第5回古賀市地域住民防災訓練を花鶴小学校で開催しました。250人を超える地域の皆さんや坂本副市長をはじめ市職員、市議会議員の皆さんなどが多数参加され、地域の皆さんと共に防災意識を高める一日となりました。東日本大震災や九州北部豪雨など、全国的に大規模な災害が多発する中、古賀市でも防災意識の高さを感じました。訓練にあたって協力していただいた粕屋北部消防本部、古賀市消防団、花鶴小校区の皆さんには、たいへん感謝しています。
古賀市では、地域防災計画に基づき、校区ごとに地域住民を対象にした防災訓練を行っており、今回の訓練では、「前日から降り続く大雨のため、大根川下流域の堤防に決壊の恐れが生じ、花鶴小校区に避難勧告が発令された」という想定で実施しました。
行政側の情報伝達訓練や救護・救急講習、消防署や消防団による展示訓練などが行われました。福岡市消防局のヘリコプターが「緊急出動」し、花鶴小校舎の上空から、ロープを使って毛布などの物資を届ける訓練が披露されました。参加者からは、間近で見るヘリコプターの迫力に大きな歓声が上がりました。
住民避難訓練では、災害時の避難に配慮が必要な災害時要援護者の方の支援も実際に行いました。古賀市では災害時要援護者避難支援プランに基づき、計画の推進を行っています。本番さながらの訓練でしたが、おおむねスムーズに実施されたと思います。
防災は、行政だけで担えるものでなく、自主防災組織をはじめとした地域の方々の連携や備えこそが最も重要であり、被害を最小限にとどめる重要なポイントであります。今後とも、地域の皆さんと一丸になって防災対策に取り組んでいきますので、ご理解とご協力をお願いします。
投稿者:【mayor2010】
2012年11月16日 13時55分