「その時! あなたは家族を守れますか」をキャッチフレーズに、古賀市東校区コミュニティ協議会(矢野治男会長)による防災ウオークラリー大会が、古賀東小学校と周辺道路で開催され、坂本副市長や横田総務部長たちと参加しました。東日本大震災や九州北部豪雨被害の教訓を受け、古賀市内の校区として初めて取り組まれたもので、多くの地域住民の方が参加され、東校区の皆さんの防災意識の高さに驚かされるとともに、たいへん心強く、そして誇らしく思っております。関係者のご尽力に感謝いたします。
防災ウオークラリーでは、子どもたちや家族連れの方が1.5キロ~2.5キロを歩きました。日ごろ歩き慣れた道に災害時の危険箇所はないかを検証しながら、自分の目や足で避難場所までの時間、安全なコースを確認されたことで、実際の災害時には大いに役に立つと思います。昼食時には「避難所昼食体験」として、地域の方たちが数個の大鍋で炊き出しの体験をされました。私も完成したカレーをいただきましたが、とてもおいしかったです。
このほか、古賀市が今年度に各小学校に設置した防災倉庫も地域の皆さんで確認されていました。粕屋北部消防本部によるはしご車や救急車も「出動」し、負傷者応急・救急手当の訓練を実際に見せていただきました。体育館では、非常時の災害必需品や災害備品など防災グッズの展示販売や防災DVDの上映など、盛りだくさんの内容でした。
古賀市としては、防災行政のさらなる推進に取り組んでいるところですが、防災対策は、行政だけでできるものではありません。自主防災組織をはじめとした地域の方々の連携や備えが最重要と考えております。大規模災害においては、地域のコミュニティ力こそが防災の要であり、被害を最小限にとどめる重要なポイントと考えております。
本日の防災訓練のように地域の連携がなされるよう、市全体で取り組んでいきたいと存じますので、今後とも古賀市の地域防災対策にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
投稿者:【mayor2010】
2012年10月10日 13時58分