独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊村落開発普及員として平成24年から2年間のキルギス共和国での任務を終えて帰国した古賀市出身の佐々木舞さんが活動の報告に市役所へ来られました。
キルギスでは、主にカモミールやネトルといった現地で採れるハーブを使った天然の石けん作りによる特産品開発の支援に取り組んでこられました。佐々木さんが支援して開発された石けんは、香りがよく現地の人の間でもたいへん好評で重宝されたそうです。
キルギスは、国土全体の40%が標高3000mを超え、冬は氷点下30度にもなる日本とは大きく自然条件が異なる国ですが、その中でも佐々木さんは、素朴で温かな人柄の人たちに囲まれ、とても充実した生活を送ることが出来たそうです。
今後は、キルギスでの2年間の特産品開発などの経験を糧に、日本でもまちづくりや地域振興に携わっていきたいと抱負を語っておられました。
佐々木さんのような海外で貴重な経験を積んだ若い方が、古賀市でも素晴らしい力を発揮されることを期待しています。
投稿者:【mayor2010】
2014年07月31日 15時00分