株式会社正興電機製作所が、創立90周年記念事業として「正興テクノフェア2012~SEIKO Green Innovation」を古賀市天神3丁目の古賀事業所で開催され、市経営企画課職員と出席しました。
次世代に向けた革新的な技術・製品を提供するための総合開発拠点となる完成したばかりの古賀事業所の新施設は、ガラス張りのおしゃれな建物になっており、1階は明るく開放感のあるエントランスホールや展示室、カフェテリア、フィットネスルーム、2階は多目的ホールや屋上庭園、3階にはプレゼンテーションルームなど、人に優しい快適な空間とエネルギーや環境に配慮された施設でした。
正興電機は、正興商会として1921(大正10)年に創業、1960(昭和35)年に古賀市に工場を新設され、先進技術を駆使しながら電力の安全供給実現のためのシステム構築等に取り組み、今日まで発展を続けてこられました。近年では高い技術力が評価され、様々な企業とタイアップしながら太陽光発電の新エネルギー蓄電システム開発等、省エネや環境分野にも積極的に取り組まれるとともに、本市が推進しているアダプトプログラム(企業等が道路の美化活動等に取り組む制度)への参加など、まちづくりにもご協力いただいております。
フェアでは、先進技術のプレゼンテーションを受けながらの工場や新社屋の視察、株式会社三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏の講演、記念パーティーが行われました。講演では、前東京大学総長でもある小宮山宏氏が「日本再創造~プラチナ社会の実現に向けて」をテーマに、日本のエネルギー政策や高齢化対策について話をされ、中でも、「省エネの推進と新エネルギーの積極導入により、日本のエネルギーは自国でまかなえるようになる」という言葉が印象的でした。また、記念パーティーでは、正興電機代表取締役社長の井上信之氏が『正興グループの社是「最良の製品・サービスを以って社会に貢献す」を実践し、快適な低炭素社会への実現に向けて社会貢献を果たしていきます』とあいさつされました。
今後も低炭素社会の実現やまちづくりへのご協力をお願い申し上げるとともに、正興グループが今後も100年、200年と発展されることをご祈念申し上げます。
投稿者:【mayor2010】
2012年10月22日 16時51分