九州に118ある市のうちの100の首長が熊本県天草市に集い、九州市長会総会が開催されました。天草市は総面積が古賀市の約17倍もあり、東シナ海・有明海・八代海の3つの海に囲まれた自然豊かなまちで、対岸には雲仙普賢岳を見ることもできました。天草市への年間の観光客は300万人を数え、キリシタン文化の歴史や世界に誇る陶磁器を見たり、遭遇率が98%というイルカウォッチングは一年中楽しむことができます。
総会では17議案と2決議案が慎重に審議され、特に合併自治体の地方交付税の特例措置のあり方について、合併していない市からの異論が多く修正が必要となりました。また、特別講演では、放送作家であり熊本県地域プロジェクトアドバイザーの小山薫堂さんが「今こそ、九州サプライズ!」の演題で、あの“くまモン”の誕生秘話をお聞かせくださり、くまモン誕生までの経緯はまさに驚きでした。
翌日は、3つのテーマに分かれた意見交換会に参加しましたが、どの市においても少子高齢化に伴う財源や人員不足の課題を抱えており、その解決策についてさまざまな事例をご享受いただいたところです。これからも本市の持つ地域資源を活用しながら、九州が一丸となって課題の解決に取り組んでまいります。
投稿者:【mayor2010】
2013年10月21日 17時01分