご理解とご協力をお願いします。
投稿者:【mayor2010】
2012年06月25日 16時04分