舞の里小学校で、市地域住民防災訓練を実施しました。11時にマグニチュード8の地震が発生し災害対策本部を立ち上げたという想定で訓練を開始。避難経路の確認の意味で市民も自宅から舞の里小学校までの道のりを徒歩で避難しました。訓練会場では粕屋北部消防本部と市消防団から消防車やはしご車が出動して、被災者を校舎屋上からはしご車で救助したり、火災が発生した校舎へ放水作業を行うなど、本番さながらの実演訓練が行われ、参加した市民も真剣な表情で活動を見学しました。
このほかにもグラウンド内では備蓄食の配布や避難所展示などが行われたほか、市職員が緊急地震速報時にどのように行動するか説明を行いました。訓練で実際に速報アラーム音を聞いた小さなお子さんが率先してヘルメットをかぶって机の下に隠れる姿や、この姿を見習って他の大人も避難姿勢をとるなど、真剣に防災訓練に取り組む市民の姿にとても感心させられました。
いつ起こるが分からない災害に備え、こうした防災訓練に参加していざというときにどう行動するかを確認することは大切なことです。災害時によく言われる自助、共助、公助のうち、市民による自助、共助の2つが実際の災害では一番大切ですので、今後も地域防災活動にご理解・ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。
投稿者:【mayor2010】
2014年10月29日 15時26分