古賀市小竹の財団法人福岡県動物愛護センター(坂本慎二所長)で動物慰霊祭が行われ、出席者の皆さんとセンターで処分された犬や猫の冥福を祈りました。
慰霊祭で県動物愛護センターの山下芳郎理事長は「私たちはこれまで、動物と生活をともにしている人や、動物と専門的に関わっている人たちへの啓発を行ってきました。その効果もあって、処分される動物の数は年々減っていますが、いまだに多くの動物が処分されています。今後も人と動物が共生できる社会の実現に向けた活動をしていきます」とあいさつされました。
県動物愛護センターによると、センターでは福岡市と北九州市などを除く6つの県保健福祉環境事務所から犬・猫が連れてこられ、処分数は減少傾向にあるそうです。しかし平成23年度に処分された犬は1556匹(平成22年度1749匹)、猫は3946匹(平成22年度4100匹)にもおよび、人間の都合で飼育を放棄するなど、動物に対して痛みや苦しみを与えている無責任な飼い主も後を絶ちません。このような事態を少しでも緩和するために、犬・猫の譲渡活動や動物愛護教室、犬のしつけ方教室、ペット相談などの活動も実施しています。
古賀市としても、犬、猫への迷子札の装着や愛犬の散歩をするときのルールとマナーなど、より一層の動物愛護啓発活動に努めてまいります。市民の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
投稿者:【mayor2010】
2012年10月25日 17時25分