古賀市内の市街化区域で、高齢化率(65歳以上)が高い古賀団地区と中央区を担当職員と視察しました。高齢化率が高いと、将来的にコミュニティ活動に支障が生じる可能性があるため、古賀市では、若い世帯の転入促進をめざしています。
古賀団地区は昭和40年代に造成された団地だそうで、この日は、足立区長ら3名の方から現状の説明を受けました。足立区長からは「この地域には高齢者が多く、昔は100人ぐらいの小学生がいましたが、最近ではめっきり少なくなりました。もっと若い人が来てくれたらなぁ」と、寂しそうに話されました。また、災害時の避難誘導や介護面などで不安を感じている状況も聞かせていただきました。お忙しいところ、ありがとうございました。
古賀市全体の高齢化率は現在約19%で、古賀団地区と中央区はそれぞれ約40%と高くなっています。古賀市では、両地区に若者の転入を促進し、活力に満ちた地域づくりを推進する「まちなか暮らし・にぎわい再生事業」を今年度の新規事業として取り組んでいます。両区を対象に、市外から小学生以下の子どもがいる若い世帯が、中古住宅購入もしくは新築されて移住されるなど、一定要件を満たされた場合に、1世帯1回のみ、20万円の補助をすることにしています。市外に住まれているお知り合いの方で、移住を考えられている方がいましたら、ご紹介ください。
詳しいことは古賀市都市計画課開発指導係(電話092-942-1119)へお問い合わせください。
投稿者:【mayor2010】
2012年08月31日 16時00分