高知県高知市で開催された第76回全国都市問題会議に参加しました。全国から約2000人の首長、市議会議員等が集まり、「都市と新たなコミュニティ-地域・住民の多様性を活かしたまちづくり-」をテーマに2日間にわたって講演、報告、パネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは大学でコミュニティデザインを研究する山崎亮教授のコーディネートのもと、東京都三鷹市長や福岡県宗像市長ら5名による取組紹介がありました。山崎教授の「10万人規模以下の自治体では地縁コミュニティが強いが、10万人を超えると自治体加入率が下がる傾向にある。これからは人口減少の時代。将来は昔の自治会に戻っていくという思いもある。」「コミュニティに人を取り込むには地縁型とテーマ型の活動をミックスしていくのがよい。」「参加を促すためには普段からどう言葉を掛け合うか、日頃からのコミュニケーションが大事。」「行政が前に出過ぎてもダメ。」といった言葉が印象に残りました。
閉会式では、次回開催地の長野県長野市長があいさつされ、平成27年度に観光名所「善光寺」で行われる7年に1度の御開帳(ごかいちょう)を力強くPRされて終了しました。
先進地の取組は古賀市のコミュニティや自治会制度を考える参考になりました。さらなる研究を進めて良いものを取り入れていきたいと考えます。
投稿者:【mayor2010】
2014年10月20日 20時16分