将来都市像に「健康寿命延伸都市」を掲げている長野県松本市より商工観光部健康産業・企業立地課の小林課長をお迎えし、健康長寿の要因や、実績をあげている数々の取組などをご紹介いただきました。長野県の平均寿命は平成22年には男女ともに全国一を達成しており、世界的に見てもトップレベルの水準とのことです。
お話の中では、市内全35地区に設置し、地域住民が中心に活動している「福祉ひろば」が健康づくり・地域福祉の拠点として根付いていることや、企業連携事業としてコンビニエンスストアで健康相談会を実施していることなど、地域に密着した先駆的な取組をご説明いただきました。こうした取組は高く評価され、「健康寿命をのばそう!アワード第1回」では自治体部門で厚生労働大臣賞を受賞されています。
古賀市でも、健康づくり推進員の皆さんとともに骨密度・体組成の測定会や、広報紙で健康づくりや食に関するコラムを連載したり、地産地消・健康レシピを市ホームページで公開したりするなど、さまざまな取組を行っています。今後も、松本市のような先進地を参考にしつつ、市民のみなさんが毎日をより健康に暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。
※健康寿命…介護を受けたり、寝たきりになったりせずに自立して健康に生活できる年齢のこと。
投稿者:【mayor2010】
2014年09月18日 15時34分