古賀市鹿部の福岡食品加工団地内にある株式会社ピエトロの古賀第一工場を見学させていただきました。
第一工場ではドレッシングやソース類、パスタ用調味料を製造し、隣接の第二工場ではレトルト製品やレストラン食材の仕込みをされています。そして、工場は古賀だけであり、全国展開している商品もすべて「古賀産」だったことを知り、古賀のモノづくり力のすごさを改めて感じました。
ピエトロは1980年に村田邦彦社長が、福岡市天神のビルの2階を借りて開いた小さなレストランからスタートしたそうで、「当時から生産・加工・調理はすべて手作りをモットーにやってきたんです」と工場内を案内してくれた執行役員(製造部担当)の山下光雄さんが笑顔で話してくれました(写真右から2人目)。
特にドレッシング作りの過程を見せていただきましたが、「主役」になるたまねぎのカット工程では、社員さんたちが包丁を片手にすばやく切り刻んでいました。1日2万個もカットして、1日平均6万本のドレッシングを出荷していると聞いて驚きました。
日進月歩で味をつくり、30年経っても変わらない「伝統の味」が昭和のロングセラーとして全国の食卓で愛されている秘訣だそうです。これからも「おいしさ」と「健康」を追い続けていただきたいと思います。
※現在、ピエトロの工場では、安全上の理由から見学を受け入れていません。
投稿者:【mayor2010】
2013年05月29日 17時33分