1月19日、大野城市内で開催された「福岡県市長会第17回中ブロック会議」に出席しました。健康づくりに関する研修とし、2つの講演をお聞きしました。。
一人目は福岡大学筑紫病院の副病院長で日本糖尿病学会専門医でもある小林邦久氏による「糖尿病に係る取組について」と題したご講演でした。早い段階における糖尿病患者の約6割が診察・治療を受けずにいるそうで、そのことが重症化につながり、ひいては医療費増大につながっています。先生は、医療以前のサポートシステム構築が必要との見解を示され、「保険者(行政)が持っている情報(レセプト・保健指導の内容など)を、病院と連携しながら活用を進め、未通院者に通院を促すことが重症化防止につながる」とお話しがありました。
二人目は筑紫薬剤師会会長の竹下文明氏によるご講演で、薬局が健康相談の場として、市民がもっと気軽に利用できるようにしていくための活動紹介がありました。
早期発見、早期治療が健康づくりのために重要であるとあらためて感じました。
投稿者:【mayor2010】
2017年01月20日 16時59分