古賀市職員を対象にした認知症サポーター養成講座が市役所大会議室で行われ、私も含め31人が受講しました。講師を務めていただいたキャラバン・メイトの皆さん、ありがとうございました。
講座では、「認知症はどうせ治らない病気だから医療機関に行っても仕方ないと思われている人がいますが、これは誤った考えです」と話され、認知症も早期受診、早期診断、早期治療が非常に重要なことを知りました。認知症は誰でもかかる可能性がある病気だそうです。また、認知症の方への対応の心得として、「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の『3つの「ない」』のポイントも丁寧に教えていただき、とても勉強になりました。
最後にグループに分かれての発表では、私も白髪のかつらを被って認知症になった高齢者役を演じました。「長男役」や「長男の妻役」とのやり取りで、これまで感じなかった認知症の方との接し方やコミュニケーションの仕方などの大切さが理解できました。
古賀市では、市民の約6人に1人が高齢者で、そのうちの約12人に1人が認知症を発症していると推定されています。もの忘れが気になる方や認知症を心配される方は、サンコスモ古賀内の「寄って館(市地域包括支援センター)」にご相談ください。今年度からスタートした「もの忘れ相談ルーム」で、タッチパネル式の機器により認知症の可能性を見極めることもできます。問い合わせは942-1156です。また、認知症サポーター養成講座も出前講座(受講者5人以上)で受け付けています。こちらは、市地域コミュニティ室(942-1165)まで問い合わせください。
投稿者:【mayor2010】
2012年10月17日 14時23分