第3回暴力追放古賀市民大会をリーパスプラザ大ホールで開催しました。会場には多数の市民の皆さんに参加していただき、本当に心強く思いました。また、本大会開催のためにご尽力されました関係者の皆さんのご熱意、ご努力に対しまして敬意を表します。
暴力団は、その組織の威力を背景に、市民の生活や社会経済活動に介入し、資金獲得活動をするなど、市民及び事業者などに多大な脅威を与えています。
特に、福岡県には、指定暴力団が全国最多の5団体あり、ゼネコン等の企業やその関係者宅などに対する執拗な拳銃発砲事件を起こしているところであります。
このような事態に適切に対応するために、古賀市では、一昨年4月に古賀市暴力団排除条例を制定し、粕屋警察署のご協力を得て暴力団の排除活動を推進したところ、古賀市商工会や古賀市料飲店組合をはじめ、市民の皆さんが暴力団の排除にかつてない運動の盛り上がりをみせ、マンションなどでは暴力団排除管理規約が制定されるなど、着実に地域社会から暴力団を排除する構図が出来上がりました。
粕屋警察署の岩田幸成署長からも「事件や犯罪を未然に防ぐのが警察の原点です。暴力団が一番恐れているのは地域住民の力です。今後も手を携えて暴力団追放活動にご協力ください」とあいさつをいただきました。この後、暴力追放運動へ貢献していただいている古賀市商工会、古賀市料飲店組合、株式会社ピエトロ古賀工場、山崎製パン株式会社の2団体2社に表彰状を贈りました。
古賀市安全安心まちづくり推進協議会の矢野治男会長が『私たち市民は「暴力団を恐れない」「暴力団を利用しない」「暴力団に金を出さない」という暴力団三ない運動、それに「暴力団と交際しない」というプラスワンの運動を実践し、「安全で平穏に生活できる古賀市」の実現に向けて邁進します』の大会宣言を読み上げ、会場の参加者と暴追意識を確認しあいました。
第2部では古賀竟成館高校のチアリーディング部の演技と吹奏楽部の演奏が披露され、市民大会を終えました。
古賀市においては、今後も市民・警察・企業の皆さんと「安全で安心して暮らせるまち」に向けて、全力で暴力団排除運動に取り込む覚悟です。市民の皆さんのさらなるご支援ご協力をお願いします。
投稿者:【mayor2010】
2012年10月25日 17時35分