平成18年8月30日(水)、九州運輸局で第2回西鉄宮地岳線代替交通確保調整協議会が開催され、第三セクターによる鉄道存続について幹事会での検討状況が報告がされました。土地等関係資産を有償譲渡とし、第3セクター鉄道事業に関与はしないとする西日本鉄道株式会社の考え方を前提に、車種別(電車とディーゼル)、運行間隔別(13分と26分)、全部で4パターンの第三セクター化が検討されています。検討結果として初期投資額(約92~98億円)と営業損益(約3.1億~4.8億円)が見込まれることが報告されました。
各自治体から存続実現が非常に厳しいとの意見が出ました。私も「できることなら第三セクターとして残したいが、初期投資・経営収支・安全管理の面から実現は難しいと考えている」と意見を述べました。存続の可否と代替交通機関について幹事会でさらに検討を進めることが確認されました。
投稿者:【mayor】
2006年09月01日 16時40分