10月13日~15日まで岐阜県で開催された第12回全国障害者スポーツ大会に、水泳競技の福岡県代表として出場された北崎利明さん(73歳)が、市長室に報告に来られました。大会には、全国から4000人を超える選手が出場され、福岡県選手団は計35個のメダル(金12個、銀12個、銅11個)を獲得したそうです。北崎さんは、25m自由形と25m背泳ぎに挑まれました。いずれも3位に輝かれ、獲得した銅メダルを見せていただきました。
北崎さんは「銅メダルを獲得できて満足しています。今後も技を磨いてチャンスがあれば再挑戦したい」と話され、意欲を見せておられました。
北崎さんは、大会に参加する前に、被災地の選手の皆さんとも交流したいと話されており、大会の合間に、宮城県の選手団にインタビューされて、選手から一言ずつ書いてもらったコメントを見せてくれました。被災者の方の思いが詰まっていましたので、一部をご紹介します。
「今回の震災でたくさんの人が亡くなりました。亡くなった人の分まで生きていきたいと思います。この国体をひらいてくれた人たちに感謝しておもいっきりプレーしたいと思います」
「全国のみなさまのご支援に感謝の気持ちでいっぱいです。今はこれをどうみなさんに伝えられるか、これまでいただいた励まし、お声掛け、ボランティアの作業、物資等言葉では伝えきれないほどのおもいがあります。まだまだ復旧には時間がかかりますが、宮城も頑張っております。今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました」
北崎さんは、「非常に大きな意義のあった大会でした」と話してくれました。今後も、スポーツを通じて被災地の方との交流も続けていただきたいと思います。今回の被災地の皆さんのコメントは、近く、市役所内の市民ホールに掲示して、市民の皆さんにもご紹介する予定にしています。
投稿者:【mayor2010】
2012年10月30日 12時05分