災害発生時においては、1分1秒を争う対策が必要です。そして住民の安否確認のため、古賀市の地理に通じていない他市町村からの応援や災害ボランティアへ派遣箇所を伝えるため様々な局面で地図が必要となります。
そこで災害発生時に即時に住宅地図を活用できる環境を構築するため、災害が発生していない平時から災害対策用に地図を供給していただくこと、災害時には通常禁止である地図の複製について事前に許諾をいただくことなどについて、株式会社ゼンリンと古賀市で「災害時における地図製品等の供給等に関する協定」を締結しました。この協定では、防災目的であれば、訓練などにも
平時からこれらの地図を利用できることとなっています。
これまで古賀市では、自主防災組織の構築の推進や自力で避難することが困難な高齢者や障がい者などの災害時要援護者の皆さんに、安全・確実に避難していただくため「古賀市災害時要援護者避難支援プラン」を策定するなど防災力強化に取り組んできました。今回の協定は、株式会社ゼンリン様からのご提案により協定の締結に至りましたが、この協定が防災力の充実に大きくつながっていくものと考えます。市としましても、株式会社ゼンリンに感謝申し上げるとともに、更なる防災力強化をめざして取組を進めてまいります。
投稿者:【mayor2010】
2014年07月31日 18時00分