「卒業は、人間として成長するための一里塚です。これから皆さんはそれぞれの人生を進んでいくことになります。多くの事を経験し、さまざまな価値観の幸せを見つけてください」――古賀竟成館高等学校で卒業式が行われ、村田良治校長から卒業生へ贈られた言葉です。
私も古賀高等学校組合の組合長として出席しました。この日177人が学び舎から巣立っていかれました。普通科103人、総合ビジネス科が74人の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、生徒一人ひとりに対して真摯に向き合い、指導していただいた先生の皆さんや、これまで子どもたちに深い愛情をもって育て上げられた保護者の皆さんにもたいへん感謝いたしております。「志ある者は事(こと)竟(つい)に成る」。すなわち、「有志竟成」と校名訓にあるように、志を持ち、目標に向かってあきらめない努力をしていただきたいとの願いを込めて祝辞をさせていただきました。
卒業生を代表して、生徒会長を務められた山路愛さんが「生徒会長として無事に任期を終えられたのは、友人、家族、先生など多くの人に支えていただいたおかげです。特に感謝したいのは、一番近くにいてくれたクラスのみんなです。どんなときでもそばにいてくれて、本当に感謝しています」と答辞を聞いて、楽しい3年間を送られてこられたのだと嬉しく思いました。
これから皆さんは、それぞれ違う進路に向かい、人生という大きな海に船をこぎ出す事になりますが、自らの力で力強く進んでいってください。古賀竟成館高等学校の卒業生であることを誇りとし、日本の将来を担うとともに、地域を支える人材として大きく成長されることを切に願っています。
投稿者:【mayor2010】
2013年03月05日 14時10分