未来につなげる安心のまちづくり講演会が、サンコスモ古賀(2階201室)で開かれました。会場には、環境問題に関心のある市民が約50人集まり、熱心に耳を傾けました。
主催の舞の里4・5丁目自治会古賀清掃工場環境対策委員会からは「私たちは、剪定枝の自主回収やごみの減量について勉強会を行い、循環型社会の形成に向け日々活動しています。今回の講演会を自治体と住民が協力し、子や孫の世代により良い環境を残していくために生かせればと思います」とあいさつがありました。
今回の講師を務めていただいたのは、松田美夜子さん(生活環境評論家、元富士常葉大学環境防災学部教授)、藤波博さん(環境省3R推進マイスター)のお二人で、「ごみの減量化・資源化(欧米の環境先進国との比較)、焼却炉の先進技術(ガス化溶融炉とストーカー炉)、国の関連政策の動向」をテーマに講演されました。「生ごみの減量を考える際には、どうやって水分を減らすかが重要です」「企業に比べて市民レベルでは、あまりリデュース、リユースが浸透しているとはいえません」「焼却処分の際に、ガス化溶融炉、ストーカー炉などの多くの選択肢の中から、地域の特性と環境に与える影響を考慮して、どの処理方法が適しているかを考える必要があります」など、ごみの減量や資源化、ごみ処理施設の先進事例について、お話を伺うことができました。
古賀市の海、山、川などには、多種多様の生物がすんでいます。これからもこの素晴らしい環境を残していくために、今後とも、市民の皆さんから広く意見をいただき、古賀市の環境施策に取り組んでまいりたいと思います。
投稿者:【mayor2010】
2013年02月14日 14時47分