市内にお住まいの冨田晃弘さん、丸林啓次さんの2人が、今年の春の褒章で紅綬褒章を受章され、本日報告のため訪問してくださいました。2人は昨年7月に市内の中川潮騒橋付近の海辺で遊んでいた児童3人が流されてしまった際、危険を顧みずに救助活動を行ったということで、今回の受章となりました。
現場は3mの風が吹き、離岸流(海岸から沖へ向かう速い潮の流れ。速さは秒速1~2m以上)が発生して、泳ぎの上手い人でも溺れてしまうような危険な状況だったということで、推薦をした粕屋北部消防本部の仁部義治消防長は「私たちプロでも、専門の道具をつけずに救助するのは難しい。2人が勇気を持って、迅速に救助活動を行ったことは本当に尊敬できる」と絶賛していました。
学生時代に水球をしていたという冨田さんは「溺れていた男の子のところまで辿りついたものの、流れが早くなかなか進めないでいたところに、浮き輪を持った丸林さんが助けに来てくれ、助かった」と話してくれました。
今年の春の褒章では、人命救助を行った人に贈られる紅綬褒章は6人だったそうです。その中の2人が古賀市の市民ということで、誇らしく思うとともに、我が身を顧みない2人の勇気に深く感謝します。
投稿者:【mayor2010】
2016年06月06日 09時13分