朝から黄砂が飛来してきてどんよりした天候でした。今年は大気汚染物質の微小粒子状物質(PM2.5)問題も絡んで、あまりうれしくない春の便りとなりましたが、花鶴丘三丁目区では、昭和57年から約30年に渡って、市民の交流の場として利用されてきた公民館が新しく建て替えられ、お披露目の竣工式が行われました。早速、新公民館では関係者や地域の方たちがコミュニケーションの「花」を咲かせていました。
山本信也区長は「3年間の準備期間の中で、たくさんの方々にご意見やご協力をいただき、ついに完成を迎えることができました。現在、当地区の公民館は年500回を超える使用があり、今後もさらに多くの方にご利用いただき、交流の場にしていきたい」とあいさつをされました。式典では、箏美会(そうびかい)の皆さんによる琴の演奏や、日本舞踊の若柳流による祝いの舞が披露され、公民館の完成に花を添えました。
この公民館は、鉄骨平屋建て延べ床面積約240平方メートルで、玄関にはスロープが設置され、廊下はできるだけ段差をなくし、車いすや杖をつきながらでも安全に行き来できるようにするなど、高齢化率が高くなっている状況のなかで、安心して使用できるデザインにされたそうです。
このようなすばらしい公民館の完成、本当におめでとうございます。今後とも皆さんの力で、この公民館を人や地域がつながり、支え合う拠点にしていって欲しいと思います。
投稿者:【mayor2010】
2013年03月13日 08時49分