今年一番の寒波が到来し、県内でも初雪が観測されるなど寒い一日となりました。そんな中、古賀市の元会社員、倉田幹夫さん(75)がサンフレアこが2階ギャラリーで初めて開催している「古賀市・周辺の野鳥」写真展に足を運びました。ゆっくり鑑賞させていただき、見事な作品に触れ、熱いものを感じました。作品展は、16日までです。
渓流の宝石とも呼ばれる「カワセミ」や、まさに飛び立とうとしている瞬間を捉えた「ダイサギ」の写真など、70種類の野鳥のシャッターチャンスを逃さないすばらしい出来栄えでした。普段私たちが生活している古賀周辺にも、こんなに多くの野鳥がいることを知りました。
倉田さんは、63歳で定年を迎えた後、自宅の庭に飛んできた野鳥に魅せられ、それからは、暇を見つけてはカメラを肩からぶら下げ、自転車で撮影に出かけるようになったそうです。古賀グリーンパーク、大根川、古賀海岸、千鳥ケ池公園などでシャッターをきったそうです。展示された作品には、一つずつ撮影場所、撮影時期、名前、特徴を記すなど、来場者にも野鳥を身近に感じられる工夫が凝らされていました。
倉田さんによると、古賀には、カモ類やサギ類の野鳥がよく見られるそうで「子どもたちにぜひ写真展に来てもらって、身近な自然や野鳥に興味をもってほしい」と語ってくれました。
また、妻の勝子さんも、色紙を組み合わせて作った色とりどりの多面体折り紙を展示されていました。会場では、折り紙教室のコーナーも設けられ、訪れた子供たちと多面体折り紙を一緒に製作されていました。
倉田さんご夫妻には、お体にご留意されまして、まだまだご活躍されることを祈念いたします。
投稿者:【mayor2010】
2012年12月11日 15時31分