仕事納めの式に幹部職員をはじめ約40人が集まり今年最後の訓示を行った後、各職場を巡りました。市職員には、めまぐるしく変化する環境の中で、地域市民に寄り添いながら行政サービスの提供に尽力いただいたことに感謝申し上げるとともに、明日から9日間もある年末年始においても、常に市民全体の奉仕者であることを忘れず、使命感と倫理感持って行動していただくようお願いしました。
今年の日本を振り返りますと、安倍政権の着実な政策で景気回復の兆しが見え、強い日本を取り戻している雰囲気を感じました。そのような中で、9月に2020年の東京オリンピックの開催が決まり、日本に元気と明るさを与えてくれたものと思っています。
さて、本市におきましては、やはりまずは金銅製馬具の出土をあげさせていただきます。国内でも例を見ない6世紀後半の遺物が次々と発見され、出土した3月から今月に至るまで、全国的に注目されてきました。今後さらに、歴史的価値の解明と当時の生活文化の研究が進むと思われますが、並行して古賀市の観光の起爆剤として生かせるよう取り組みたいと考えています。
そして、この12月には都市計画区域外の適切な土地利用のために、地域に望ましくない建築物を規制できる「古賀市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例」を施行しました。これにより、緑豊かな自然と調和し、美しい街並みに配慮しながら将来にわたって安全・安心なまちづくりが確保できるものと期待しています。
一方で、古賀市が既に持っている農業や商業、工業の強みを表舞台に出せた一年であり、地域経済活性化を促進してまいりました。来年は私の市長としての締めくくりの年であります。実行可能なものは先送りすることなく推進するとともに、チャレンジ精神も忘れずに市政運営を図ってまいります。
結びに、市民の皆さまには、この2013年も多大なるご理解とご協力を賜り誠にありがとうございました。来年が市民の皆さまにとりまして、希望に満ちた輝かしい年となりますよう心からご祈念申し上げ、今年最後のブログとさせていただきます。
投稿者:【mayor2010】
2013年12月27日 16時49分