古賀市内の全中学校2年生545人による職業体験学習「ドリームステージ」が今年も9月10日~9月14日の5日間、市内の商店、飲食店、工場、農場、病院、学校、介護施設、公共施設など約128事業所で実施されました。市民の皆さんも、期間中に中学生の頑張る姿をあちこちで見かけられたのではないでしょうか。協力していただいた市内の事業所、関係者の皆さんには、たいへん感謝しております。
ドリームステージ事業は、勤労観、職業観を育成し、自らが進路を選択、決定していくことに必要な能力や態度を身につけ、自分の将来を考えることを目的として、平成21年度から全中学校で実施している事業です。職業体験を通して、多くの人と触れ合い、コミュニケーション能力などの社交性や思いやりの心などの道徳性を身につけることができたと、関係者からもたいへん好評のようです。
私も初日に、市学校教育課に来ていた2人の中学生の働く姿を見に行きました。少し緊張した様子でしたが、配属された職場の職員から、市役所の仕組みや業務内容の説明を受けながら、パソコンで簡単な申請書を作成していました。サポートを受けながらの「仕事」ではありますが、楽しそうに頑張っていました。生徒からは、「市役所の職場の雰囲気はとても明るく、職員の方にとても優しく教えてもらっています」と話してくれました。
この貴重な職業体験で学んだことを今後の学校生活に生かし、確かな学力とこころ豊かな社会性を身につけてもらい、将来の自分探しに役立てていただきたいと思っています。
投稿者:【mayor2010】
2012年09月21日 15時55分