第9回日本の次世代リーダー養成塾に古賀市の推薦枠で参加された古賀竟成館高校2年生の葉玉奈都美さんと福岡工大付属城東高校1年生の井村ららさんの2人が、市長室に報告に来ました。私も養成塾の最終日に聴講しましたが、熱心に聞き入る高校生の姿に、将来を担う若者のパワーを感じました。
養成塾は7月27日~8月9日までの14日間、宗像市のグローバルアリーナと佐賀県唐津市の波戸岬少年自然の家で実施され、全国から165人が参加したそうです。カリキュラムも、元国連事務次長の明石康氏や小川洋・福岡県知事など各界を代表する24人の講師の方の講義や、講演後のディスカッション、参加高校生が日本の将来の姿を論議して政策を提言する「ハイスクール国会」など、貴重な経験をされたそうです。
葉玉さんは、将来は看護士をめざしており、東京大学名誉教授で国際医療福祉大学大学院長の金澤一郎氏の「脳の不思議な世界」の話にたくさんの新発見があったそうです。また、岩手から参加した高校生に被災地の話を聞き、「大震災の被災された現場に行くなどして、被災地のことをもっと知り、自分にできることをやっていきたいと思いました」と話してくれました。井村さんは、デザイナーの水戸岡鋭治氏の「デザインは公共のために」の話と、マレーシア元首相のマハティール先生の講話を興味深く聞かれたそうです。
これからの時代はプロフェッショナルが育たないといけない。世代が変わっていく中で、必要とされる職種も働き方も変わっていくでしょう。一人ひとりが自分の得意分野を持ち、その技術を磨かなければならない時代です。お二人とも今回の貴重な経験を生かすとともに、養成塾で知り合った全国の仲間たちと、今後とも交流して自分を磨き続け、将来のリーダーとして活躍してくれることを大いに期待しています。頑張ってください。
投稿者:【mayor2010】
2012年08月21日 10時14分