市役所大会議室で仕事始め式を行ないました。市民の皆さんにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、市政に多大なるご理解、ご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
今日から平成25年の業務が始まり、私は市長として3年目を迎えました。 就任時に掲げました公約の実現に向け、第4次古賀市総合振興計画に沿いまして、郷土こがの底力を最大限に引き出すよう更なる努力をしていく覚悟であります。
さて、古賀市は、少子高齢化が進み財源の確保が厳しい状況の中にありますが、福岡市をはじめ九州各地域への玄関口となる古賀SA・ICを有する交通の要衝である利便性の良さと、工業力、モノづくり力などの強みを活かした政策はもとより、子どもから高齢者まで、古賀市で安心して暮らせる市政運営に取り組んでまいります。また、市内の「雇用と需要」を喚起しながら、「選択と集中」で財政秩序を再構築することにより、地域経済の活性化につなげます。
また、衆院選後に、10兆円規模とも言われております公共事業を中心とした大型補正予算の行方に加え、平成25年度から法改正により、3ワクチンの予防接種の恒久化が報道されているところであります。このような政権交代に伴う制度の改正と、予算編成に直結した地方負担の見直しが懸念されますことから、国の動向と地方財政対策を十分に留意し、財政規律を遵守した対応で臨みます。
そして、今後ますます社会の縮退が進む中で、職員の一人ひとりを「人材」から「人財」へと育成させ、「つながり にぎわう 快適安心都市 こが」を合言葉に、市民サービスの向上を図っていきます。
結びにあたり、今年は巳年です。蛇は脱皮を繰り返して成長することから、物事が「実を結ぶ」という意味も持っています。職員一丸となって、今まで培ってきた知恵と技術と勇気を出し合い、市民の皆さんに安心を届けていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿者:【mayor2010】
2013年01月07日 11時43分