10月7日、福津市宮司コミュニティセンターで開催された第129回福岡県市長会総会に出席しました。福岡県市長会は県内28市で構成し、市間の連絡協調、円滑な市政運営と発展を目的に年2回開催されています。
総会では10件の議案を審議し、このうち新しい議案である地方自治体に対する財政的支援や国の役割の明確化など、「地方創生の推進」としての要望を全会一致で可決しました。
引き続き行われた講演会では「地域活性化について」と題し、「ぶどうの樹」レストラングループを経営されている株式会社グラノ24K社長、小役丸秀一さんのお話しがありました。地元の新鮮な野菜や魚を使って「どこにでもある田舎」ではなく「ここにしかない田舎」をコンセプトに岡垣町のぶどう園でレストランを始められた小役丸社長。「地元のものにこだわる、ないものねだりをしない、地域のものをまるごと活かす」さらに「生産者、加工者、販売者の全員が得をする」という考えに基づく取り組みは、地域活性のお手本として大変興味深いものでした。
研修会では2017年世界文化遺産の推薦候補に決まった「宗像・沖ノ島と関連遺産群」のひとつ「新原・奴山古墳群(福津市)」を舞台にした市民創作劇が披露され、市民のみなさんの熱演を楽しませていただきました。開催地である福津市のみなさんから素晴らしいおもてなしをいただき厚くお礼申し上げます。
投稿者:【mayor2010】
2015年10月13日 18時27分